はじめに
大手企業の採用担当目線で選ぶおすすめの優良IT転職エージェント上位3選を紹介します。
AIエンジニアになるには?
という観点でエージェントを選定し、具体的な求人例を紹介します。

筆者は、書類選考や面接で、応募者を選定した経験があります。
その経験から、このエージェントからくる人材は、よかったという点から、おすすめのエージェントを紹介します。
特に最近要望の高いAIのプロジェクトに関わりたいというITエンジニアの方におすすめの記事です。
今回紹介する優良IT転職エージェント上位3選はこちらです。
優良IT転職エージェント上位3選
この記事のゴール
この記事を読むと自分がどのエージェントを選べばいいのか明確化することができ、優良IT転職エージェントを知ることができます。
AI関連のプロジェクトに携わるには?

AI関連のプロジェクトにエンジニアとして携わるにはプログラミング言語Pythonのスキルが必須となります。Pythonを全くわからずして転職は厳しいです。
そこで、Pythonはどのように学んだらよいのか?という悩みをお持ちの方は以下の記事を参考にしてみてください。

AI開発のプロジェクトにエンジニアとして携わるには、プログラミング言語Pythonが必須スキルとなります。しかもゴロゴロとすごいライバルがいる世界です。そんな中「採用」勝ち取るには自身のスキルはもちろんのこと、転職エージェントも非常に重要です。
採用担当目線で大切なこと

採用担当目線で大切なことは以下三点です。この三点が良くできている方の応募が多いエージェントを今回は選定しています。
- 書類の書き方
- 面接での自身の発言のロジックが破綻しないこと
- 面接では結論から述べること
書類の書き方
まず質問の答えを一文目に書くのが基本です。この基本を落とすと書類選考で落ちる確率がぐっと高まります。なぜなら、書類を読む側は、一文目を読んで、答えが書かれていないと二文目を読まないことがあるからです。
面接での自身の発言のロジックが破綻しないこと
基本的にロジックが破綻したと判定されたらどこかに嘘が隠されている可能性があると判断します。
なので、落とします。
面接では結論から述べること
結論から述べられないと、時間が長くなる。仕事では時間の意識は大切です。如何に短い時間で相手に伝えるか、そして理解するかということが非常に大切です。
おすすめの転職エージェントは?

おすすめの転職エージェントは、採用担当目線で大切なことができている応募者が多い、且つ応募者目線で重要なポイントを抑えている3社に選定しました。
応募者目線で転職エージェントを選ぶポイントは、以下三点が重要です。
- IT求人数・質
- 提案力
- サポート力
以下の表の数字は以下を表します。
- 1:悪い
- 2:普通
- 3:良い
エージェント名 | IT求人数・質 | 提案力 | サポート力 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
レバテックキャリア![]() | 3 | 3 | 2 | 開発系・インフラ系の実績が多 |
マイナビエージェント | 3 | 2 | 3 | 他社にはないマッチング力とサポート体制 |
![]() | 2 | 2 | 2 | ITエンジニアの独自求人を多数保有 第二新卒・20代の転職特化型 |
細かい棲みわけは、上記の表のようになっております。そのため以下の観点からご自身にあったエージェントを優先的に登録すると良いかと思います。もし、お時間がある方は、すべてのエージェントを登録・検討し、自分にあったエージェントをまずは探索するのもおすすめです。
- IT求人数・質と提案力:レバテックキャリア
- IT求人数・質とサポート力:マイナビエージェント
- 第二新卒・20代の転職特化型:DYM
レバテックキャリア

レバテックキャリアは、IT・Webに特化した転職エージェントで、IT業界の転職では大手の会社です。そのため、IT業界への転職をお考えの方は、一番最初に検討するべきエージェントと言えるでしょう。
強み
レバテックキャリアの強みは以下二点です。
- 高い内定率
- 企業情報がリッチ
高い内定率
ご自身で理解していない強みが実はあり、それが特定企業にとっては、採用のポイントとなるというケースがよくあります。この強みを引き出すテクニックと企業のマッチング力に強いのがレバテックキャリアの強みです。
このテクニカルヒアリングが非常に有益です。自分の強みを自分自身のみで理解するのには、限界があります。他のライバルと比べて自分がどうなのか?という強みは必ず相対値として、面接官に算出されるためです。
よって、プロのテクニカルヒアリングを受けることは極めて大切だと言えます。
筆者は、採用の仕事も担当しているのですが、まず見るのは「職務経歴書」です。内容以前に、書き方をみます。個人的には、誤字脱字はまだいいのですが、以下の観点でできていない場合は、NGとして弾きます。ただ、これが全ての企業に当てはまるかというと、そうではないと思います。
- 結論からかけていない
- 質問に対する回答になっていない
- ロジックが破綻している
レバテックキャリアではアドバイザー以外に、現役エキスパートエンジニアからの添削を受けることもできます。そのため、その企業毎の正解というのを知ることができると言えるでしょう。
各企業がエンジニア採用やクリエイター採用で重視するポイントや、過去の質問例やお見送り理由などを集約したオリジナル資料を提供いただけます。これは、大量なデータが揃っているからこそのレバテックキャリアの価値の本質と言えます。
オリジナル資料を元に、質問の傾向などを踏まえた上で模擬面接を実施されます。本当に企業が求めているスキルを上手にアピールできるように練習していくので、非常に安心感があります。
企業情報がリッチ
レバテックキャリアは、年間累計3000回以上、企業に足を運んで現場のプロジェクトマネージャーやメンバーと頻繁にヒアリングを実施しています。そのため、実際に目で見て確認した事を細かく知ることができます。

私も何度かお話したことがあるのですが、よく足を運んで、いろいろと質問されて熱心だなーと個人的には関心しました。
また、レバテックでは職業紹介による転職支援以外にも業務委託や派遣事業行っているため、現在企業にいらっしゃる方から開発現場の情報収集を行うことにより、詳細な情報を得ることができます。
弱み
レバテックキャリアの弱みは以下二点です。
- エリアが限定される
- 他業界からの転職には向かない
エリアが限定される
首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)関西(大阪、兵庫、京都)福岡(福岡市中央区)に案件が集中しており、地方の案件がほとんどありません。
他業界からの転職には向かない
レバテックキャリアの転職サポートの方針はIT業界内でのキャリアアップを前提としています。
そのため、キャリアチェンジを前提としたケースでは他社と比べて難しいと言えます。
求人例
ヤフー株式会社

マイナビエージェント

強み
マイナビエージェントの強みは、
マッチング力とサポート体制
マイナビは、新卒採用もカバーしていることから、企業とのパイプが非常に太いです。そのため、企業側の求める人物像や、業務の特徴などの情報を多く持っていると言えます。
キャリアアドバイザーと呼ばれる方が、求職者の方に対し、あるいは電話で面談を行い、今までの職務経歴やスキルを丁寧に棚卸します。求職者の強みや価値観を第三者視点で確認し、リクルーティングアドバイザーの企業情報と掛け合わせることで、適した企業や業界を紹介いただけるという仕組みです。
ここら辺は、レバテックキャリアとそこまでの差異はなく、両社ともに業界トップクラスと言えます。
一方でレバテックキャリアとの差異は、業界未経験からチャレンジへのサポートがあるということです。「なぜ、その仕事をしたいのか?」を面談で確認させます。その後、希望条件や価値観に沿った求人を紹介されます。面談の結果、今の会社にとどまったほうが良いと判断した場合は、その旨も率直にお伝えし、後悔のない選択へとつなげていきます。なので、未経験からでも、サポートちゃんとみてもらえるので、そこらへんは親切で良い印象を受けました。
転職活動をトータルサポート
他社の場合、面接対策セミナーを開催し、その後の内定獲得は各自の努力次第というところもありますが多いです。一方で、マイナビエージェントは、職務経歴書のブラッシュアップや模擬面接の他、利用回数や期間に制限なく、求職者の都合に合わせて夜間や土曜(9:30〜17:30)の相談も可能です。

ここがマイナビエージェントの一番のポイントです。このサービスにメリットを感じる求職者が多く、マイナビはサポート体制がよいとの口コミが多い理由です。
企業の採用担当者が1日に見る応募書類の数は、なんと100通に上ることもあります。

私は実際それくらい読んでます(した)。なので最初の一文目に、こちらの質問に対する答えが書いてない書類は落とすとしていました。一定のフィルタリング基準を設けないと見切れないです。
マイナビエージェントでは「その企業は書類のどこに注目しているか」などを客観的にアドバイスし、通過率向上につなげています。
さらに、キャリアアドバイザーが対面や電話で求職者からお話を伺い、書類に書くべき親和性の高いエピソードや企業にとって魅力となるスキルをアドバイス。アピール力のある応募書類の形を、具体的にイメージしやすくしています。
転職では、「1回の面接で7割程印象が決まってしまう」といわれています。マイナビエージェントでは、面接が苦手・不得意な方に向け、模擬面接をしてもらえます。質問への受け答え、身だしなみのチェック、話す速度や強弱など、キャリアアドバイザーが様々な観点でアドバイスがもらえます。
また、各企業を担当しているリクルーティングアドバイザーからの意見も参考にして、過去に出た質問などから、企業が何を知りたいのか、求職者が伝えるべき情報は何なのかを知ることができます。以上のような面接対策によって、マイナビエージェントでは面接通過率を大幅に向上させて内定へとつなげています。
全国をサポートするマイナビエージェントの豊富なリソース

マイナビエージェントは、全国に支店を展開しています。そのため、地方などの求人に関しては、マイナビエージェントが強いと言えるでしょう。
しかも、知名度の高いマイナビならではで、大手上場企業や中小企業の他、できて間もないベンチャー企業など、幅広い企業とのコネクションがあります。
例えば、以下の項目の求人例を参考にしてみてください。ソニー株式会社の求人などもあり、非常に大きな企業の案件を抱えているのも魅力の一つです。
弱み

マイナビエージェントの弱みは、他の業界を紹介されることがあるという点です。
ただし、必ずしもこれが弱みというわけではなく本来強みである部分なのですが、例えばIT業界を応募者が強い意思で志願していても、他を紹介されてしまうということです。
マイナビは、IT業界以外の求人にも対応しているため、IT業界以外の業種を提案されることがあります。もちろんマイナビ目線からみて、応募者は、こちらの方が向いているの判断に基づくものです。
しかし、応募者は、IT業界への転職意思が強い方には、不信感を買う原因となります。ただ、応募者のかたも全ての意見を突っ撥ねるのではかく、プロのエージェントの意見を聞くということも非常に良い経験となると思いますの、まずは話だけでも聞いてみることは大切だと思います。
求人例
ソニー株式会社
ソニー株式会社のAI/機械学習エンジニアのリーダーの募集があります。(2021年1月6日現在)

DYM就職

強み
DYM就職の強みは以下二点です。
- 第二新卒・即卒・フリーターに特化した就職支援サポート
- 就職率が96%を達成していること
第二新卒・即卒・フリーターに特化した就職支援サポート

私は、何百人もの書類を読んできました。しかし、それらを読むって作業は非常に大変で、ある程度選定して欲しいって感じることが多かったです。採用目線でいうと、書類選考はフィルタリングだと考えています。なので、応募者が少ない求人で紹介者が信頼できる場合は、不要と私は考えています。
第二新卒・即卒・フリーターに特化したしているということで、書類選考を省略していきなり面接を受けることができるシステムがDYM就職の最大の特徴です。なので、自身が第二新卒や即卒、フリータの方で、書類選考などの煩わしいと考えている方は、こちらのエージェントがよいと言えるでしょう。
就職率が96%を達成していること
DYM就職の強みは、ターゲットを絞っているため、マッチング率が非常に高いことです。
なので、企業側のイメージにあった応募者を選定することができるので、非常に活用している企業が多いのです。なので、応募者が、第二新卒・即卒・フリーターであれば、真っ先に登録しておきたいエージェントです。

DYM就職の応募者とお会いしたことは、上記二つと比べると比較的小さい会社のときでした。なので、上記二つのエージェントに比べると少し小さめの会社さんが活用していると言えるでしょう。
弱み
DYMは第二新卒・即卒・フリーターに特化した就職支援サポートに特化しているため、その他の方は、活用するメリットがあまりないことです。
求人例
株式会社コスメディア

まとめ
大手企業の採用担当目線で選ぶおすすめの優良IT転職エージェント上位3選を紹介しました。特に今秋は、AIエンジニアになるには?という観点でエージェントを選定し、具体的な求人例を紹介いたしました。そのエージェントは以下です。
ぜひ、自分のなりたい仕事に就けることを願っています。みなさまの参考になれば幸いです。
AIエンジニアにマストであるプログラミング言語Pythonの学習方法はこちらを参考にしてみてください。
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