どうも、月見(@Suzuka14144156)です。
私は、ブロックチェーンに関する研究をしており、本ブログでは仮想通貨/暗号資産の情報を整理して発信しています。
現在は、2021年9月25日です。
先週、IOST、P2EプロジェクトのZodiumと提携が発表されました。
そこで、今回は、Zodiumと提携でIOSTの価格がどのように変化するのか?という観点で解説したいと思います。
Zodiumとは?
- Zodiumとは、Play2Earnプロジェクト
- Play2Earnとは、NFTの取引によりお金を稼ぐことができる仕組みのゲーム
- 2021年に入ったことから、急速に発達を遂げている分野
Zodium(→公式サイト)は、星座と干支をベースとしたキャラクタでZODIを集めるゲームです。
干支のキャラクターを集めてゲームをプレイすることで、誰でもエコシステムに貢献し、そのトークンを取得できます。
ユーザーが実際のプレイヤーと互換性のある干支のキャラクターを取得すると、より強力でユニークなメリットが得られます。
Zodiumの参加者は、戦闘、キャラクターの収集、強化を通じてキャラクターを育成し、王国を築くことができます。
最大の特徴が、Zodiumのエコシステムです。
参加者の貢献に対して報酬を与えるブロックチェーントークンに基づいています。
なので、ゲームをプレイすることで、トークン(本物のお金としての価値のあるトークン)を獲得することができます。
ただ、当然トークンの流動性が高いことが前提ですので、ユーザが少ないほど、流動性は損なわれトークンの価値は下がります。
- ゲームをプレイすることでお金を稼げる可能性があるというのは、非常に魅力ですよね
過去に私の記事では、人気オンラインゲームのフォートナイトを例にそこらへんの解説をしているので、よかったら参考にしてみてください。
Fortnite(フォートナイト)×仮想通貨の可能性あり?NFTの台頭で予想される今後の展開について考察する
そもそもNFTって?
- NFTとはコピー不可能なデジタルコンテンツ
従来デジタルコンテンツといえば、コピーが容易だったので、高い価値を担保するのが困難でした。
一方でNFTは、ブロックチェーン技術を活用することにより、オリジナリティを付与することが可能となったため、容易にコピーがしにくいデジタルコンテンツとなります。
そのためNFTは高額な価値を担保することが可能となり、75億円を超える金額で取引されている例(→ソース)があります。
NFTに関する詳細は、以下を参考にしてみてください。
OpenSeaでNFTを購入する方法とは?NFTの仕組み〜入手方法まで徹底解説
Zodiumロードマップ2020〜
- 2020年第4四半期:プロジェクトのコンセプト、アイデア、トークンエコノミーの開発
- 2021年第1四半期:12種類の干支キャラクターの開発が完了しました
- 2021年第2四半期:ホワイトペーパーが公開
- 2021年第3四半期:最初のパートナーシップ通知
- 2021年第3四半期:ソーシャルコミュニティのリリース
- 2021年第3四半期:ZodiumキャラクターがNFTマーケットプレイスで発表されました。
- 2021年第3四半期:個人販売開始
- 2021年第3四半期:最初のNFTサービスの開始:干支キャラクターパックの収集
- 2021年第3四半期:製品サービスの更新:干支のキャラクターの混合とアップグレードができなくなりました
- 2021年第4四半期:2021年年次版ゾディアックが発表されました-アンタッチャブルティア
- 2021年第4四半期:Zodiumカードゲームが発売
- 2022年第1四半期:2022年年次版ゾディアックが発表されました-アンタッチャブルティア
- 2022年第1四半期:最初のZodium LandSalesがオープン
- 2022年第1四半期:ZodiumRPGゲームがリリース
- 2021年3Qには、NFTマーケットプレイスで、キャラクターが発表されるなど、大きく動いた年となりました
Zodiumの競合は?
- The Sandbox
- 「メタバース」と呼ばれる仮想空間内でキャラクターを操作して遊ぶゲーム
Zodiumと同様にThe Sandboxも、NFTの売買ができるゲームです。
なので、ゲームをプレイすることで、お金を稼げる可能性があるというのが魅力のゲームです。
こちらのゲームは、コインチェック(→公式サイト)が関与するなど、日本ではかなり手厚いサポートを受けていると言えます。
ただ、NFTゲーム市場の底上げという意味では、The Sandboxが有名になれば、Zodiumへもユーザが流れることが予想されます。
いま、NFT関連のゲーム市場は、大いに盛り上がっているので、今後Zodiumのユーザが増えることは、間違いないでしょう。
するとIOSTの実績へとつながるので、IOSTの価格は、上昇する可能性が高いといえるでしょう。
NFTに関する詳細は、以下を参考にしてみてください。
コインチェックが販売、即完売した『The Sandbox』の仮想空間上の土地である「LAND」とは?
IOSTの将来の価格については、以下の記事も参考にしてみてください。
IOSTが100円になる可能性はあるのか?
ZodiumとIOSTはどのように協力しあうのか?
- ZodiumとIOSTは、ブロックチェーン分野でコンテンツIP産業を確立するという相互の長期的な目標に双方共感している
- その結果、NFTやゲームに加えて実用的なIPビジネスを展開するために正式に提携
IOSTは、2021年に入り、NFTエコシステムを拡大し続けてきました。
そして、2021年の7月には、IOSTが提供するグローバルなNFTマーケットプレイス「Revival」(→公式サイト)をリリースしました。
ただ、ゲーム分野での提携がIOSTには、なかったことから、Zodiumのような新興のPlay-2-Earn(P2E)プロジェクトとは、親和性が高い状況だったと推察されます。
今後ブロックチェーン側の技術をIOSTが、ゲームコンテンツをZodiumがそれぞれ担うことで、両輪がうまく駆動することができれば、強固な基盤を確立できることになるでしょう。
ただ、競合の仮想通貨であるよりメジャーな認知度であるイーサリアムの壁が厚いと筆者は、考えています。
このイーサリアム上のプラットフォームで駆動するゲームに「Axie Infinity」などがあります。
イーサリアムという存在に対し、いかに差別化要素を持てるか、そしてそこからユーザメリットを提供できるかが重要だと思います。
それに対しIOSTは、2021年のH2にBSC(バイナンススマートチェーン)をベースとしたDeFiプロジェクトと提携することを発表しました。
これにより現状、イーサリアムベースのDeFiよりもローコストに運用できます。
そもそもIOSTは、イーサリアムのスケーラビリティの問題と処理速度に対し、優位性があるとされており、これらと組み合わせることで、差別化要素が強固になったといえるでしょう。
IOSTのロードマップを解説【2021 H2】|BSC(バイナンススマートチェーン)をベースとしたDeFiプロジェクトと連携
このことからもIOSTの将来性は、非常に高くなっていると言えるでしょう。
IOSTの購入方法は?
- 日本国内の取引所だとCoincheck(コインチェック)がオススメです
というのもユーザインタフェースが非常に使いやすく、また手数料が低いためです。
正直仮想通貨取引にあまり慣れていない方が、海外などの使いにくいユーザインタフェースで操作すると、とんでもない価格で売買してしまったりなど、損をする可能性が高いです。
なので、使い易いコインチェックのアプリを使用することをオススメします
もし、コインチェックで口座開設をしたいという方は、以下の記事で開設方法を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
コインチェックで口座開設する最も簡単かつ最短で取引する方法を解説【初心者向け】
まとめ
IOSTは、Zodiumとの提携は、お互いの弱みを補完しあう関係のため、かなり良い提携だと判断します。
最大のライバルであるイーサリアムへの勝ち筋が、IOSTの大きな成長に必要です。
今回の提携は、イーサリアムの脅威になる程ではないので、そこまで大きな価格上昇には繋がらないでしょう。
しかし、依然としてIOSTの将来性に関しては、高いと筆者は判断しているので、徐々にその価格が上昇すると推定されます。
もし、IOSTへの投資を検討されている方は、参考にしてみてください。
IOSTの購入は、コインチェック(→公式サイト)がオススメです。
今回の記事は、以上です。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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