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論文サーベイ・調査に使える生成AIツール一覧と方法

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どうも、月見(@Suzuka14144156)です。

この記事では、論文サーベイ・調査に使える生成AIツール一覧と方法について解説します。

よってこのようなお悩みをお持ちの方におすすめの記事です。

  • 論文サーベイを効率的にやりたい
  • 生成AIを活用したいがオススメのツールは?
  • 各ツールの使い分けを知りたい

論文サーベイ・調査に使える生成AIツール一覧

ツール名説明主な特徴
Perplexity AI– 対話型検索エンジン
– ウェブ、論文、YouTubeなどのソースを使用して質問に回答
– 抽出した回答とともにソースを引用
– ユーザーのクエリの文脈を解釈してパーソナライズされた結果を提供
– インラインの引用付きで検索結果を要約
– 同じ文脈で追加の質問が可能
– 無料版と高度な機能を備えた有料のPro版
Consensus– データベースから関連する論文を見つけて質問に回答
– 論文から回答を抽出し、短い要約にまとめる
– はい/いいえの質問の場合、論文全体でのはい/いいえ/可能性の統計を表示
– 科学文献から簡潔な回答を得るのに強力
– あるトピックに関する複数の論文の合意を確認するのに便利
SciSpace– 検索クエリに対する上位の論文の要約を表示
– PDFをアップロードしてチャットインターフェースで質問できる
– 科学論文のポイントを素早く把握できる
– チャットインターフェースで論文の詳細を深く掘り下げられる
– 2024年まで無料アクセス可能
Elict– 検索クエリに対する上位の論文の要約を表示
– 各結果の要約を1文で表示
– 多くの関連論文を効率的にレビューできる
– 非常に簡潔で一目でわかる論文要約
Connected Papers– ある論文に関連する論文のインタラクティブな可視化を生成
– 被引用数、出版年、類似性の関係を表示
– 研究分野の概要を把握するのに役立つ
– 重要な関連論文の発見が非常に容易
– アイデアの影響と発展を可視化
ChatPDF– PDFをアップロードすると、PDFの内容に関する質問に回答– 論文や技術書などのPDFを要約・解説
– ChatGPTをベースに構築され、高い回答精度
Copliot– Microsoftの検索エンジンに統合された対話型AI
– ウェブ検索と同時にAIによる要約や回答を提供
– 最新情報のリサーチに適している
– Edgeブラウザ内で利用可能
– Microsoftアカウントが必要
Gemini– Googleの対話型AI
– ウェブ検索と連携して情報を要約
– 自然な対話形式
– 最新情報に強い
– 創造的なライティングにも対応

各ツールの機能一覧です。

ツール名対話形式無料で利用可能有料版がある論文対象箇所の表示論文の関連文献表示日本語対応
Perplexity AI××
Consensus××
SciSpace×
Elicit×
Connected Papers×××
ChatPDF××××
Gemini不明不明
Copilot不明不明
24年3月月見調べ

Perplexity AI

Perplexity AIは、完全無料で利用できるAI検索エンジンです。

登録やログインも不要で、ウェブサイトにアクセスするだけで、すぐに検索を始めることができます。

GPT-4やClaude3など自由に選択できる対話型AIであり、検索機能や画像生成機能など、もあります。

  • ただし、論文に特化したサービスではなく、Web検索も含めて幅広いサーベイ向きのサービス

以下に示すように、情報のソースも一緒にリストアップしてくれます。

Perplexity proは、以下のリファラルコードから20→10$で利用可能なりますので、ぜひ活用ください。

Consensus

Consensusは、質問に対して関連する論文をデータベースから見つけ出し、質問に対する回答を抽出して短い文章に要約してくれるサービスです。

Yes/Noで答えられる質問に対しては、抽出した論文に基づいたYes/No/Possiblyの統計結果を表示する機能が特徴です。

  • 論文に特化したサービスで研究者向け
  • ただ、Googleスカラーで検索したときの上位表示される論文の方が、検索者の意図とフィットした論文が筆頭する印象
  • ハルシネーションありで論文を精読する必要ありのケースもあった

SciSpace

SciSpaceは、質問に対する検索上位の論文の要約を表示するツールです。

論文のPDFファイルをアップロードすると、チャット形式で論文に関する質問に答えてくれる機能を持っています。

2024年までのアクセスが可能であることが特記されていますが、具体的なサービス内容については追加の情報が必要です。

  • 2024年3月時点の使用感としては、いまいちでした。

Elicit

Elicitは、質問に対する検索上位の論文の要約を表示するツールで、検索結果画面に表示された各論文のAbstractの要約を1文で表示する機能があります。

このツールは、特に研究者や学生が論文を効率的に検索し、理解するための支援を提供することを目的としています。

  • Elictの方が、Consensusよりも、伝統的な検索エンジンのイメージ
  • 個人的には、Consensusの方が使いやすいかも。

Connected Papers

Connected Papersは、Semantic Scholarが公開している論文データを使って、関連する論文を抽出し、グラフで可視化してくれるサービスです。

このツールは、特に研究分野の概要を把握したり、重要な関連論文を発見するのに役立ちます。

  • グラフで可視化されるので、論文同士の関連性が把握しやすく結構よい

Chat PDF

ChatPDFは、PDF文書と対話することができるAI駆動のツールです。このツールは、PDFファイルをアップロードし、その内容に関する質問をすることで、文書の要約や特定の情報を迅速かつ効率的に取得することを可能にします。

ChatPDFは、OpenAIのGPT 3.5大規模言語モデルを基に開発されており、教育、研究、ビジネスなど、さまざまな分野での利用が想定されています

Gemini

Googleが開発したGeminiは、最新の生成AIモデルであり、テキスト、画像、音声、動画、コードなど、さまざまな形式のデータを処理する能力を持っています。

このモデルは、Google全体での大規模な共同研究の成果であり、マルチモーダルとしてゼロから構築されました。Geminiは、非常に複雑なタスクに対応する高性能かつ最大のモデルであるGemini Ultra、幅広いタスクに対応する最良のモデルであるGemini Pro、およびデバイス上のタスクに最も効率的なモデルであるGemini Nanoの3つのサイズに最適化されています。

Geminiは、Google Scholarで見つかった論文や学術資料の内容を要約し、重要なポイントを抽出することができます。これにより、研究者は大量の文献を効率的に理解し、関連する情報を迅速に把握することが可能になります。

参考:Google’s Gemini – Using it effectively in academic research

Copilot

Microsoft Copilotは、Microsoft 365のアプリケーション群に統合されたAIツールで、OpenAIのGPT-4をベースにした大規模言語モデル(LLM)を活用しています。

Teams、Word、Excel、PowerPoint、OutlookなどのOfficeアプリケーションに組み込まれ、組織内のチームやメンバーの生産性の向上や業務効率化を目的としています

まとめ

  • 幅広いリサーチと文章の作成:Perplexity AI
  • 論文サーベイ:Consensus,Elict
  • 論文の関連性可視化:Connected Papers

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