仮想通貨のセンチメント分析の方法｜ビットコインの価格を予想する

どうも、月見（@Suzuka14144156）です。

今回は、仮想通貨のセンチメント分析の方法を解説します。

センチメント分析とは？

仮想通貨の場合は、主な口コミはTwitterです。

以下の流れでセンチメント分析に使うデータを集めます。

センチメント分析では、基本的には、上記の「時系列データ」を用いることが多いです。

仮想通貨のセンチメント分析の方法

仮想通貨のセンチメント分析の方法は主に二つです。

方法１：Webサイトを利用する

センチメント分析をWebで行えるサイトを紹介します。

今回は、私がよく使うもので無料のものを紹介します。

DataPool

DataPoolでは、直近の日付までのTwitterの投稿をもとにセンチメントが表示されます。

以下のグラフの赤枠の部分がセンチメントです。

例えば、以下の図に示すように下落相場にも関わらずポジティブなツイートが多いときがあります。

こういったときは経験上、反発する可能性が高いです。

ただしこれは、短期的な局面（直近7日間のセンチメント分析）で使えるテクニックですので、注意ください。

これは覚えておいた方がよいテクニック（シグナル）の一つです。

Yahoo リアルタイム

Yahoo リアルタイムの方がDataPoolより、細かい分析ができます。

なぜなら、自分でセンチメント分析したい単語を入力できるためです。

この検索windowに単語を入力します。

例えば、ビットコインと入力すると以下が表示されます。

ただ、Datapoolと違い、ネガポジの割合の時系列データ出力されない点が、デメリットです。

ビットコインの価格との連動性が確認できないためです。

方法２：自分で実装する

Pythonというプログラミング言語で実装可能です。

現在記事を作成中なので少々おまちください。

仮想通貨のセンチメント分析の有効性

その理由は、過去の論文からツイート数には価格を予測する有効性が示唆される結果があるためです。

そこで有効性を示す論文やデータを紹介します。

Cryptocurrency Price Pr ency Price Prediction Using T ediction Using Tweet Volumes and olumes and Sentiment Analysis

Southern Methodist UniversityのJethin Abrahamらによる論文です。

この論文ではツイートボリュームとビットコインの価格の連動性を指摘しています。

そのグラフが以下です。

両者に高い相関性があることが分かります。

一方でビットコインの価格とセンチメントの関係は、以下に示すようにそこまで相関性はないように見受けられます。

なので、合わせてGoogleTrendも活用すると良いかもですね。

仮想通貨のセンチメント分析の具体例

DataPool

以下の赤枠に示すように下落相場にも関わらず、ポジティブなツイートが多くなったときは、そろそろ反発かも？という指標にしています。

直近7日間を見ると、4回ほどそのような局面が観測されていることが分かります。

Yahoo リアルタイム

Yahooリアルタイムでは、主に長期間でのツイート数を確認します。

例えば、直近ですと、11/10にツイート数が伸びていることが分かります。

これは、FTXショックの影響です。

このようにツイート数の増減から何があったのか？を調査する手がかりにしたりします。

ツイート数が多い＝現在市場のセンチメントを決定づける上で重要なイベントがあったと判断できるわけです。

まとめ

今回は、仮想通貨のセンチメント分析の方法を解説しました。

センチメント分析に対する筆者の意見は以下です。

その他、仮想通貨に関する記事に関しては、以下を参考にしてみてください。

今回の記事は、以上です。

最後までお読みいただきありがとうございます。