日経平均株価、TOPIXのバリューセクターの上げが一巡し、今マザーズが再び上昇トレンドの形成にトライ中です。そこで、今後のマザーズ市場への投資はありなのかどうか分析していきます。
以下の観点で分析します。
- マザーズは上昇トレンドの可能性は高いのか?
結論
マザーズは上昇トレンドの可能性は高いのか?
マザーズは上昇トレンドの可能性は”短期的”に高いです。よって買いでよいと思います。ただし、安全策を取るなら、一目均衡表の三役好転を確認してからが良いと思います。
理由
- MACDの買いシグナルのため
- 直近高値1267円を上にブレイク中のため
テクニカル分析
日足チャートとMACD
TSE MOTHERS INDEXを分析します。
- 10月中旬から続いたレジスタンスラインを2020年11月30日にブレイク
- 11月から底値を切り上げている
- 11月9日の高値(1267円)を12/1に一旦突破
- 現在1267円トライ中
- MACDが買いシグナル

日足チャートと移動平均線
TSE MOTHERS INDEXの日足チャートは、11/30にゴールデンクロスを形成しています。そのため、買いが強く入る可能性を示唆しています。
- 赤線:5日線
- 青線:25日線

一目均衡表
次にTSE MOTHERS INDEXの日足チャートの一目均衡表を確認します。現在は雲のなかです。三役好転になるかどうかの瀬戸際で、非常に重要な局面です。雲抜けを確認してからの本エントリーで良いかもしれません。

季節変動データ
TSE MOTHERS INDEX直近5年分のデータよりトレンド分析を行った。TSE MOTHERS INDEXの季節変動データは、2月上旬まで上昇トレンドの傾向を示している。

なぜマザーズが上昇しているのか
2020年10月中旬までは、日経平均と連動する形で、強い上昇トレンドを形成してきました。それがわかるのが、下のグラフの黄緑の矢印です。
そこから、日経平均は上がるがマザーズ市場は、下がる傾向を示しました。それが、わかるのが水色の矢印です。この時は、日経平均へと資金が流入し、マザーズから急激に資金が流れていきます。
現在は、マザーズの資金流出がとまり、再び上昇に転じそうです。まだ、日経平均株価は下がっていないです。これは、推定になるのですが、グロース株に高値警戒感がでています。特にエムスリーです。そこから、新興株へ資金が流入しだしていると推察しています。現時点では、マザーズのチャート形状は非常によいので、今後もしばらくマザーズに資金が流入すると思われます。よって、エムスリーから崩れて、日経平均株価関連の資金がもしかすると、マザーズに流れる可能性があると見ています。
- 縦軸:TSE MOTHERS INDEX
- 横軸:日経平均株価

エムスリーに関する分析は、以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ
今後のマザーズ市場への投資はありなのかどうか分析しました。その結果、日経平均株価関連の資金がもしかすると、マザーズに流れる可能性があることがわかりました。
また、テクニカル分析からも以下二点が良いです。
- MACDの買いシグナルのため
- 直近高値1267円を上にブレイク中のため
よって、マザーズは上昇トレンドの可能性は”短期的”に高いです。よって買いでよいと思います。ただし、安全策を取るなら、一目均衡表の三役好転を確認してからが良いと思います。




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