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オリックス株の今後の見通しを分析|年利5.3%の利益が見込めそう?

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はじめに

オリックス株の今後の見通しを分析します。オリックスの株価は、2021年2月8日寄付の時点で1846円となっています。

これまで上昇トレンドを形成できた背景には、以下三点が理由として挙げられるでしょう。

  • 自社株買いの発表
  • 配当維持
  • 日本株の金融関連株の上昇

そんな、オリックス株の今後の見通しについて、詳細に分析していきたいと思います。

オリックスの決算短信

営業利益が、YOYで-25.9%大幅な下落となっています。直近のコロナウイルスの影響がかなり大きいと言えるでしょう。

概要

  • 営業収益は、生命保険料収入および運用益や商品および不動産売上高が増加したものの、サービス収入や有価証券売却・評価損益および受取配当金、オペレーティング・リース収益が減少したため、前年同期の1,135,445百万円に比べて4%減の1,084,738百万円になりました。
  • 営業費用は、上述の収益と同様に、生命保険費用や商品および不動産売上原価が増加したものの、サービス費用が減少したため、前年同期の973,743百万円に比べて1%減の964,899百万円になりました。上記に加え、持分法投資損益が前年同期の32,617百万円に比べて93%減の2,289百万円、子会社・関連会社株式売却損益
  • および清算損が前年同期の33,288百万円に比べて77%減の7,681百万円になりました。

以下の5事業領域の利益の下落率が大きいです。

  • 不動産:不動産開発・賃貸・管理、施設運営、不動産のアセットマネジメント
  • 事業投資・コンセッション:企業投資、コンセッション
  • 輸送機器:航空機のリース・管理、船舶関連投融資
  • ORIX USA:米州における金融、投資、アセットマネジメント
  • アジア・豪州:アジア・豪州における金融、投資

不動産

  • セグメント収益:-27%
  • セグメント利益:-78%

事業投資

  • セグメント収益:-10%
  • セグメント利益:-79%

輸送機器

  • セグメント収益:-49%
  • セグメント利益:-72%

ORIX USA

  • セグメント収益:-12%
  • セグメント利益:-68%

アジア・豪州

  • セグメント収益:-19%
  • セグメント利益:-76%

https://www.orix.co.jp/grp/pdf/company/ir/library/financial_result/ORIXResults2021_2QJ.pdf

オリックスのファンダメンタル分析

  • 良い点としては、割安株であるということです。PERが12.1倍と低く、お買い得な株と言えるでしょう。なぜ、オリックス株は、割安かというと事業領域が多岐に渡るため、事業の見通しが難しい、所謂「コングロマリッドディスカウント」と呼ばれる銘柄のためです。
  • 一見すると、自己資本比率の低く懸念点に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、これは、オリックスは金融業も事業領域の一つであるためです。よって、そこまで懸念する数字ではないかと筆者は考えます。
  • 懸念点は、売上・利益のマイナス成長です。直近のコロナウイルスの蔓延に関しても、観光業や航空機リース事業を抱えるオリックスには向かい風の状況です。

概要

  • 良い点
    • PER:12.1倍
    • ROE:10.2%
    • 配当性向31.5%

売上・利益

  • 懸念点
    • 売上5y CAGR・実績:-1.0 %
    • 営利5y CAGR・実績:-1.6 %
    • 純利5y CAGR・予想:-8.7 %

EPS/BPS・配当・健全性

  • 良い点
    • 配当維持
  • 懸念点
    • EPSが減少傾向

オリックスのテクニカル分析

日足チャート

逆三尊の形成し、現在は、上昇トレンドを形成しています。下値支持線が1200円付近に確認できます。

現在の上昇トレンドの上値と下値をそれぞれ結んだトレンドラインは以下になります。

直近は、このレンジの中で推移していくことが予想されます。よって、下値のサポートラインに支えられるのを確認して、短期では押し目買いが有効かと思います。

出口のポイントですが、コロナウイルスによるショック前の株価(水色のライン)が意識されると思います。1950円付近で一旦売りが入ると推定されます。

フィボナッチ・エクステンション

フィボナッチ・エクステンションからも、1925円がレジスタンスラインになることを示唆しています。

RSI

RSIは、60後半で推移しています。70を超えると売り圧力が出てくるので注意が必要な水準です。

オリックスのモンテカルロ・シミュレーション

モンテカルロ・シミュレーションにより、オリックスの1年後の株価を予想します。

その結果、950〜4900円との予想が算出されました。全50シミュレーションの平均は、1960円です。よって、おおよそ年利5.3%の利益(配当と株主優待抜き)が見込めそうです。投資としては、悪くなさそうです。短期で、1950円に達することがあれば、利益確定でも問題なさそうですね。

  • 横軸:日数
  • 縦軸:株価

1年後の株価のヒストグラムです。最頻値は、1700円付近です。

まとめ

オリックス株の今後の見通しを分析しました。結論としては、投資はありだと思います。

短期投資

押し目を狙いたいです。以下二つの方法が良いでしょう。

  1. 株価を下げて直近のサポートラインにぶつかったタイミングでの逆張り
  2. サポートラインに支えられることを確認してからのエントリー

長期投資

今はステイかと思います。1200円を再びタッチするのであれば、エントリーを検討したいです。現状の懸念点としては、減収・減益の状況で、不動産関連事業の収益率の悪化がリスキーです。

理由は、モンテカルロシミュレーションです。最頻値が1700円付近なので、まずはそこを割り込むことを確認ポイントとしたいためです。

また、下値支持線が1200円付近に確認できます。ここまで株価を下げることがあれば、エントリーを検討したい銘柄です。

投資に関してもっと知りたい、投資を始めてみたいという方は、こちらの記事も参考にしてみてください。口座解説の方法やおすすめの証券会社について解説しています。

今回の記事は、以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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