どうも、月見(@Suzuka14144156)です。
今回の記事では、Bybit(バイビット)とCoincheck(コインチェック)どちらで口座開設するのが良いのか?についてまとめます。
そのためこの記事は、このようなお悩みをお持ちの方におすすめの記事です。
- バイビットのメリットが知りたい
- なるべく手数料を抑えたい
Coincheckとは?
項目 | 内容 |
---|---|
取り扱い通貨 | – ビットコイン(BTC) – イーサリアム(ETH) – リップル(XRP) – ネム(XEM)など、計29種類 |
暗号資産の購入方法 | – 販売所で購入 – 取引所で購入 |
レンディングサービス | – 「Coincheck貸暗号資産サービス」で暗号資産を貸付可能 – 貸出期間は14日〜365日から選択 – 年率1%〜5% |
つみたてサービス | – 「Coincheckつみたて」で暗号資産の積立投資が可能 – 毎月1万円から、上限100万円 – ドルコスト平均法で長期投資に適している |
NFTマーケットプレイス | – 「Coincheck NFT」でNFTの売買が可能 – 20種類以上の暗号資産とNFTを交換可能 – ネットワーク手数料が無料 |
Coincheckとは、日本の暗号資産(仮想通貨)交換業者の一つです。主な特徴は以下の通りです。
- 手数料の安さ:取引所での現物取引手数料が無料。販売所取引の手数料も無料だが、0.1〜5%のスプレッドあり。(参考)日本円の入金手数料は銀行振込なら無料。日本円の出金手数料は407円と業界最安水準。
- セキュリティ:コールドウォレットによる分別管理、2段階認証、マルチシグ、SSL通信による暗号化など高いセキュリティ体制。
- 信頼性:金融庁から仮想通貨交換業の登録を受けた国内大手取引所の一つ。東証一部上場のマネックスグループ傘下
- サポート体制:メール、チャット、電話での手厚い日本語カスタマーサポート
Bybitとは?
項目 | 内容 |
---|---|
取り扱い通貨数 | 約1,100種類以上(2024年4月時点) |
主な取り扱い通貨 | ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、テザー(USDT)、バイナンスコイン(BNB)、ドージコイン(DOGE)など |
取引方法 | デリバティブ取引、現物取引 |
レバレッジ | 最大100倍(BTC、ETHのみ。その他は25〜50倍) |
取引手数料 | Maker: 0.1%、Taker: 0.1% |
入出金手数料 | 無料 |
セキュリティ対策 | 2段階認証、ホワイトリスト、資金パスワードなどを推奨 |
NFTマーケットプレイス | NFT購入手数料が無料のキャンペーンを実施中 |
特徴 | 日本語対応、豊富な取引ペア、コピートレード機能あり |
- 高いレバレッジ取引:最大100倍のレバレッジ取引が可能
- 多様な取引商品:現物取引、デリバティブ取引、レバレッジトークン、オプション取引など
- 手数料の安さ:0.005~0.1%と業界最安水準
- 日本語対応:サイト、アプリ、カスタマーサポートが完全日本語対応
- 高い安全性:コールドウォレットによる資産管理、2段階認証、ゼロカットシステムなど
以上のように、Bybitは高いレバレッジ取引や多様な取引商品、低手数料、日本語対応など、ユーザーにとって魅力的な特徴を多く備えた海外の仮想通貨取引所といえます。
CoinMarketCapのランキングでも常に上位に位置しており、高い人気と信頼性を誇っています。
参考:Bybit公式サイト
海外と国内の仮想通貨取引所の違い
- CoincheckとBybitを個別で比較する前に、海外の仮想通貨取引所と国内取引所の全体的な違いについて、メリットとデメリットの観点からまとめます。
項目 | 海外取引所 | 国内取引所 |
---|---|---|
取扱通貨数が多い | 〇 | × |
最大レバレッジが高い | 〇 | × |
手数料が安い | 〇 | × |
ゼロカットシステムがある | 〇 | × |
キャンペーンが豊富 | 〇 | 〇 |
日本語対応が充実 | × | 〇 |
法的規制が厳しい | × | 〇 |
セキュリティ対策が高い | × | 〇 |
信頼性が高い | × | 〇 |
サポートが充実 | × | 〇 |
初心者向け | × | 〇 |
〇は該当項目に優れていること、×は劣っていることを示しています。
海外取引所は、取扱通貨数の多さ、高いレバレッジ、安い手数料、ゼロカットシステムの導入など、トレーダーにとって魅力的な点が多いですが、日本語対応が乏しく、法的規制が緩いためセキュリティや信頼性の面で劣ります。
一方、国内取引所は金融庁の監督下にあり、法的規制やセキュリティ面で優れており、日本語でのサポートも充実しているため、初心者でも安心して取引できます。ただし、取扱通貨数やレバレッジ、手数料の面では海外取引所に劣ります。
それぞれの特性を理解した上で、自身の目的やリスク許容度に合った取引所を選ぶことが重要だと言えるでしょう。特に初心者の方は、信頼性の高い国内大手取引所から始めることをおすすめします。
取扱通貨数
取引所 | 取扱通貨数 |
---|---|
海外 | 数百〜1000種類以上 |
国内 | 20〜40種類程度 |
海外取引所は国内に比べて圧倒的に多くの通貨を取り扱っています。
手数料
取引所 | メイカー手数料 | テイカー手数料 |
---|---|---|
海外 | 0.005%〜0.1% | 0.02%〜0.1% |
国内 | -0.02~5% | 0~5% |
海外取引所の方が手数料が安い傾向にあります。
法的規制
海外取引所の中には日本の資金決済法に違反しているところもあり、トラブル時に適切な保護やサポートを受けられない可能性があります。
一方、国内取引所は金融庁の監督下にあり、顧客資産の分別管理などが義務付けられているため、安心して取引できます。
セキュリティ
海外取引所の中にはセキュリティ対策が不十分なところもあり、ハッキング被害のリスクがあります。
国内大手取引所は高度なセキュリティ対策を講じており、コールドウォレットによる保管なども行われています。
規模
取引所 | 1日あたり取引高 |
---|---|
Binance | 約2兆円 |
Coincheck | 約100億円 |
bitFlyer | 約200億円 |
海外大手取引所は国内取引所を大きく上回る取引高があり、流動性が高いのが特徴です。
以上のように、海外取引所は豊富な通貨の取扱いや低手数料などのメリットがある一方、法的リスクやセキュリティ面の不安というデメリットもあります。一方、国内取引所は安心・安全面で優れていますが、取扱通貨数や手数料面では劣ります。それぞれの特性を理解した上で、自身の目的に合った取引所を選ぶことが重要だと言えるでしょう。
バイビットとコインチェックの比較表
手数料の種類 | Bybit | Coincheck |
---|---|---|
日本円入金手数料 | – | 3万円未満: 770円 3万円以上: 1018円 |
日本円出金手数料 | – | 407円 |
暗号資産入金手数料 | 無料 | 無料 |
販売所手数料 | – | 無料 |
現物取引手数料 | Maker/Taker: 0.1% | Maker: 無料または0.05% Taker: 無料または0.1% ※銘柄により異なる |
デリバティブ取引手数料 (USDT/インバース) | Maker: 0.01% Taker: 0.06% | – |
デリバティブ取引手数料 (USDC) | Maker: 0.01% Taker: 0.06% | – |
オプション取引手数料 | Maker/Taker: 0.03% | – |
暗号資産送金手数料 | 通貨により異なる (例: BTC 0.0005, ETH 0.01) | 有料 (銘柄により金額は異なる) |
主な違いは以下の通りです。
- Bybit は日本円の入出金に対応していないが、Coincheck は対応している
- 現物取引手数料は Bybit が一律0.1%なのに対し、Coincheck は無料または0.05%/0.1%と銘柄により異なる
- Bybit はデリバティブ取引やオプション取引にも対応しており、Maker手数料が0.01~0.03%と低め
- 暗号資産の送金手数料は Bybit が通貨により異なる固定額、Coincheck は有料で金額は銘柄による
バイビットは、仮想通貨で入金する必要があるので、初心者には、そこがハードルかもしれません。
ただ、手数料のことを考えるとバイビットの方が低いので、送金に慣れてしまえばバイビットの方がオススメです。
参考:【5分で完了】Bybit(バイビット)への手数料を低く送金する方法がわからない方へ分かりやすく解説|日本円で送金できないの?
取り扱い銘柄数の比較
- Bybitの方が取り扱い銘柄の種類は豊富である
主な違いは以下の通りです。
- Bybit は1000種類以上の幅広い暗号資産を取り扱っているのに対し、Coincheck は29種類と比較的少ない。
- Coincheck は日本の国内取引所のため、国内で人気の MONA など日本独自の暗号資産も取り扱っている
- Bybit は海外取引所のため、海外発の新しい暗号資産にいち早く対応しているのが特徴
取り扱い暗号資産数だけで言えば Bybit の方が充実していますが、日本円の入出金や国内の人気コインを重視するなら Coincheck を選ぶのもよいでしょう。
自分の投資方針に合った取引所を選ぶことが大切です。
バイビットとコインチェックはどっちがいいの?
比較項目 | Coincheck | Bybit |
---|---|---|
おすすめユーザー | 初心者 | 中級者以上 |
取引形式 | 販売所が中心 | 現物取引、デリバティブ取引、オプション取引 |
手数料 | – 販売所: スプレッド込み無料 (実質0.5~5%程度) – 取引所: Maker無料または0.05%、Taker無料または0.1% | – 現物取引: Maker/Taker 0.1% – デリバティブ: Maker 0.01%、Taker 0.06% – オプション: Maker/Taker 0.03% |
100万円取引時の手数料 | 販売所: 5,000~50,000円程度 | 現物取引: 1,000円 |
入金方法 | 日本円、暗号資産 | 暗号資産のみ |
取り扱い暗号資産数 | 23種類 | 600種類以上 |
セキュリティ | 高い | 非常に高い |
特徴 | – 初心者向けの使いやすさ – 日本円の入出金に対応 – 国内の人気コインを取り扱い | – 本格的なトレードが可能 – 海外発の新しい暗号資産に強い – 手数料が安い |
その理由を詳しく見ていきましょう。
初心者におすすめなコインチェック
コインチェックは、日本円の入金に対応しており、販売所形式での取引が中心です。
販売所では、スプレッド(売値と買値の差)込みで手数料無料で取引ができるため、初心者でも簡単に取引を始められます。
ただし、スプレッドが広いため、実質的には0.5~7%程度の手数料がかかっていると考えられます。
以下は、コインチェックのスプレッドです。
中級者以上におすすめなBybit
一方、Bybitは海外の取引所で、600種類以上の幅広い暗号資産を取り扱っています。現物取引だけでなく、デリバティブ取引やオプション取引にも対応しており、本格的なトレードを行いたい方に適しています。
Bybitの現物取引手数料は、メイカー・テイカーともに0.1%と、コインチェックの販売所のスプレッド込み手数料よりも安くなっています。
例えば、100万円分の取引を行った場合、Bybitでは1,000円の手数料ですが、コインチェックの販売所では5,000~10,000円程度の手数料に相当すると考えられます。
ただし、Bybitは日本円の入金に対応しておらず、暗号資産での入金が必要となります。
これが初心者にとってはハードルになる可能性があります。
バイビット(Bybit)とコインチェックのステーキング、レンディングサービスの違い
ステーキングとは?
ステーキングの仕組みの概略は、以下になります。
バイビットとコインチェックの比較
初心者におすすめなコインチェックのレンディング
コインチェックは、現在ステーキングサービスを提供していませんが、レンディングサービスは充実しており、初心者でも簡単に利用できます。
主な特徴は以下の通りです。
- レンディング:BTC、ETH、XRP、LTC、BCHなど23種類の通貨に対応。最大年利は5%程度。
- 最低レンディング金額は通貨により異なる(例:BTC 0.005)。
- 日本円の入出金に対応しているため、初心者でも利用しやすい。
- レンディング期間は15日、30日、90日から選択可能。
中級者以上におすすめなBybitのステーキング・レンディング
一方、Bybitは、ステーキングとレンディングの両方のサービスを提供しており、より高度な投資が可能です。
主な特徴は以下の通りです。
- ステーキング:BTC、ETH、USDT、USDC、BUSDなど100種類以上の通貨に対応。年利は最大30%以上(一部プランは期間限定)。
フレキシブルステーキング:いつでも解約可能。年利は変動。
レンディング:USDT、USDC、ETH、BTC、DAIなど100種類以上の通貨に対応。年利は10%以上。 - 自動積立機能により、複利運用が可能。
- 暗号資産での入金が必要だが、より高い利回りを得られる可能性がある。
- 定期ステーキング:ロックアップ期間あり。年利は固定。
Bybitとコインチェックのリスク比較
- 自分のリスク許容度に合った取引所を選ぶことが重要です。
- 初心者はコインチェックから始めて、ある程度リスクを理解してからBybitの利用を検討するのがおすすめです。
初心者におすすめなコインチェックのリスク
コインチェックは、日本の金融庁から仮想通貨交換業の登録を受けた国内取引所です。このため、資金の分別管理や利用者保護の観点から、一定の規制の下で運営されています。
主なリスクは以下の通りです。
- セキュリティ:2018年のNEM流出事件以降、セキュリティ体制を強化。
- 法規制:国内の法規制に準拠しているため、急な規制変更の影響を受けやすい。
- 取り扱い通貨:29種類と限定的なため、個別通貨のリスクは分散しにくい。
- 金融庁の監督下にあるため、信頼性は高い。
参考:流出の仮想通貨NEM、不正交換疑い31人摘発 188億円分
中級者以上におすすめなBybitのリスク
一方、Bybitは海外の取引所で、日本の規制は受けていません。そのため、サービス内容の自由度は高い反面、リスクも高くなる傾向があります。
主なリスクは以下の通りです。
- セキュリティ:コールドウォレットでの資産管理など、高度なセキュリティ体制を整備。
- 法規制:海外取引所のため、日本の規制変更などの影響は受けにくい。ただし、金融庁から無登録で仮想通貨取引を提供していたとして警告を受けたことがある。
- 取り扱い通貨:600種類以上と多いため、個別通貨のリスク分散は可能だが、一部にはハイリスクな通貨も含まれる。
- デリバティブ取引:レバレッジ取引ができるため、高いリターンを狙える反面、リスクも高い。
国内取引所でオススメの取引所
- コインチェックより手数料が低い取引所はないの?
コインチェックの手数料が高いのは、販売所形式で購入する場合です。
そこで、オススメな取引所が、Bitbank(ビットバンク)です。
というのは、ビットバンクでは、全銘柄が板取引にて購入可能なためです。
詳細は、以下の記事を参考にしてみてください。
Coincheck(コインチェック)とBitbank(ビットバンク)の違いを比較|手数料が安いのは?
bitbankとは?
項目 | 内容 |
---|---|
取扱通貨数 | 38種類2 |
主な取扱通貨 | ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)など3 |
取引手数料(BTC) | 現物取引(販売所):無料、スプレッドあり 現物取引(取引所):メイカー -0.02%、テイカー +0.12%3 |
入金手数料 | 無料3 |
出金手数料 | 3万円未満:550円 3万円以上:770円13 |
仮想通貨送金手数料 | 銘柄ごとで異なる。BTC送金は約2,500円13 |
テクニカル指標 | スマホアプリで60種類以上2 |
レンディングサービス | 「暗号資産を貸して増やす」で最大年率3%の貸借料3 |
評判 | – 仮想通貨取引量が多い2 – 手数料が比較的安い12 – 分析ツールが豊富で優秀2 – アプリが使いやすい2 – 出金・送金手数料がやや高め13 |
バイビットとコインチェックの比較まとめ
- 手数料
- バイビットの方が全体的に手数料が安い
- コインチェックは日本円の入出金に対応しているが、手数料が高め
- バイビットは暗号資産での入金のみで、初心者にはハードルが高い
- 取り扱い銘柄数
- バイビットは100種類以上の暗号資産を取り扱っており、種類が豊富
- コインチェックは23種類と比較的少ないが、国内の人気コインを取り扱っている
- ステーキング・レンディングサービス
- バイビットはステーキングとレンディングの両方に対応し、最大年利が高い
- コインチェックはレンディングのみ対応で、最大年利は5%程度
- バイビットは複利運用が可能だが、暗号資産での入金が必要
- リスク
- コインチェックは国内規制の影響を受けやすいが、金融庁の監督下にあり信頼性が高い
- バイビットは海外の取引所で規制の影響は受けにくいが、信頼性はやや低い
- バイビットはデリバティブ取引にも対応しているため、リスクが高い
初心者にはコインチェックがおすすめで、中級者以上やより高度な取引を行いたい方にはバイビットがおすすめです。自分のスキルレベルやリスク許容度に合った取引所を選ぶことが重要です。
今回の記事は、以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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