はじめに
ビットコインが高騰を続けるになか、日本で人気のリップルとモナコインの今後の価格はどうなるのでしょうか?
2017年にアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨の総称)がビットコインの価格と連動する形で高騰をしました。アルトコインは、ビットコインよりも送金スピードが早いなどのスペック面に注目が浴びたため、ビットコインの上昇率をはるかに上回る価格上昇をみせました。
そんな人気のリップルとモナコインの今後の価格を見通すために、ビットコインを参照データとして、データ分析とトレンド分析を行いました。
結論

現状のビットコインとアルトコインの近年の乖離具合を考慮すると、アルトコインの上昇の見込みはあると思います。リップルとモナコインの今後の見通しは以下です。
- リップルは、長期目線で、上昇見込みありです。ただし年始に急激な下落傾向があるので、来年以降からの長期目線でのエントリーが良いと判断します。短期的には、年末までに売り抜き目的でのホールドはありかと思います。
- モナコインは、短期的には下落し、年明けから上昇の見込みありです。なのでモナコインは、長期短期ともに年明け後のエントリーが良いかと思います。
分析結果
価格チャート
縦軸:USドル
横軸:日付
ビットコインのみが近年高騰していることがわかります。こちらに関する考察は以下の記事を参照ください。
ビットコイン

リップル

モナコイン

取引量
ビットコインの取引量が右肩上がりの傾向を示しています。
一方で、リップルは、最近爆発的に取引量が増えています。
モナコインは、あまり変わっていないですが、爆発的に取引量が増加するときがあります。
ビットコイン

リップル

モナコイン

ペアプロット分析
ペアプロットとは、縦軸と横軸にそれぞれの仮想通貨の価格を当てはめたものです。
例えば、横軸にビットコイン価格、縦軸にリップルの価格を示したグラフは、中段の左のグラフになります。
このグラフから、価格が分割されている傾向を示しています。2019年以降から、各仮想通貨の価格の差別化が顕著になっていることを示しています。

その例を横軸リップル、縦軸にビットコインのグラフで見ていきましょう。
赤い矢印は、2017年の仮想通貨バブルの時を示しています。ことのときは、アルトコインであるリップルもビットコインと連動する形で価格上昇をしていることがあわかります。
一方で、2020年のビットコインの価格上昇が水色の矢印となっています。
こちらからは、リップルの価格がビットコインの価格上昇幅にくらべ狭いことがわかります。

こちらが相関係数のヒートマップです。
ビットコインのみが他の仮想通貨と比べて相関係数が低いことがわかります。これは、ビットコインのみが単独で価格上昇しているためです。

では、次に今後の価格を見通すためのトレンド分析を行いましょう。
トレンド分析
ビットコイン
ビットコインは、非常に強い上昇トレンドの中にいあることがわかります。
2018年年初のピーク値を抜き、それ以上の上昇トレンドとなっています。

季節変動データから、年末年始に価格上昇をする傾向が確認できます。

リップル
リップルは、長く続いた下落トレンドをやっと抜けたところです。
近年、上昇トレンドに転じそうな状況です。

リップルは、年末に価格上昇し、年明け後に急落な下落傾向があります。

モナコイン
モナコインは、長く続いた下落トレンドは2019年に抜け、年明け後から上昇に転じる傾向の緩やかな1年周期性を持ちながら現在は、長期的には、上昇トレンドにあります。

モナコインの季節変動データから、モナコインはリップルより早い時期に高騰する傾向を示しています。なので、モナコインの高騰後1ヶ月くらいにリップルを購入すると良いかもしれません。

今回の記事は以上です。以下の記事もオススメですので、よかったら参照してみてください。
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