はじめに
- 文系初心者の私にプログラミング言語のPythonなんて使いこなせない
こんな風に悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
- そんなことないです。使いこなせます。
これからの時代、データ分析は、ビジネスパーソンの基本、その武器となるのがPythonです。
理系のエンジニアの方は、ビジネスに疎く、ビジネスの観点とはずれたデータ分析をしてしまうことが多々あるのです。
ビジネス感のある文系の方の方が、精度の高いデータ分析がある可能性があります。なので、ぜひPythonを使いこなせるようにしていきましょう。その方法を解説したいと思います。

筆者は以下のような人間です。
- 大手企業でデータ分析職
- 株や金融の分析も行う
- 新規事業創出経験あり
なので、理系のデータ分析だけでなく、ビジネス関連のデータ分析の経験もあります。
文系にデータ分析が必要な理由

直感に頼るビジネスというのは、以下の欠点があるためデータ分析による意思決定が必要となります。(データドリブン)
- 成功の確度が下がるため
- 客観性に欠けるため
- 再現性が低いため
データ分析においてデータの背景をより知っているものが、強いです。

データの背景とは?なんのことって感じですよね。
データの背景とは、例えば
- データ取得をAさん
- データ分析をデータサイエンティストのBさん
というケース。これはデータ取得が一次情報となっていないBさんがデータ分析することになります。この場合、一次情報が抜けることにより、誤ったデータ分析をしてしまうことが多々あります。なので、理想的には、
- データ取得をAさん
- データ分析をデータサイエンティストのAさん
もしくは、
- データ取得をAさん
- データ分析を取得経験や取得したデータの専門知識もあるデータサイエンティストのBさん
という状態の方が、データ分析の確度が上がります。
なので、「データサイエンティストになれば年収があがる」や「職にこまらない」との情報が多くありますが、筆者の経験としては、データ分析の対象領域や業界が変わると、使い物にならないケースがほとんどです。なので、対象とするビジネス領域の専門性がまず大切な要素なります。
- 自分の専門分野がしっかりして、且つデータ分析ができるデータサイエンティストになるということが大切です。
ビジネス経験の薄い理系の学生がいきなりデータサイエンティストになっても使えないことは多々あります。ビジネスはそれほど難しい、アートに近い部分が正直あるので、経験もものすごく大切です。
文系初心者がデータ分析を学ぶ方法
一番のおすすめはUdemyです。
【世界で34万人が受講】データサイエンティストを目指すあなたへ〜データサイエンス25時間ブートキャンプ〜
こちらの講座の受講が非常におすすめです。
理由は以下です。
- 数学の基礎からきっちりと解説しているため
プログラミングよりもなによりも、データ分析では「数学」が大切。数学をわからずしてデータ分析するのは、本質が見えていないものです。

文系の私に数学は無理?と思った方も多いはず。
まずは、データ分析に必要な数学の概念(雰囲気)を掴むだけでもまるっきり違います。完全な理解をしなくてもいいので、雰囲気だけでも掴むことが大切です。
データ分析でおすすめなUdemy講座はこちらの記事でまとめているのでよかったら参考にしてみてください。
次におすすめなのがこちらの本です。
データ分析人材になる。 目指すは「ビジネストランスレーター」
この本がおすすめな理由は以下です。
本書を読むのに、データ分析の前知識は必要ありません。文系も理系も関係ありません。「データ分析はビジネスパーソンの基本スキル」となるのはもうすぐそこまで来ていると思います。「データ分析人材になる。」との決意を持って本書を読めば、ビジネスで役立つデータ分析の進め方が分かります。
そう、この本は理系を前提とした本ではなく、「ビジネス」という観点使えるデータ分析にフォーカスした書物だからです。
よって、文系初心者がデータ分析を学ぶ本としては、最適な本です。
以下のフローによって、データ分析を包括して解説しているため非常におすすめです。
- 要求定義
- 全体のデザイン
- データ取得
- 開発
- 提供
データ分析といえど、大切なのは、データ分析前の上流工程なんですね。(笑)
そこらへん含めて、本書では解説されています。
まとめ
文系初心者でも、Pythonを武器にする方法を解説しました。
その方法として、以下二つを解説しました。
データ分析に関してはこちらの記事もおすすめですので、参考にしてみてください。
コメント
[…] 文系初心者でも大丈夫!Pythonを武器にする方法を解説理系のエンジニアの方は、ビジネスに疎く、ビジネスの観点とはずれたデータ分析をしてしまうことが多々あるのです。 ビジネス感 […]