現在は、2021年6月3日です。
今は、金が熱いです。
以下のチャートは、金/USドルのチャートですが、綺麗な上昇トレンドを形成しています。
コモディティとして機能は、古くから金が有名ですが、ビットコインにもその傾向があるのはご存知でしょうか?
今回は、そんな二つの秘密を解説し、今後金とビットコインどちらへの投資が効果的なのか?という観点で分析したいと思います。
金とビットコインの関係とは?
お金を刷ると、金の価格はどうなるでしょうか?
答えは、金の価格は上がります。
これはあくまで一般論です。
なぜなら、お金を刷るとお金の価値は、物と比べて相対的に下がるからです。
そのため、金の価格は上がります。
これは、ビットコインも金とにた側面を持っているということが言えます。
なぜなら、ビットコインもお金も価値の保存という機能を有しているためです。
そこで、金とビットコインの相関を確認してみます。
金とビットコインの相関
ビットコインと金は、基本的には、正の相関関係があります。
正の相関関係とは、片方が上がればもう片方も上がるという意味です。
しかし近年、その関係が崩れてきているのはご存知でしょうか?
そこで、近年のビットコインと金の関係についてグラフで確認します。
- 縦軸:金の価格
- 横軸:ビットコインの価格
2018年
- ビットコイン-金の相関係数:0.62
2019年
- ビットコイン-金の相関係数:0.70
2020年
- ビットコイン-金の相関係数:0.51
例年に比べてかなり低い。
これは、年末にかけて金の価格は下落したものの、ビットコインの価格は、上昇するという現象が起きたためです。
2021年
- ビットコイン-金の相関係数:-0.79
なんと例年の逆の相関になっているのです。
そう、これが金とビットコインの関係の秘密なのです。
これまで、金とビットコインは、正の相関関係だったにもかかわらず、2020年ごろから、相関関係が崩れはじめ、2021年には負の相関に転じているのです。
筆者は、これまでは、価値の保存としてビットコインと金が選ばれていたが、2020年ごろからビットコインに資金が流入するようになり、金から流出が続いたと推定されます。
そこで、仮想通貨市場にキャッシュが溢れかえったために今後の予想としては、金へとお金がシフトするのではないか?と判断しています。
同じような判断をしている記事があったので、共有します。
今後の筆者の投資戦略は?
2021年の6月にある程度、金を購入しようと思います。
理由は、長期的にみてしばらく上昇が続くのではないか?と判断しているためです。
一方で、仮想通貨の方も積立を崩すことはせずコンスタントにビットコインとイーサリアム中心のポートフォリオを形成する予定です。
その理由に関しては、以下の記事を参考にしてみてください。
2021年5月の仮想通貨まとめと6月の見通し|この2つの銘柄を中心にポートフォリオを組む
今回の記事は、以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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