2021年4月に入り、ビットコインのそれまで続いた上昇トレンドが崩れました。
その詳細は、以下で解説しています。
そのビットコインは、2021年4月22日にさらに下落する展開となりました。
この原因について深堀し、今後の見通しを分析していきたいと思います。
今回の暴落の原因は?
- バイデン大統領が、所得100万ドル(約1億円)を超える富裕層に対するキャピタルゲイン税を現行の約2倍に引き上げ→米国株が安くなりビットコインも連安に
- 仮想通貨に80%課税するという情報はフェイクニュース?による投資家心理に影響か?
バイデン大統領
- 提案では所得100万ドル以上の個人に対する税率を39.6%に引き上げ
- オバマケアへの資金充当を目的とした課税と合わせると43.4%に
この増税の目的としては、経済格差の解消です。
そのため富裕層への増税が示唆されたことから、富裕層の株式市場の資金が流出する結果とりました。
ビットコインも米国株と連動することが多く、今回もその影響でビットコインも連れ安となりました。

仮想通貨に80%課税?
投資家の不安心理を煽るようなツイートは発信されました。
その内容とは、「仮想通貨に80%課税するという」といったものです。
しかし、このツイートに対し、著名アナリストのAlex Krüger(@krugermacro)氏は、「仮想通貨に80%課税するという情報はフェイクニュース」として注意を呼びかけていました。
なので、ソースが不確定な情報なので、これが原因で価格を下げているのであれば、絶好の投資チャンスといえるでしょう。
ただ、あまりにも信頼性の草コインを買うよりは、Coincheckに上場している比較的信頼性の高いコインから選ぶことをおすすめします。
比較的イーサリアムが順調
直近30日のビットコインとイーサリアムの価格推移を確認してみます。
すると、だんだんとスプレッドが大きくなっていることがわかります。
- オレンジ:イーサリアムの価格
- ブルー:ビットコインの価格

これは、イーサリアムがDeFi銘柄として注目を浴びていることが大きいと推定されます。
ここら辺は、以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。
また、DEX(分散型取引所)Uniswapが新たなバージョンとなる『V3』を5月5日に正式にローンチする予定となっており、これが、材料視されている可能性があります。
V3での主なアップデート内容は以下です。
- Optimism L2(セカンドレイヤーの導入)
- Concentrated Liquidity positions(LP関連)
- フレキシブルな手数料
個人的には、ガス代改善、流動性強化が主な内容なので、これはイーサリアムにとっては、好材料となる可能性が高いと判断しています。
市場もそのような見方をして、イーサリアムは、比較的強いチャートとなっているものと予想されます。

ビットコインのテクニカル分析
前回の分析結果
前回は、下落した後、650万円まで戻すとの予想でした。
しかし結果としては、630万円までの戻しと、少し弱い展開でした。
私は、620万くらいでほぼすべてのビットコインをここで利確しました。

今後の展開予想
日足チャートで確認していきます。
まず意識されるレジスタンスラインが、600万円になると思います。
ネックラインを構成しており、ここをトライする形が予想されます。
一方でサポートラインは、480万円付近です。
なので、480〜600万円のレンジで、推移することが予想されます。
個人的には、次エントリーするのであれば500万円まで下げたタイミングが良いと判断します。

なので、個人的には、このような展開の可能性が高いと判断します。

個人的にビットコインは、長期的には価格を上昇させる可能性が高いと判断しています。
その理由に関しましては、こちらの記事を参考にしてみてください。
まとめ
2021年4月ビットコインがさらに暴落する展開となりました。
その原因としては、以下二点です。
- バイデン大統領が、所得100万ドル(約1億円)を超える富裕層に対するキャピタルゲイン税を現行の約2倍に引き上げ→米国株が安くなりビットコインも連安に
- 仮想通貨に80%課税するという情報はフェイクニュース?による投資家心理に影響か?
現在は、投資チャンスの可能性があります。
ただ、あまりにも信頼性の低いいわゆる草コインを買うよりは、Coincheckに上場している比較的信頼性の高いコインから選ぶことをおすすめします。
今回の記事は、以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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