PythonTrend

【通信業界分析】PytrendsでDocomo、KDDI、楽天Softbankのトレンド比較

Python

はじめに

pytrendsというGoogle トレンドの非公式APIを提供しているライブラリがある。

このライブラリを用いて、通信業界のトレンド比較を行う。

「ドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天」どこの会社のキーワードが検索されているのか確認する。

環境

  • python: 3.6.8
  • pytrends: 4.7.3

検索条件と数値データの説明

検索キーワードは、以下とする。

keywords = ['ドコモ' , 'KDDI', 'ソフトバンク', '楽天']

トレンドの数値データは、0-100の検索数から算出される人気度となっており、相対的な数値になる。

詳しい情報は公式のHelpなどを参照ください。

実装

人気度抽出

TrendReqで接続言語を指定して、API接続する。

2018年1月1日から、2020年11月1日までを抽出する。

from pytrends.request import TrendReq
pytrend = TrendReq(hl='ja-jp')

# キーワード
keywords = ['ドコモ' , 'KDDI', 'ソフトバンク', '楽天']

pytrend.build_payload(kw_list=keywords, timeframe='2018-01-01 2020-2020-11-01')

可視化

pandasのデータテーブルに変換したものをdfに返す。

ラベルは、日本語表記だと、matplotlibは文字化けするので、英語表記にしたものをkeywords_labelに格納する。

def plot(df,keywords,keywords_label):

    m=0
    for n in keywords:
        plt.plot(df[n], label=keywords_label[m])
        m=m+1

    plt.xlabel('')
    plt.xticks(rotation=90, size='small')
    plt.legend(loc='upper left')

    # Visualize
    plt.show()

全文表示をする。

from pytrends.request import TrendReq
import matplotlib.pyplot as plt



def plot(df,keywords,keywords_label):

    m=0
    for n in keywords:
        plt.plot(df[n], label=keywords_label[m])
        m=m+1

    plt.xlabel('')
    plt.xticks(rotation=90, size='small')
    plt.legend(loc='upper left')

    # Visualize
    plt.show()

pytrend = TrendReq(hl='ja-jp')

# キーワード
keywords = ['ドコモ','KDDI','ソフトバンク','楽天']
keywords_label = ['Docomo','KDDI','Softbank','Rakten']
pytrend.build_payload(kw_list=keywords, timeframe='2018-01-01 2020-11-01')

df=pytrend.interest_over_time()
plot(df,keywords,keywords_label)

出力結果

人気順:楽天、ドコモ、ソフトバンク、KDDI

考察

楽天が一番人気の理由は、楽天市場の存在だと推察する。楽天は、経済圏を既に獲得できていると言えるでしょう。

一方で、KDDIは検索されにくい。一方で、「au」と検索ワード入れ替えると以下のように一位となる。みんなauと検索するのが多いのかもしれないです。

次に、ソフトバンクについてです。

2018年の12月と2019年の11月にスパイクが確認されます。

以下の要因思われますね。

2018年12月:エリクソンの通信障害?/ソフトバンク(株)の上場後、暴落・・・?/

2019年11月:7000億赤字計上(Weworkへの投資)

次にドコモです。

2020年9〜10月にスパイクが確認できます。

これは、ドコモ口座流出事件関連ですね。

ここまで、確認すると、“マイナスなニュース”が発生すると、検索数が急激に伸びるということがわかります。

結論

楽天が、検索ワードとしては、人気。

KDDIはauと検索ワードを変更すると人気1位になる。

また、マイナスなニュースが発生すると一時的に検索数が上がる。

コメント

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  3. […] 【通信業界分析】PytrendsでDocomo、KDDI、楽天Softbankのトレンド比較通信会社別の検索数のトレンドを把握する方法を解説する。検索数が急激に伸びた時期にどんなニュースがあったのかを […]

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