現在は、5月5日です。
今朝起きると、仮想通貨が軒並み下落しておりました。
下落した理由を調査したところ、米イエレン財務長官の「仮想通貨規制の枠組みは必要」との発言が関与しているということがわかりました。
そこで今回は、仮想通貨規制発言の影響について考察し、今後の仮想通貨の見通しを分析したいと思います。
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米イエレン財務長官の「仮想通貨規制の枠組みは必要」との発言とは?
米国のジャネット・イエレン財務長官は4日、米国金利の利上げについて言及しました。
言及した内容の詳細は以下となります。
現在、仮想通貨には「資金洗浄や銀行秘密法(BSA)の違反、不法な決済や消費者保護などの課題」があると説明。米国の幾つかの規制当局はこれらの問題に対処することはできているものの、「米国では将来的に必要となる(仮想通貨)規制の枠組みが欠けている」と語った。
https://coinpost.jp/?p=242383
この発言により、仮想通貨市場は、軒並み下落する結果となりました。
なぜ下落するのでしょうか?
それは、規制が入るとなると、今まで含み益が出ている方は、税金の支払い額が多くなると推定されるためです。
なので、規制が入る前に利益確定をしたいという心理で、利益確定の動きが入り、仮想通貨が下落するという流れです。
しかも、一回下落すると仮想通貨市場は下落スピードが非常に速いので、どんどんと下落する結果となりました。
仮想通貨規制の枠組みとは?
基本的には、キャピタルゲインやDeFiによって得られた金利等に税金がかかる可能性が高いと言えます。
なぜ規制の必要があるのか?
- マネーロンダリングのリスク低減のため
- テロリストなどへの資金流出を防ぐため
マネーロンダリングのリスク低減のため
イエレン財務長官としては、仮想通貨市場への資金流出は、脱税リスクが高まっていると判断している可能性が高いと言えます。
そのため、規制をかけることで、仮想通貨市場へ過度に資金が流出することを抑えたいとの狙いがあると推定されます。
もちろん大義名分としては、大幅に利益を上げている投資家から税金を徴収することで、経済格差の解消というものがあります。
仮想通貨投資で多額の利益を得る人がいるということは、それだけ損をする人がいうということです。
投資と投機とは紙一重ですが、仮想通貨投機的な側面が大きく、規制なしでは経済格差が一方的に生まれる可能性があります。
その例がGoxです。
Goxされれば資金を持逃げされてしまう可能性が高まります。
そのような資金は当然税金として徴収できないように、準備周到です。
そのため、一定の規制がないと、経済格差が生まれる可能性は高いと言えます。
テロリストなどへの資金流出を防ぐため
仮想通貨は時たま、ハッキング等により盗まれることがあります。
その盗まれた仮想通貨の一部は、テロリスト集団の資金源となっている可能性が示唆されてます。
そのため、以前からジャネット・イエレン財務長官は、そのようなことが起きないようにする必要性を訴えています。
詳細は、こちらの記事を参考にしてみてください。
イエレン氏はこれまでもビットコインなどの仮想通貨に関しては、懐疑的な態度を示しているため、今回もそのような背景からの発言ということが推定されます。
新しいテクノロジーには大概リスクというのがあり、そういったリスクとどのように付き合うかということが非常に大切になってきます。
規制が強すぎても新しいテクノロジーの発展を妨げることになります。
一方で規制が弱すぎれば、悪用や思わぬ災害などのリスクを高める結果となります。
バランス良く対応することが求められると言えるでしょう。
今後の仮想通貨の見通しは?
正直、これまでも規制と緩和などを繰り返し、市場が発展していきました。
なので、基本的には、今回も一時的な下落と判断しています。
よって、押し目と考えて筆者は、買い増しをしました。
DeFiバブルはいつ崩れるのか?
こればっかしはいつ崩れるのかは不明です。
ただし、イーサリアムブロックチェーン上に流れるBTCの量は増加傾向にあります。
2020年の12月に一時ピークを迎えましたが、2021年の2月ごろから再び増加し、現在かなり強い上昇トレンドになっています。
引き続きこの流れに乗るという考えが個人的には良いと思っています。
トランザクション量や、ビットコインの流入量が減るようであれば、イーサリアムからの資金引き上げの判断もありますが、現状はそのようなことはありません。
引き続きイーサリアムは、ホールドで良いと判断します。
イーサリアムのテクニカル分析
前回の分析では、約39万円までアタックするとの予想でしたが、見事的中でした。
今回は39万にアタックしたあとにどのようにイーサリアムの価格が推移していくかを予想していきたと思います。
日足チャート
イーサリアム/円チャートに以下3つを引きます。
- フィボナッチ・リトレースメント
- MACD
- RSI
フィボナッチリトレースメントからは、以下二点が下げ止まりポイントとなる可能性が高いと言えます。
- 334000円
- 320000円
RSIは80にタッチしたあと下落しました。
直近だと以下二点で下げ止まることが多いです。
- 55
- 50
なので、現在の水準からはも少し下げる可能性があるので注意しましょう。
MACDは現在買いシグナル継続中です。
これがデッドクロスすると注意が必要です。
今後の予想
これまで継続しているトレンドラインへのタッチが可能性としては高いと判断します。
なぜなら、RSI70以上で推移しており、過熱感があるため。
しかし、DeFi市場に関しては、以前堅調な成長をすると筆者は予想しており、中期トレンドは崩れる可能性が引くと判断します。
そのため、上昇トレンドは継続の可能性が高いとの判断です。
ただし、前回高値の386000円付近では一旦揉む展開が予想されます。
まとめ
米イエレン財務長官の「仮想通貨規制の枠組みは必要」と仮想通貨市場への影響について解説しました。
この規制の背景には、以下二点の狙いがあると推定されます。
- マネーロンダリングのリスク低減のため
- テロリストなどへの資金流出を防ぐため
仮想通貨市場はこれまでも、規制による下落と発展による上昇を繰り返していることから、今回の下落は絶好の押し目になると判断しています。
よって、短期的には下落となりましたが、中長期的な上昇トレンドは継続の可能性が高いと判断します。
イーサリアムは、Coincheckでの購入がおすすめです。
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今回の記事は、以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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