はじめに
仮想通貨ビットコインは調整局面に入った可能性が高いと言えるでしょう。2021年1月11日 16:11にブルームバーグから以下の記事が発信されています。
ここについて考察し、今後のビットコインの短期的な見通しを立てたいと思います。
ビットコイン急落、2日間で最大26%安-揺らぐ仮想通貨ブーム
仮想通貨バブルが今にも崩壊への懸念
- 仮想通貨バブルが今にも崩壊するのではないかとの懸念が強まっている?
これは投資家心理としては、皆さま持っているのではないでしょうか。2018年より前から仮想通貨投資をしている方には、一層この心理状態が理解できるかと思います。
なので、いまの調整局面としては、「バブル崩壊を意識して利益確定が進行している」と筆者は判断しています。
この調整局面は、比較的長く続く可能性もあります。なぜなら、2018年から仮想通貨は、2020年の後半約2年半、低迷期を迎えたためです。このくらいのリスクは再びある可能性があることを意識することが大切かと思います。
ビットコインの時価総額の約19兆3000億円が飛ぶ
たった、2日間の下げで約19兆3000億円の時価総額が飛びました。これは、かなり大きな下落です。売り圧力がかなり高い状態ですので注意しましょう。
特にこういったボラティリティが高い状況での投資というは、非常に危険です。リスクが高まっている状態と言えます。投資では、なるべくリスクを排除して、リターンを狙うことが大切なので、一旦は、投資を控えても良いかもしれません。
これによって、「転換点」を示す「SAR」(ストップ&リバース)という指標が点灯したので、ご紹介します。上昇トレンドが継続し、今回の下げで、転換点を示しています。前回の転換点では、年始で、再び転換ポイントが発生しました。ここまで、短期間で転換点を示すのは、数ヶ月ぶりです。注意が必要でしょう。
「SAR」(ストップ&リバース)は比較的大きな波(トレンド)で使う指標です。ボックス相場の時は機能しにくいので注意しましょう。
ビットコインが23%、イーサリアムが29%の大幅下落
2021年1月12日時点で、主要2コインのこの二日間の下落幅は以下です。イーサリアムの方が下落幅が大きいです。
- ビットコインが23%下落
- イーサリアムが29%下落
現在は、アルトコインの方が厳しい状況です。ローテートしてリスクヘッジするのであれば、ビットコインが良いでしょう。アルトコインは、ビットコイン以上のボラティリティになる可能性が高いので、ボラティリティが低い資産へのローテートを検討するのは良いでしょう。
以下のチャートは、イーサリアム/ビットコインです。
このチャートから、イーサリアムの下げ幅が大きいことがわかります。ボックス相場で推移しており、ここからは下落の可能性が高いと言えるでしょう。
まとめ
仮想通貨ビットコインは調整局面に入った可能性が高いと言えるでしょう。非常のボラティリティが高い状態ですので、かなりリスキーな状況とみて間違いないでしょう。
すこし、下落の可能性が高まってきていますので、これからの投資を検討する方は、リスクが高まっていることを意識すると良いと思います。
テクニカル的は下落の可能性が高いです。理由は以下です。
- 「SAR」(ストップ&リバース)が転換を示しているため
本記事は以上です。
コメント
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