どうも、月見(@Suzuka14144156)です。
私は、ブロックチェーンに関する研究をしており、本ブログでは仮想通貨/暗号資産の情報を整理して発信しています。
この記事では、仮想通貨NEARの今後の見通しと特徴、将来性について解説します。
なので以下のようなお悩みをお持ちの方におすすめの記事です。
- 仮想通貨NEARって?
- 将来性は高いの?
- イーサリアムとの違いは?
それでは解説いたします。
仮想通貨NEARとは?
- NEARとは、シャーディングされたプルーフオブステークのレイヤー1ブロックチェーン
- 他のブロックチェーンとの親和性や拡張性が非常に高いのが特徴
- 少々難解な単語が出てきたので一つずつ解説します
シャーディング
NEARの先輩にあたるのが、時価総額2位のイーサリアムという仮想通貨です。
そのイーサリアムには、スケーラビリティの問題を抱えています。
どんどんブロックチェーンを生成すると直列にどんどん長くなっていきます。
そのため、その分計算に必要なエネルギー量が増加し、処理が遅くなります。
その問題を解決するための技術の一つが「シャーディング」です。
シャーディングにより、並列に計算することが可能になるため、処理速度の向上が可能となります。
- イーサリアムにシャーディング(シャードチェーン)が導入されるのが、2023年の予定です。
情報元はコチラです。
- NEARには、「シャーディング」はすでに実装済みなので、アルゴリズムの観点からはイーサリアムより一歩進んでいると言えます
NEARのシャーディングに関するより深い情報はこちらのページを参考ください。
プルーフオブステーク
- PoS(プルーフオブステーク)とは、コンセンサスアルゴリズムのこと
- NEARに採用されているコンセンサスアルゴリズムが、PoS
- 2022年1月現在、イーサリアムはPoW(プルーフオブワーク)
なので、イーサリアムと比較することで、PoSを解説します。
ざっくりとした理解としては、以下です。
- PoW:ビットコインに採用されたコンセンサスアルゴリズム
- PoS:PoWの課題を解決するためのコンセンサスアルゴリズム
- なので、処理速度やスケーラビリティの観点からは、PoSが優秀
両者の違いは、マイニングにおける報酬の決定方法があります。
- PoW:計算した量によって決まる
- PoS:コインの保有量や年数で決まる
近年、仮想通貨を保有するだけで、利回りが得られる仕組み、ステーキングがあります。
これは、PoSによって実現しているサービスなのです。
ステーキングの詳細は、以下の記事を参考にしてみてください。
【保存版】仮想通貨のステーキングのやり方・始め方【初心者〜上級者まで】
NEARの高い拡張性
- Aurora Bridge と EVMで、イーサリアムのアプリをNEAR上にデプロイ可能
- これにより、イーサリアムの課題であった高いガス代(手数料)の問題が解決可能
- 相互運用可能なアプリチェーン「Octopus」
Aurora Bridge と EVM
この二つを導入することにより実現できるスペックは、以下です。
- 平均ブロック時間:1秒
- トランザクションの生成:2秒
- 取引コスト:0.00ドル
詳細は、以下の文章を参考にしてみてください。
Octopus
Octopusは、ビットコイン、イーサリアム、ポルカドット、コスモスなど、NEARと相互運用可能なアプリチェーンのネットワークです。
詳細は、公式の動画を参照ください。
仮想通貨NEARの将来性は?
- 筆者は、仮想通貨NEARの将来性は、非常に高いと判断しています
というのも、イーサリアムの課題である処理速度の向上とガス代の低下はかなり急務である状況のためです。
例えば、NFTをイーサリアムブロックチェーンで発行しようとすると、数万円近いガス代がかかります。
なのでイーサリアムを中心に集まった資金の一定額は、このレイヤー1の銘柄に今後も流れていく可能性が高いと思います。
ここに対する解決策として。レイヤー1の仮想通貨は、SOL(ソラナ)など競合が多数います。
そことの差別化が非常に重要です。
- 筆者はアルゴリズムよりもエコシステムが重要だと考えています
- つまり、どこと提携してどういう経済圏を構築できるかが重要
筆者は、その点は、ソラナが優れていると思っています。
それを反映してか、市場での認知度もソラナが上の状況です。
SOL VS NEAR
以下はソーシャルメディアでのメンションされた数の比較です。
現在は、圧倒的にSOLが人気であることがわかります。
仮想通貨NEARのテクニカル分析
週足チャート
NEARは、現在非常に強い上昇トレンドを形成しています。
というのものNEARのTVLは、上昇傾向で、これを反映して価格もどんどんあがる状況のためです。
日足チャート
2022年1月現在、エリオット波動5波目が到達しています。
なのでここから短期的には下落する可能性が高まっているので、今からのロングエントリーは控えた方がよいでしょう。
RSIも70と買われすぎの傾向を示しています。
NEARの今後の投資ポイント
以下の図のように青いサポートラインまで下がってきたらロングを検討したいです。
今は短期的に価格が上がりすぎているかなというのが、筆者の印象です。
NEARとSOLの価格遷移の比較
- SOLがNEARに対しては、圧倒的に高騰している
以下のグラフは、2021年1月1日の価格を100とした場合の現在までの価格推移です。
- こう見るとソラナの上昇はものすごい
- NEARはももう少し上がってもいいんじゃないの?と思って今います
両者の価格の相関係数を確認すると、2022年1月から急激に低下しています。
これは、ソラナの価格が下がる一方で、NEARは上昇しているためです。
NEARのモンテカルロシミュレーション
モンテカルロシミュレーションの結果
2023年1月16日のNEARの予想価格は
- 平均値:約259ドル
- 中央値:約70ドル
2022年1月15日の価格より2023年の1月16日の方が上昇する可能性は、約77.6%
- よって、NEARへの投資はアリと言えそうです。
詳細を以下で解説します。
2023年1月16日のNEARの価格をモンテカルロシミュレーションで予想します。
以下の結果は、月見が計算した結果となります。
過去のリターンとリスクを考慮して、乱数を用いる手法です。
以下のデータを用いて行いました。
- 2021年1月1日~2022年1月15日のSANDの価格
その結果が以下です。
2023年1月16日のNEARの価格は、0-200ドルの可能性が高いと言えそうです。
なのでもっとレンジを絞って確認します。
上のヒストグラムの結果を表で示します。
count 1000.000000 mean 258.736260 std 762.650949 min 0.417537 25% 22.120326 50% 70.212149 75% 212.072021 max 10243.739081
NEARは、0.41~10213ドルまで振れ幅があり、非常にボラティリティが高いですね。
2023年には、現在価格の約20ドルを上回る可能性は高いと判断しています。
なぜなら、 2022年1月15日の価格より2023年の1月16日の方が上昇する可能性は、約77.6% のためです。
NEARの購入方法
口座開設は以下から可能です。
Binance
Bybit
上記取引所に送金するには、国内取引所が必要となります。
オススメの国内取引所は、以下です。
口座開設は以下から可能です。
Coincheck
Bitbank
バイナンスなどへの仮想通貨の送金方法は、以下の記事を参考にしてみてください。
コインチェックからバイナンスに手数料を低く送金する方法
ビットバンクからバイナンスへの入金/送金で手数料が最も低い方法【Binance|Bitbank】
【5分で完了】Bybit(バイビット)への手数料を低く送金する方法がわからない方へ分かりやすく解説|日本円で送金できないの?で手数料が最も低い方法【Binance|Bitbank】
まとめ
現在は、仮想通貨NEARの今後の見通しと特徴、将来性を解説について解説しました。
仮想通貨NEARとは、以下が特徴です。
- NEARとは、シャーディングされたプルーフオブステークのレイヤー1ブロックチェーン
- 他のブロックチェーンとの親和性や拡張性が非常に高いのが特徴
レイヤー1のライバルとして代表的なのは、ソラナです。
現在は圧倒的にソラナの方が知名度が高い状況ですが、NEARの将来性も筆者は、高いと判断しています。
モンテカルロシミュレーションの結果から、2023年には現在の価格より上昇する可能性が高いと言えます。
モンテカルロシミュレーションの結果
2023年1月16日のNEARの予想価格は
- 平均値:約259ドル
- 中央値:約70ドル
2022年1月15日の価格より2023年の1月16日の方が上昇する可能性は、約77.6%
今回の記事は、以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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