はじめに
ドコモの新料金プラン「ahamo」のスタートダッシュに、遅れ気味のイメージが否めないKDDI。2021年に予定している新料金プランの発表はこけられない状況となりました。
また、Softbankも2980円プランとして、「SoftBank on LINE」を発表した。
そこで、KDDIの現状をまとめ、今後の見通しを分析してみたいと思います。
KDDIの秘策はあるのか?
結論:あると思います。
特にこれです。オンライン特化のMVNO新会社「KDDI Digital Life」を設立。
KDDIは、2020年11月2日付で、MVNO (仮想移動体通信事業者) としてオンラインに特化した通信サービス (以下 同事業) の運営子会社「KDDI Digital Life株式会社」(以下 KDDI Digital Life) を設立します。
加えて、オンライン型携帯電話事業に幅広い知見と実績を有するCircles Asia社 (本社: シンガポール、Co-Founder/Director: Abhishek Gupta、以下Circles Life) と同事業のサポートを目的とする包括的パートナーシップを構築することで合意しましたのでお知らせします。KDDI Digital Lifeは、スマートフォンなどデジタルインフラの普及によって、オンライン上のサービスや手続きが社会に浸透するなか、デジタルネイティブのお客さまのニーズにお応えする新たなブランドを開始する予定です。新ブランドは、eSIMを活用した完全オンライン型の簡易な手続きや、お客さまのご利用ニーズにあわせてサービス内容や料金を自由にカスタマイズできる機能など、新たな利用体験を志向しています。
Circles Asia社ってなんだ?
サービス内容や料金を自由にカスタマイズできる機能って最高ですよね!
Circles Asia社とは?
Circles.Lifeは、2016年に発売されたシンガポールのMVNOです。Circles.Lifeは「デジタル電話会社」として運営されています。つまり、顧客が利用できるサポートチャネルはライブチャットと電子メールだけです。同社にはコールセンターがないため、電話によるサポートはありません。 2019年2月、同社はSequoia Indiaとの非公開の資金調達ラウンドを終了し、今後18か月間に台湾とオーストラリアを含む5つの新しい市場に拡大する計画を発表しました。同社は、AI主導のイベントや映画ベースのプラットフォーム「Discover」などのデジタルライフスタイル機能をリリースすることで、サービスを拡大しています。2019年6月、同社は、シンガポールの政府関連のEDBIおよびファウンダーズファンドが主導する非公開の金額で、別の資金調達ラウンドを終了しました。シリコンバレーに本拠を置くファウンダーズファンドが電話会社に投資したのはこれが初めてです。同社は2019年6月に最初の海外市場である台湾に参入し、続いて2019年9月にオーストラリアに参入しました。
Circles Asia社は、シンガポールのMVNOを軸としたスタートアップなのね。
コールセンターを設けないことで、コスタダウンを図っているのね。
今のキーワードはデジタルネイティブとオンライン完結
「ahamo」と「SoftBank on LINE」におけるキーワードは
- デジタルネイティブ
- オンライン完結
このキーワードをKDDIに照らし合わせると「Circles Asia社」の「KDDI Digital Life株式会社」発のサービスになりそうな予感ね・・・あくまで予感よ
ポイントは差別化
おそらく料金は、KDDIも2980円にしてくるはず。(あくまで予想ですよ!)
大切なのは、差別化戦略がなんなのか?ってところになりそうですね。1月の発表を期待したいと思います。
コメント
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