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【国内初】仮想通貨メイカー(MKR)とは?bitbank(ビットバンク)上場で!今後の見通し、特徴

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どうも、月見(@Suzuka14144156)です。

私は、ブロックチェーンに関する研究をしており、本ブログでは仮想通貨/暗号資産の情報を整理して発信しています。

この記事では、仮想通貨メイカー(MKR)の今後の見通し、特徴について解説したいと思います。

というのもメイカーは、国内では初めて、bitbankへの上場が2022年1月19日に決まりました。

月見
月見
  • 2022年1月25日から取り扱い開始!

仮想通貨メイカー(MKR)とは?

Maker MKR Icon | Cryptocurrency Flat Iconset | Christopher Downer

MKRの概要は以下になります。

プラットフォーム名The Maker Protocol/Multi-Collateral Dai (MCD) system
ネイティブ通貨 Maker(メイカー)/MKR
最大発行量
取り扱っている国内取引所bitbank
Symbolメインネット公開日
コンセンサス(アルゴリズム)Polling and Executive Voting
*筆者がホワイトペーパー読み解く限りは、PoS

仮想通貨メイカー(MKR)の特徴

MKRの特徴を理解するには、Makerプロトコルを理解する必要があります。

  • MakerプロトコルはDaiとMKRの2トークンシステムを採用且つイーサリアムブロックチェーン上に構築されたプロトコル
  • Dai:安定性を提供する担保付きのステーブルコイン
  • MKR:システムを維持し、Daiを管理するためのガバナンストークン

まずは、Makerプロトコルから解説します。

Makerプロトコルとは?
  • Makerプロトコルは、イーサリアムブロックチェーン上で最大の分散型アプリケーション(dapp)の1つ

dappとは、管理者がいない分散型のアプリケーション全般を指します。

ユーザーは「Makerガバナンス*」によって承認された担保資産を活用して、Daiを発行できます。

*Makerガバナンス:コミュニティが構築および運営する、Makerプロトコルを管理するプロセスのことです。

このDaiはドルにペグされています。

  • つまり、1Dai≒1USD

この価値を担保するための要素の一つがMKRというトークンです。

MKRトークンの保有割合が大きい人ほど投票影響度が大きい

  • MKR保有者はMakerプロトコルとDaiの金融リスクを管理し、その安定性、透明性および効率性を確保している
  • その方法が、エグゼクティブ投票やガバナンス投票

MKRプロトコルの意思決定方法は、非常にシンプルで、MKRを多く持っている人ほど、影響度が高くなるよう設計されています。

  • MKRの保有数が多い人ほど、投票者の意思決定力が大きくなる仕組み

ガバナンス投票は、エグゼクティブ投票が行われる前にコミュニティの意見の大まかなコンセンサスを得るために実施されます。

これにより、投票プロセス自体を行う前に、コンセンサスによってガバナンスの決定が徹底的に考慮され影響を与えるようになります。

一方で、エグゼクティブ投票は、システムの状態の変更を承認する(または承認しない)ために行われます。

月見
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  • ガバナンス投票で大枠を決定し、細かい変更修正をエグゼクティブ投票で決定するという感じね!

Makerプロトコルは非中央集権

  • 非中央集権だからこそ悪用されにくい

非中央集権と対極にあるのが中央集権的な仮想通貨です。

例えば、XRPやLibraという仮想通貨です。

月見
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中央集権型の仮想通貨の例

  • XRPはリップル社
  • LibraはFacebook社

が設計したコイン

しかし、このような中央集権型のプランではブロックチェーンテクノロジーが提供する本質的な価値、すなわち影響力を悪用する可能性のある中央権力や管理者のいない、全世界で使える共通インフラストラクチャーという価値が損なわれます。

よって、仮想通貨Libraは結局活路が見いだせていないままです。

一方でXRPも有価証券にあたるのではないか?とのことで訴訟問題が発生しています。

  • このような時代背景を考慮すると、分散型(非中央集権的)なエコシステムの方が外乱因子に強く頑強と言えそうですね
  • 安定性と分散性を備えたシステムが、Makerプロトコルの特徴

仮想通貨メイカー(MKR)がbitbank(ビットバンク)に上場

  • 2022年1月19日にMKRがビットバンクに上場とのプレスリリースあり
  • 2022年1月25日から取り扱い開始

ビットバンクは、国内でもトップクラス取引量を誇るの仮想通貨取引所です。

月見
月見
  • 私もメインで用いている取引所です
  • なんといっても手数料が安く・スプレッドが狭い

詳細は、以下から確認できます。

MKRの上場報道後のチャート

  • 2022年1月19日にMKRがビットバンクに上場とのプレスリリースがあったが、チャートはほとんど反応なしの状態

そのときのチャートがこちらです。

全く影響がなかった(笑)

1月25日以降、取り扱いが始まってから価格がどのように動くが楽しみですね。

仮想通貨メイカー(MKR) の将来性は?

  • 正直DeFi関連銘柄として保有するなら、イーサリアムでもよいかも
  • ただ最近の傾向を見ているとMKRもまだよい傾向かもしれない

筆者の印象としては、まずまず。

イーサリアム9に対し、1程度はMKRでもよいかもなーくらいの判断です。

月見
月見
  • その理由を解説します

理由1

  • イーサリアムメインでいい理由とは、時価総額がイーサリアムの方が圧倒的に高いから

仮想通貨は基本、時価総額が高いものから順番に保有すべきと考えています。

理由は時価総額が高いものほど、ボラティリティが少ない、つまりリスクが少ないからです。

項目イーサリアムMKR備考
時価総額ランキング2位58位2022年1月時点

理由2

  • 2021年から現在までの、価格の成長は、イーサリアムの方が上だから

以下のグラフは、2021年1月~2022年1月までの両者の価格推移です。

  • ブルー:イーサリアム
  • オレンジ:MKR

このグラフから、イーサリアムの方がボラティリティが低く、リターンが高いことがわかります。

なので基本、イーサリアムの保有でよいと言えるでしょう。

仮想通貨メイカー(MKR) のTVL

TVLとは?
  • TVL:DeFiプロトコルへの預け入れ総額(Total Value Locked)

なので、基本TVLは大きい値ほどよい傾向と言えます。

対イーサリアムでのMKRのTVLが以下のグラフです。

  • 若干ではあるが、右肩上がりの傾向である

なので、一方で、MKRの価格は右肩下がり。

なので、個人的には、MKRは今は買いのタイミングだと思っています。

ただ、このブルーのラインを抜けると一気に、500ドル付近まで下げる可能性があるので注意が必要です。

まとめ

この記事では、仮想通貨メイカー(MKR)の今後の見通し、特徴について解説しました。

メイカーはビットバンクに上場したため、現在日本で注目されている仮想通貨の一つになりました。

月見
月見
  • 2022年1月25日からビットバンクで取り扱い開始

メイカーの特徴は以下です。

  • MakerプロトコルはDaiとMKRの2トークンシステムを採用且つイーサリアムブロックチェーン上に構築されたプロトコル
  • Dai:安定性を提供する担保付きのステーブルコイン
  • MKR:システムを維持し、Daiを管理するためのガバナンストークン

将来性に関してはまずまずの判断です。

ただ基本イーサリアムの保有でよいかなと思います。

ただ、傾向的には、イーサリアムより少し、良い可能性がある。

理由は、TVLが改善傾向のためです。

今回の記事は、以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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