仮想通貨ステラルーメン暴騰のたった一つの理由とは？

はじめに

仮想通貨のステラルーメンの上昇が、暴騰してますね。
ほぼ垂直にあげています。笑

2021年1月6日現在で昨日から1.5倍もの価格になっています。100万円投資してたら本日で150万になっています。すごすぎです。

なぜここまで暴騰しているのか、分析してみたいと思います。

ステラルーメンとは？

ステラルーメン（XLM）は、個人間の送金や国際送金における課題解決を目的として開発されたブロックチェーン「Stellar」上で使用されている、独自通貨です。

リップルとの違いは？

国際送金の課題解決といえば、リップルが有名ですね。ステラルーメンとリップルの最大の違いは、以下です。

• リップルは徐々に流通総数を減少させていく
• ステラルーメンは毎年の発行枚数が決められており、流通量が減少しない仕組み

ステラルーメンが発行枚数を決めている理由は、個人決済での利用を重視しているため、価格が高騰し過ぎない設計にする必要があったためです。

ステラルーメン暴騰のたった一つの理由

• ウクライナ政府とステラ開発財団のパートナーシップ締結を契機となったため

デジタル改革省はウクライナで、仮想資産の開発に適した合法的環境の整えに携わっている。

ステラ開発財団と提携することで、国内の仮想資産セクターの発展およびグローバル金融システムへの統合を推進することができると考えている。

Oleksandr Bornyakov副大臣

ステラルーメンとウクライナの公的な機関との関係は、2019年にもありその内容は、以下に示します。これは、ウクライナ国立銀行の2019年のレポートです。その内容の一部を抜粋します。

上記の基準に基づいて、NBUは分散型台帳テクノロジーであるプライベートバージョンの フリヴニャの発行に関する研究として、ステラプロトコルのパイロットプロジェクトを実施します。

Based on the above criteria, the NBU selected the distributed ledger technology, in particular the private version of the Stellar protocol, to study opportunities of issuing e-hryvnia and to carry out the Pilot Project.

参照元：https://bank.gov.ua/admin_uploads/article/Analytical%20Report%20on%20E-hryvnia.pdf

この報道を受けてリップルとステラルーメンの乖離が始まりました。ちなみにフリヴニャとは、ウクライナのお金です。

明らかに報道のあった昨年末からリップルと乖離した動きとなっています。

今まではリップルと連動する形が多かったステラルーメンですが、リップルの呪縛から抜け出し、やっとビットコインなどの主要コインの価格上昇幅に一気に追いついたとみて間違いなさそうです。

2018年12月31日から現在までのリップルとステラルーメンの関係です。
今までの価格連動を抜けているのがわかります。赤丸が、2021年1月6日の価格です。

ここ最近は、アルトコインの勢いが強いので、一旦は、ビットコインの上昇率を抜いてオーバーシュートする可能性が高いと言えるでしょう。

今後見通しとしては、ステラルーメンの価格上昇のとともにリップルが上昇することが予想されます。なぜなら、歴史的にリップルとの相関性が強い銘柄ですね、あるところでまた両者のスプレッドが狭くなることが予想されるためです。

ステラルーメンのテクニカル分析

ボリンジャーバンド

• 3σをぶち抜いてます

こうなるとどこまで伸びるかわからないです。いつか急激に落としてくるでしょう。注意しましょう。

モメンタム

• 過去最大のモメンタム

こうなるとどこまで伸びるか本当にわからんです。だって買った人みんな黒字だからです。なぜ得る必要があるの？状態です。暴落するまえに売り抜きましょう。

出来高プライストレンド

過去最大の出来高プライストレンドとなっています。

とにかく過去最大の波がきているのは間違いないですね。

まとめ

仮想通貨のステラルーメンについて紹介しました。
ステラルーメン暴騰のたった一つの理由とは、ウクライナ政府とステラ開発財団のパートナーシップ締結を契機となったためです。

どこまで上昇するのか？については、全く予想できず。一つ言えるのは、ステラルーメンが上昇すればするほど遅れてリップルが高騰するものと推定されます。