はじめに
最近、携帯キャリアとして参入が本格化してきた楽天の株価の見通しを分析します。
通信キャリア業界は、今後「5Gの本格化にともなうサービス拡充」と「経済圏をいかに広げるか」がキーポイントとなります。特に楽天に関しては、楽天市場を筆頭に強い経済圏を持っています。
そのため、楽天に関しては通信キャリア会社として、如何にユーザを獲得できるかにかかっていると言えるでしょう。そんな楽天の株価をみていきましょう。
結論
楽天は、今月末まで下落する可能性が高いと言えるでしょう。
一方で、現在上昇トレンド継続中です。なので、一旦下落しトレンドラインに支えられるチャート形状を示してからの陽線での短期でのエントリーがおすすめです。エントリーポイントは、1030〜1050円です。損切りラインは1000円です。目標値は1250円です。その前に5日線を割るようであれば、利益確定をおすすめします。
例年ですと、ここから下落トレンドの傾向があるので深追いは禁物です。なので、トレンドラインに支えられない場合は、エントリーせず経過観察をおすすめします。
一方で、スルスルとこのまま上がった場合は、経過観察でよいと判断します。
あくまで、現在の株価から下落し、上昇しそうなのを確認してからのエントリーがよいと判断します。
株価チャート
長期チャート
長期では、700〜1400円のボックス相場であることがわかります。現在の株価は1089円と丁度中央値です。直近の高値である1300円までは到達の可能性ありと言えます。下落リスクとしては、直近安値の1000円です。89円の下落リスクに対して、211円のリワードと言えるでしょう。1000円を割ると次のサポートラインが900円ですので、注意しましょう。
短期チャート
短期的には、前回のレジスタンスライン1030円がサポートラインに変化しているので良いチャートの形と言えるでしょう。2week前が丁度よいエントリーポイントだったと言えます。そのため、一旦、値段が下がるのを待ち、トレンドラインに支えられる形での陽線が出てからのエントリーがおすすめかと思います。出口は、直近高値の1250円を目標値として良いでしょう。
トレンド分析
まずは、コレログラムを確認します。コレログラムは、5年分のチャートから分析しています。
興味深いのが490付近にピークが確認できます。これは、楽天の株価は2年周期で増減を繰り返す傾向があるという意味です。そこで、2018年の11月の株価を確認してみましょう。
2018年の11月は、急激な上昇後下落に転じています。
この傾向を持続するのではあれな、これから11月末にかけて、楽天の株価は下落すると言えるでしょう。そして最適なエントリーポイントは、12月末です。
次にトレンド分析です。長期的には、下落トレンドを2020年の3月に抜け、上昇トレンドに転じそうです。
次に季節変動です。楽天の株価は、10月から年度末にかけて下落トレンドの傾向が強いですが、本年は異なっています。例年よりも早い段階で下落トレンドを迎え、反発しています。例年通りだとここからさらに下落する傾向を示しています。
今回の分析は以上です。
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