はじめに
2020年はビットコインの年でしたね。年初約80万円だったビットコインは、12/31現在で、295万円と約3.7倍にまで成長しました。
ビットコインの次はなにが熱い仮想通貨なのか?と期間投資家たちは、にらみをきかせていることでしょう。そこで、こんな記事が出ていました。
この記事では、ビットコインの次はイーサリアムが熱いとの結論の記事です。
そこで、今回はこの記事をベースにイーサリアムについて、今後の価格を見通していきたいと思います。
イーサリアムとは?
イーサリアムは、時価総額第2位のビットコインの次におおきな仮想通貨です。
イーサリアムとは、分散型アプリケーション やスマート・コントラクトを構築するためのプラットフォームの名称、及び関連するオープンソース・ソフトウェア・プロジェクトの総称である。イーサリアム・プロジェクトによって開発が進められている。
参照元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0
イーサリアムとビットコインの違い
1. 機能と用途の違い
1つ目が「機能と用途の違い」です。
ビットコイン(BTC)は、決済用仮想通貨や価値の保存媒体として知られています。お金は、国が破綻すれば、価値がなくなりますが、分散型台帳が特徴であるビットコインの価値はなくなりません。そういった投資家や資産家たちがビットコインに変換し、資産を保守しているのです。
一方で、イーサリアム(ETH)は開発プラットフォームとして認知されています。このプラットフォームで使用できる仮想通貨が、イーサリアム(ETH)です
イーサリアム(ETH)は、誰でも皆平等に使えることを目的としています。
2. 運用開始時期の違い
2つ目が「運用開始時期の違い」です。
- ビットコイン(BTC)の運用開始時期が2009年
- イーサリアム(ETH)の運用開始時期は2014年
ビットコイン(BTC)の方が、イーサリアムに比べて5年も早く誕生したことになります。
ビットコイン(BTC)の考案者は、サトシ・ナカモトという匿名の人で知られています。一方、イーサリアム(ETH)の考案者はVitalik Buterinというロシア系カナダ人のプログラマです。
3. ブロック生成時間の違い
3つ目が「ブロック生成時間の違い」です。
ビットコイン(BTC)のブロック生成時間が平均して10分程度なのに対して、イーサリアム(ETH)は約15秒程度と短いです。これは、イーサリアム独自のマイニング方法を採用することで、高いセキュリティとブロック生成時間の短縮の両立を実現しています。
ブロック生成時間が短いと、送金時間が短いなど、ユーザーの利便性が向上します。
イーサリアム2.0とは?
- 2020年12月1日、イーサリアムは待望の「イーサリアム2.0」をスタートさせた
イーサリアム2.0とは、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決したアップグレードとなります。
2015年に現行のプルーフ・オブ・ワーク(PoW)のイーサリアム・ブロックチェーンが誕生して以来、PoSをベースにしたイーサリアム2.0の開発は続けられてきました。
PoWとは?
PoW(proof of works)は、取引検証作業をするとその報酬として新しいコインをもらえるという仕組みです。例えば、ビットコインやモナコインがこの方式を採用しています。
PoSとは?
PoS(proof of stake)は、その仮想通貨の保有量に対して新規発行の仮想通貨がもらえる仕組みです。例えばNEOがこれを採用しています。
PoSのメリット
- 51%問題に強い
51%と問題とは、悪意あるマイナーによってネットワーク全体の計算能力の過半数が支配されると、ブロックチェーン上においても二重支払いなどの不正取引が行われる可能性が有る問題を指します。
PoSはPoWのように膨大な計算を必要としないので、この問題が起こりにくいです。
PoSのデメリット
- 流動性が低くなる
通貨を保有している人が、マイニングできる仕組みなので、保有したくなる傾向にあります。これにより、流動性が失われる可能性があるのです。
イーサリアム価格上昇に必要な要素とは?
ビットコインはコモディティとしての側面と通貨の価値の保存としての機能の二つが評価され価値を上げてきました。
このような状況でイーサリアムに求められる要素とはなんでしょうか?
それは、「機能」だと思います。つまり、イーサリアムがイーサリアムとしての価値を市場から認められた時に、本当の価格になると思います。今はビットコインのリスク低減のために、代替として保有している方が大半となっていますが、イーサリアムの本当の「機能」としての価値がでることが大切だと考えています。
その基幹機能が「スマートコントラクト」です。
「スマートコントラクト」とは、はブロックチェーンの中に、「いつ、誰が、誰に、いくら支払った」といった仮想通貨の基本取引情報に加えて、さまざまなアプリケーションプログラムを記録/実行できる仕組みを指します。
このスマートコントラクトの具体的なスケーラビリティのあるユースケースにフィットすれば、イーサの価値は大きく上昇することになるでしょう。
イーサリアムのテクニカル分析
日足チャート
- 25日移動平均線がサポートラインとして機能している
直近の確認ポイントは、25日移動平均線にタッチするかどうか。次回タッチとサポートされることを確認してからのエントリーが良さそうですね。
騰落レシオ
- イーサリアムは、騰落レシオが機能します。
- 現在2.0と高めの水準、一旦利益確定が良い状況かもしれません
ボリンジャーバンド
- 3σタッチ
3σにタッチしているので一旦調整するでしょう。ミッドバンドくらいまでの下落リスクがあるので注意が必要です。
まとめ
ビットコインの次に高騰する通貨の候補のひとつである、イーサリアムについて解説しました。
イーサリアムは、2020年12月1日にイーサリアム2.0をリリースし、現在注目を浴びています。
- イーサリアム2.0とは、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決したアップグレード
価格上昇の鍵は、「スマートコントラクト」。この決済手段を広く認知され、具体的なユースケースがでてくることが大切だと言えるでしょう。
テクニカル的には、短期的には、調整期間となる見込みです。直近の確認ポイントは、25日移動平均線にタッチするかどうか。次回タッチとサポートされることを確認してからのエントリーが良さそうです。
コメント
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