どうも、月見(@Suzuka14144156)です。
仮想通貨取引所を選ぶ際、手数料の違いは重要な判断基準となります。今回の記事では、国内取引所「Coincheck(コインチェック)」と海外取引所「Bybit(バイビット)」を比較し、それぞれの取引における実質的な手数料コストを徹底検証します。筆者が独自に調査・計算したデータを基に、どちらがより経済的かを明らかにしていきます。
そのためこの記事は、このようなお悩みをお持ちの方におすすめの記事です。

- なるべく手数料を抑えたい
- バイビットとコインチェックはどっちがいいの?
BybitとCoincheckの現物取引における費用の比較

つまり、ビットコインの取引であれば、Coincheckのみでよいがその他通貨を取引するなら、Bybitがよいと言えます。
取引するのに実質かかる費用の比較結果
- ビットコイン取引における手数料比較
- 1ビットコイン(約1500万円)や0.1ビットコイン(約150万円)の取引では、Bybitの手数料がCoincheckよりも大幅に高いです。
- イーサリアム取引における手数料比較
- 1イーサリアム(約57万円)の取引では、逆にCoincheckの手数料がBybitよりも高いです。
BybitとCoincheckの現物手数料
ビットコインの場合(約1500万円の取引の場合)
Coincheck:0円
Bybit:97902.59$×157.33円×0.001(0.1%)=15,403.01 円
Coincheck:(15406355-15402065)=4290円
Bybit:97907.11-97904.10= 3.01$=3.01$×157.33円 USD=473.56円
2025年時点のビットコインのスプレッド(以下画面左側がCoincheck、右側がBybit)。

ビットコインの場合(約150万円の取引の場合)
Coincheck:0円
Bybit:9790.259$×157.33円×0.001(0.1%)=15,40.301 円
Coincheck:(15406355-15402065)×0.1=429円
Bybit:(97907.11-97904.10)×0.1= 0.301$=0.301$×157.33円 USD=47.356円
イーサリアムの場合(約57万円の取引の場合)
Coincheck:573858円×0.001(Taker手数料0.1%)=573.86円
Bybit:3644.11$×157.33円×0.001(0.1%)= 573.33円
Coincheck:573699円-572523円=1176円
Bybit:3644.12$-3644.11= 0.01$=0.01$×157.33円 USD=1.57円
2025年時点のイーサリアムのスプレッド(以下画面左側がCoincheck、右側がBybit)。

Coincheckとは?

項目 | 内容 |
---|---|
取り扱い通貨 | – ビットコイン(BTC) – イーサリアム(ETH) – リップル(XRP) – ネム(XEM)など、計31種類 |
暗号資産の購入方法 | – 販売所で購入 – 取引所で購入 |
レンディングサービス | – 「Coincheck貸暗号資産サービス」で暗号資産を貸付可能 – 貸出期間は14日〜365日から選択 – 年率1%〜5% |
つみたてサービス | – 「Coincheckつみたて」で暗号資産の積立投資が可能 – 毎月1万円から、上限100万円 – ドルコスト平均法で長期投資に適している |
NFTマーケットプレイス | – 「Coincheck NFT」でNFTの売買が可能 – 20種類以上の暗号資産とNFTを交換可能 – ネットワーク手数料が無料 |
Coincheckとは、日本の暗号資産(仮想通貨)交換業者の一つです。主な特徴は以下の通りです。
- 手数料の安さ:取引所での現物取引手数料が無料。販売所取引の手数料も無料だが、0.1〜5%のスプレッドあり。(参考)日本円の入金手数料は銀行振込なら無料。日本円の出金手数料は407円と業界最安水準。
- セキュリティ:コールドウォレットによる分別管理、2段階認証、マルチシグ、SSL通信による暗号化など高いセキュリティ体制。
- 信頼性:金融庁から仮想通貨交換業の登録を受けた国内大手取引所の一つ。東証一部上場のマネックスグループ傘下
- サポート体制:メール、チャット、電話での手厚い日本語カスタマーサポート
Bybitとは?

項目 | 内容 |
---|---|
取引所ランキング | 2位 |
24時間取引高 | ¥828,046,087,655 |
平均流動性 | 723 |
週次訪問数 | 5,597,579 |
取扱市場数 | 1,099 |
取扱通貨数 | 711 |
サポート済みフィアット通貨 | USD, EUR, GBP and +3 more |
- 高いレバレッジ取引:最大100倍のレバレッジ取引が可能
- 多様な取引商品:現物取引、デリバティブ取引、レバレッジトークン、オプション取引など
- 手数料の安さ:0.005~0.1%と業界最安水準
- 日本語対応:サイト、アプリ、カスタマーサポートが完全日本語対応
- 高い安全性:コールドウォレットによる資産管理、2段階認証、ゼロカットシステムなど
Bybitは、仮想通貨市場で圧倒的な存在感を誇る取引所の一つです。その最大の特徴は、現物取引で353種類、デリバティブ取引で304種類という豊富な通貨ペアを取り扱っている点です。USDT建てやBTC建てなど、多様な通貨ペアが用意されており、初心者から上級者まで幅広い投資家のニーズに応えることができます。この多様性により、投資家は柔軟にポートフォリオを組むことが可能です。
また、Bybitは業界トップクラスの流動性を誇り、急激な価格変動が起きた場合でも安定した取引環境を提供しています。サーバーの安定性にも優れており、大量の取引が発生する状況でもスムーズな取引が可能です。さらに、手数料も非常に競争力のある水準で、現物取引ではメイカー・テイカーともに0.1%、デリバティブ取引ではメイカー0.01%、テイカー0.06%と設定されています。大口投資家向けにはVIPプログラムが用意されており、さらなる手数料割引が適用される点も魅力的です。

Bybitでは最大100倍のレバレッジを利用できるデリバティブ取引が可能で、高リスク・高リターンを狙うトレーダーに支持されています。一部のMT5プラットフォームでは最大500倍(仮想通貨は200倍)のレバレッジにも対応(Bybit公式ページ)しており、他の取引所にはない高度なトレード機能を提供しています。また、日本語対応も充実しており、公式サイトやアプリだけでなくカスタマーサポートも完全日本語対応です。これにより、日本人ユーザーも安心して利用することができます。

さらに、Bybitは仮想通貨以外にも為替や貴金属、コモディティなど、多様な金融商品を提供しており、投資家に幅広い選択肢を提供しています。このような多様性と利便性が評価され、CoinMarketCapのランキングでは現物・先物ともに2位にランクインしています。24時間取引高では約¥5兆円を超える規模を誇り、その信頼性と人気の高さを示しています。
Bybitは、高い流動性、多様な通貨ペア、低手数料、日本語対応といった特徴を兼ね備えた海外仮想通貨取引所として、多くの投資家から支持されています。特にデリバティブ市場での存在感は圧倒的であり、初心者から上級者まで幅広い層にとって理想的なプラットフォームと言えるでしょう。
以上のように、Bybitは高いレバレッジ取引や多様な取引商品、低手数料、日本語対応など、ユーザーにとって魅力的な特徴を多く備えた海外の仮想通貨取引所といえます。
参考:Bybit公式サイト
海外と国内の仮想通貨取引所の違い
- CoincheckとBybitを個別で比較する前に、海外の仮想通貨取引所と国内取引所の全体的な違いについて、メリットとデメリットの観点からまとめます。
項目 | 海外取引所 | 国内取引所 |
---|---|---|
取扱通貨数が多い | 〇 | × |
最大レバレッジが高い | 〇 | × |
手数料が安い | 〇 | × |
ゼロカットシステムがある | 〇 | × |
キャンペーンが豊富 | 〇 | 〇 |
日本語対応が充実 | × | 〇 |
法的規制が厳しい | × | 〇 |
セキュリティ対策が高い | × | 〇 |
信頼性が高い | × | 〇 |
サポートが充実 | × | 〇 |
初心者向け | × | 〇 |
〇は該当項目に優れていること、×は劣っていることを示しています。
海外取引所は、取扱通貨数の多さ、高いレバレッジ、安い手数料、ゼロカットシステムの導入など、トレーダーにとって魅力的な点が多いですが、日本語対応が乏しく、法的規制が緩いためセキュリティや信頼性の面で劣ります。

一方、国内取引所は金融庁の監督下にあり、法的規制やセキュリティ面で優れており、日本語でのサポートも充実しているため、初心者でも安心して取引できます。ただし、取扱通貨数やレバレッジ、手数料の面では海外取引所に劣ります。

それぞれの特性を理解した上で、自身の目的やリスク許容度に合った取引所を選ぶことが重要だと言えるでしょう。特に初心者の方は、信頼性の高い国内大手取引所から始めることをおすすめします。
取扱通貨数
取引所 | 取扱通貨数 |
---|---|
海外 | 数百〜1000種類以上 |
国内 | 20〜40種類程度 |
海外取引所は国内に比べて圧倒的に多くの通貨を取り扱っています。
手数料
取引所 | メイカー手数料 | テイカー手数料 |
---|---|---|
海外 | 0.005%〜0.1% | 0.02%〜0.1% |
国内 | -0.02~5% | 0~5% |
bitbankという国内取引所がもっとも手数料が低く、メイカー手数料が-0.02%と取引するとプラスになります。
法的規制
海外取引所の中には日本の資金決済法に違反しているところもあり、トラブル時に適切な保護やサポートを受けられない可能性があります。
一方、国内取引所は金融庁の監督下にあり、顧客資産の分別管理などが義務付けられているため、安心して取引できます。
セキュリティ
海外取引所の中にはセキュリティ対策が不十分でハッキング被害のリスクがあるところもありますが、Bybitは高いセキュリティ対策を実施しており、安全性が評価されています。具体的には、資産の大部分をオフライン保管する「コールドウォレット」を採用し、マルチシグネチャや二段階認証(2FA)、リアルタイムモニタリングなどを導入して不正アクセスを防いでいます。また、定期的なセキュリティ監査や準備金証明の公開により透明性も確保しています。
一方、日本国内の大手取引所もコールドウォレットによる資産保護や厳格な本人確認(KYC)手続きなど、高度なセキュリティ対策を講じています。日本の金融庁による規制が厳しいため、国内取引所は安全性が高い選択肢とされています。ただし、海外取引所にはセキュリティレベルに差があるため、利用時には取引所選びに注意が必要です。
規模
海外大手取引所は国内取引所を大きく上回る取引高があり、流動性が高いのが特徴です。
以上のように、海外取引所は豊富な通貨の取扱いや低手数料などのメリットがある一方、法的リスクやセキュリティ面の不安というデメリットもあります。一方、国内取引所は安心・安全面で優れていますが、取扱通貨数や手数料面では劣ります。それぞれの特性を理解した上で、自身の目的に合った取引所を選ぶことが重要だと言えるでしょう。
バイビットとコインチェックの比較表

手数料の種類 | Bybit | Coincheck |
---|---|---|
日本円入金手数料 | – | 3万円未満: 770円 3万円以上: 1018円 |
日本円出金手数料 | – | 407円 |
暗号資産入金手数料 | 無料 | 無料 |
販売所手数料 | – | 無料 |
現物取引手数料 | Maker/Taker: 0.1% | Maker: 無料または0.05% Taker: 無料または0.1% ※銘柄により異なる |
デリバティブ取引手数料 (USDT/インバース) | Maker: 0.01% Taker: 0.06% | – |
デリバティブ取引手数料 (USDC) | Maker: 0.01% Taker: 0.06% | – |
オプション取引手数料 | Maker/Taker: 0.03% | – |
暗号資産送金手数料 | 通貨により異なる (例: BTC 0.0005, ETH 0.01) | 有料 (銘柄により金額は異なる) |
主な違いは以下の通りです。
- Bybit は日本円の入出金に対応していないが、Coincheck は対応している
- 現物取引手数料は Bybit が一律0.1%なのに対し、Coincheck は無料または0.05%/0.1%と銘柄により異なる
- Bybit はデリバティブ取引やオプション取引にも対応しており、Maker手数料が0.01~0.03%と低め
- 暗号資産の送金手数料は Bybit が通貨により異なる固定額、Coincheck は有料で金額は銘柄による
バイビットは、仮想通貨で入金する必要があるので、初心者には、そこがハードルかもしれません。
ただ、手数料のことを考えるとバイビットの方が低いので、送金に慣れてしまえばバイビットの方がオススメです。
取り扱い銘柄数の比較
- Bybitの方が取り扱い銘柄の種類は豊富である
主な違いは以下の通りです。
- Bybit は1000種類以上の幅広い暗号資産を取り扱っているのに対し、Coincheck は29種類と比較的少ない。
- Coincheck は日本の国内取引所のため、国内で人気の MONA など日本独自の暗号資産も取り扱っている
- Bybit は海外取引所のため、海外発の新しい暗号資産にいち早く対応しているのが特徴
取り扱い暗号資産数だけで言えば Bybit の方が充実していますが、日本円の入出金や国内の人気コインを重視するなら Coincheck を選ぶのもよいでしょう。
自分の投資方針に合った取引所を選ぶことが大切です。
バイビットとコインチェックはどっちがいいの?

比較項目 | Coincheck | Bybit |
---|---|---|
おすすめユーザー | 初心者 | 中級者以上 |
取引形式 | 販売所が中心 | 現物取引、デリバティブ取引、オプション取引 |
手数料 | – 販売所: スプレッド込み無料 (実質0.5~5%程度) – 取引所: Maker無料または0.05%、Taker無料または0.1% | – 現物取引: Maker/Taker 0.1% – デリバティブ: Maker 0.01%、Taker 0.06% – オプション: Maker/Taker 0.03% |
100万円取引時の手数料 | 販売所: 5,000~50,000円程度 | 現物取引: 1,000円 |
入金方法 | 日本円、暗号資産 | 暗号資産のみ |
取り扱い暗号資産数 | 23種類 | 600種類以上 |
セキュリティ | 高い | 非常に高い |
特徴 | – 初心者向けの使いやすさ – 日本円の入出金に対応 – 国内の人気コインを取り扱い | – 本格的なトレードが可能 – 海外発の新しい暗号資産に強い – 手数料が安い |
その理由を詳しく見ていきましょう。
初心者におすすめなコインチェック
コインチェックは、日本円の入金に対応しており、販売所形式での取引が中心です。
販売所では、スプレッド(売値と買値の差)込みで手数料無料で取引ができるため、初心者でも簡単に取引を始められます。

ただし、スプレッドが広いため、実質的には0.5~7%程度の手数料がかかっていると考えられます。
以下は、コインチェックのスプレッドです。

中級者以上におすすめなBybit

一方、Bybitは海外の取引所で、600種類以上の幅広い暗号資産を取り扱っています。現物取引だけでなく、デリバティブ取引やオプション取引にも対応しており、本格的なトレードを行いたい方に適しています。
Bybitの現物取引手数料は、メイカー・テイカーともに0.1%と、コインチェックの販売所のスプレッド込み手数料よりも安くなっています。
例えば、100万円分の取引を行った場合、Bybitでは1,000円の手数料ですが、コインチェックの販売所では5,000~10,000円程度の手数料に相当すると考えられます。
ただし、Bybitは日本円の入金に対応しておらず、暗号資産での入金が必要となります。
これが初心者にとってはハードルになる可能性があります。
バイビット(Bybit)とコインチェックのステーキング、レンディングサービスの違い
ステーキングとは?
- ステーキングとは、保有している暗号資産を一定期間ロックアップ(預ける)することで、その暗号資産のブロックチェーンネットワークの運営に参加し、報酬を得ることができる仕組みです。
- 報酬は、仮想通貨で貰えるのが一般的です。
ステーキングの仕組みの概略は、以下になります。

バイビットとコインチェックの比較
初心者におすすめなコインチェックのレンディング

コインチェックは、現在ステーキングサービスを提供していませんが、レンディングサービスは充実しており、初心者でも簡単に利用できます。
主な特徴は以下の通りです。
- レンディング:BTC、ETH、XRP、LTC、BCHなど23種類の通貨に対応。最大年利は5%程度。
- 最低レンディング金額は通貨により異なる(例:BTC 0.005)。
- 日本円の入出金に対応しているため、初心者でも利用しやすい。
- レンディング期間は15日、30日、90日から選択可能。
中級者以上におすすめなBybitのステーキング・レンディング

一方、Bybitは、ステーキングとレンディングの両方のサービスを提供しており、より高度な投資が可能です。
主な特徴は以下の通りです。
- ステーキング:BTC、ETH、USDT、USDC、BUSDなど100種類以上の通貨に対応。年利は最大30%以上(一部プランは期間限定)。
フレキシブルステーキング:いつでも解約可能。年利は変動。
レンディング:USDT、USDC、ETH、BTC、DAIなど100種類以上の通貨に対応。年利は10%以上。 - 自動積立機能により、複利運用が可能。
- 暗号資産での入金が必要だが、より高い利回りを得られる可能性がある。
- 定期ステーキング:ロックアップ期間あり。年利は固定。

特にBybitでは、USDT(テザー)のステーキングが可能で、高い利回りを期待できるため、資産運用の選択肢として非常に魅力的です。USDTは米ドルにペッグされたステーブルコインであるため、価格変動リスクが低く、初心者にも適しています。
BybitのUSDTステーキングでは、以下のような利回りが提供されています。
- 積立ステーキング:年利15%程度が一般的で、いつでも払い戻しが可能な柔軟性が特徴です。
- 定期ステーキング:期間を固定することで、最大50%の高利回りを得られる場合があります。
- 特定のキャンペーンやプロモーションでは、さらに高い利回り(例:555%や1000%)が提供されることもあります
参考:BybitのUSDTステーキングの利回り
Bybitとコインチェックのリスク比較
- 自分のリスク許容度に合った取引所を選ぶことが重要です。
- 初心者はコインチェックから始めて、ある程度リスクを理解してからBybitの利用を検討するのがおすすめです。
初心者におすすめなコインチェックのリスク
コインチェックは、日本の金融庁から仮想通貨交換業の登録を受けた国内取引所です。このため、資金の分別管理や利用者保護の観点から、一定の規制の下で運営されています。
主なリスクは以下の通りです。
- セキュリティ:2018年のNEM流出事件以降、セキュリティ体制を強化。
- 法規制:国内の法規制に準拠しているため、急な規制変更の影響を受けやすい。
- 取り扱い通貨:29種類と限定的なため、個別通貨のリスクは分散しにくい。
- 金融庁の監督下にあるため、信頼性は高い。
参考:流出の仮想通貨NEM、不正交換疑い31人摘発 188億円分
中級者以上におすすめなBybitのリスク
一方、Bybitは海外の取引所で、日本の規制は受けていません。そのため、サービス内容の自由度は高い反面、リスクも高くなる傾向があります。
主なリスクは以下の通りです。
- セキュリティ:コールドウォレットでの資産管理など、高度なセキュリティ体制を整備。
- 法規制:海外取引所のため、日本の規制変更などの影響は受けにくい。ただし、金融庁から無登録で仮想通貨取引を提供していたとして警告を受けたことがある。
- 取り扱い通貨:600種類以上と多いため、個別通貨のリスク分散は可能だが、一部にはハイリスクな通貨も含まれる。
- デリバティブ取引:レバレッジ取引ができるため、高いリターンを狙える反面、リスクも高い。
海外取引所への送金方法
- Bybitなどの海外取引所には、暗号資産で入金する必要がある。
- そのため、国内取引所で日本円を入金し、暗号資産を購入後、海外取引所へ送金する。
日本円が直接利用できない海外取引所の特性

海外の暗号資産取引所では、日本円を直接入金できるケースが非常に少ないです。そのため、国内の暗号資産取引所で購入した暗号資産を海外取引所へ送金する必要があります。これは、海外取引所での売買やサービス利用を目的とする場合に一般的な手法です。
暗号資産での送金のメリット
暗号資産を利用した送金には以下のようなメリットがあります。
- 手数料が安い:銀行を介した法定通貨送金と比較してコストが低い。
- 迅速な着金:ブロックチェーン技術を活用しているため、送金スピードが速い。
- 24時間365日対応:時間や曜日に関係なく送金可能。
トラベルルールへの対応
2023年以降、日本では「トラベルルール」が施行され、暗号資産送金時に送金人や受取人の情報を通知することが義務付けられました。この規制により、国内取引所から一部の海外取引所への直接送金が制限される場合があります。そのため、事前に対応可能な取引所かどうか確認することが重要です。
送金手順
- 国内取引所で仮想通貨を購入:
- まず日本円を国内取引所に入金し、ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)などの暗号資産を購入します。
- 海外取引所でアドレスを取得:
- 送金先となる海外取引所で口座開設後、入金用アドレス(場合によってはタグも)を取得します。
- 国内取引所から送金:
- 国内取引所で取得したアドレスを指定し、購入した暗号資産を送信します。この際、少額でテスト送金を行うことが推奨されます。
海外の取引所へ送金する方法としては、bitbankからXLMを購入して送金する方法がオススメです。
なぜなら、手数料が低く送金スピードが速いためです。
注意点
以上の理由から、国内取引所から暗号資産で送金することは、海外取引所利用時に不可欠なプロセスとなっています。
国内取引所でオススメの取引所

- コインチェックより手数料が低い取引所はないの?
コインチェックの手数料が高いのは、販売所形式で購入する場合です。
そこで、オススメな取引所が、Bitbank(ビットバンク)です。
というのは、ビットバンクでは、全銘柄が板取引にて購入可能なためです。
詳細は、以下の記事を参考にしてみてください。
参考:【徹底比較】Bybit vs bitbankの手数料や口コミから選ぶべき取引所は?
bitbankとは?

項目 | 内容 |
---|---|
取扱通貨数 | 38種類2 |
主な取扱通貨 | ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)など3 |
取引手数料(BTC) | 現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(取引所):メイカー -0.02%、テイカー +0.12%3 |
入金手数料 | 無料3 |
出金手数料 | 3万円未満:550円 3万円以上:770円 |
仮想通貨送金手数料 | 銘柄ごとで異なる。BTC送金は約2,500円 |
テクニカル指標 | スマホアプリで60種類以上 |
レンディングサービス | 「暗号資産を貸して増やす」で最大年率3%の貸借料 |
評判 | – 仮想通貨取引量が多い – 手数料が比較的安い – 分析ツールが豊富で優秀 – アプリが使いやすい – 出金・送金手数料がやや高め |
バイビットとコインチェックの比較まとめ
手数料
- バイビットの方が全体的に手数料が安い
- コインチェックは日本円の入出金に対応しているが、手数料が高め
- バイビットは暗号資産での入金のみで、初心者にはハードルが高い
取り扱い銘柄数
- バイビットは100種類以上の暗号資産を取り扱っており、種類が豊富
- コインチェックは23種類と比較的少ないが、国内の人気コインを取り扱っている
ステーキング・レンディングサービス
- バイビットはステーキングとレンディングの両方に対応し、最大年利が高い
- コインチェックはレンディングのみ対応で、最大年利は5%程度
- バイビットは複利運用が可能だが、暗号資産での入金が必要
リスク
- コインチェックは国内規制の影響を受けやすいが、金融庁の監督下にあり信頼性が高い
- バイビットは海外の取引所で規制の影響は受けにくいが、信頼性はやや低い
- バイビットはデリバティブ取引にも対応しているため、リスクが高い
初心者にはコインチェックがおすすめで、中級者以上やより高度な取引を行いたい方にはバイビットがおすすめです。自分のスキルレベルやリスク許容度に合った取引所を選ぶことが重要です。
今回の記事は、以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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