はじめに
ソニーの株価の今後を分析したいと思います。ソニーは日経平均採用銘柄の中でも構成率が比較的高い銘柄です。よって、日経平均の今後を見通す上で、重要な銘柄の一つと言えるでしょう。
ソニーってどんな企業?
ソニーはあえて説明する必要がないくらい有名な企業ですが、今一度事業内容を整理したいと思います。
ソニーの事業は以下から構成されています。
- ゲーム&ネットワークサービス
- 音楽
- 映画
- EP&S(エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション)
- I&SS(イメージング&センシング・ソリューション)
- 金融
- その他の事業
2020年度 第2四半期 決算短信より売り上げと利益を確認します。
直近の成長で見ると、ゲーム&ネットワークサービスと音楽の伸びが高いですね。
ソニーの事業は多岐に渡りリスク分散の観点より、非常によいと見受けられます。
ソニーの株に関するニュース
- ソニーは今、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が選ぶ「世界で最も持続可能な経営をする企業100社」の首位に立っている。
すごいですよね。私は、ソニー大好きですが、さすがに1位がソニーなの?とすこし疑問に感じました。
ファンダメンタル分析
- 財務はかなり盤石なので、長期で持つ銘柄としては、よいでしょうただしエントリーポイントはテクニカル含めて判断する必要ありです
ソニーのファンダメンタル分析は難しいです。なぜなら、ソニーは金融業も兼ねているためです。
概要
ソニーの自己資本比率は一見低く見えますが、金融分野を除くと以下です。
- 金融分野を除いたソニー連結の自己資本比率は、2020年3月末で42.8%
なので、財務基盤は盤石といえるでしょう。
売上高・利益
ものすごい成長性ですね。2011,12年は、非常に厳しい状況のソニーでしたが、近年は目覚ましい成長を遂げています。
- 良い点
- 売上5y CAGR・予想:2.8 %
- 営利5y CAGR・予想:24.8 %純利5y CAGR・予想:81.8 %
ソニーの金融の影響率
金融業の影響率は、おおよそ全体の1/5の比率ですね。
純売上高の比率
- 817023/(3228445+817023)=約20%
営業利益率
- 金融業以外
- (3228445-2198661)/3228445=約32%
- 金融
- (817023-726044)/817023=約11%
テクニカル分析
日足チャート
ソニーは非常に強い上昇トレンドに入っています。
エントリーポイントは、直近下値二点を結んだライン結んだ線とぶつかったタイミングと判断します。
機能しているインジケータはRSIです。40を下回ったポイントでエントリーがよいかと思います。
あとは、MACDも機能しています。今はデッドクロス中なので、エントリーは危険と言えますね。
MACDとRSIを確認して、まとめると押し目を狙いたいですね。
結論
ソニーの株価の今後を分析しました。結果、財務状況は盤石です。ただし、直近のコロナの影響が見通しにくいです。
短期投資
押し目を狙いましょう。直近下値の二点を結んだトレンドラインへタッチしたところを狙うのがおすすめかと思います。ただし、その際MACDとRSIを確認しましょう。
長期投資
非常にいい銘柄なのですが、コロナの見通しが難しいので、一旦今は控えた方が良いと判断します。
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