はじめに
KDDIのahamo対抗2480円プラン「povo」をついに発表しました。これに伴いKDDIの株価は、2021年1月13日は続伸となりました。そこで、この新料金プラン「povo」について三社と比較してみたいと思います。
そして、KDDIのahamo対抗2480円プラン「povo」で株価はどうなる?という観点で分析を進めたいと思います。
KDDIのahamo対抗2480円プラン「povo」とは?

- KDDIのahamo対抗プラン「povo」の最大の特徴は、月額料金が2480円であること
| KDDI | ドコモ | ソフトバンク | |
|---|---|---|---|
| プラン名 | povo | ahamo | Softbank on Line |
| 月額料金 | 2,480 | 2,980 | 2,980 |
| データ容量 | 20GB | 20GB | 20GB |
| 1回5分話し放題の料金 | 500 | 0 | 0 |
| eSIM | 対応 | 未定 | 対応 |
| 申し込み方法 | オンライン | オンライン | オンライン |
| 特徴 | 200円の追加料金で 「データ使い放題 24時間」 | 海外82カ国・地域でも 追加料金なく利用できる | LINE通信データは 使い放題 |
「povo」は、携帯通信キャリア3社の新料金プランの中でもっとも低価格であると言えます。ただし、1回5分話し放題の料金が500円となりのが注意です。特に通話はしないという方であれば、「povo」は魅力的と言えそうですね。

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KDDIのahamo対抗2480円プラン「povo」の株価への影響
- KDDIのみが前日より株価をあげる展開となった
- このことから、KDDIの新料金プランに関しては織り込んでいたものよりも好感であったと言える
KDDIの日足チャート
- 1月13日は、続伸
- 非常に綺麗な上昇トレンドを形成
- MACDも非常に綺麗な買いシグナル継続

ドコモの日足チャート
- 1月13日は、株価を下げる展開だが陽線
- 非常に綺麗な上昇トレンドを形成
- MACDは、KDDIに比べるとやや弱いが買いシグナル継続

ソフトバンク
- 1月13日は、株価を下げる展開だが陽線
- 非常に綺麗な上昇トレンドを形成
- MACDは、KDDIに比べるとやや弱いが買いシグナル継続
- 他の二社と比べると少し波打つ展開でボラティリティが高い
- 25日線がサポートライン

通信キャリア3社の株式の保有比率はどうするのが最適?
現代ポートフォリオ理論で最適解を算出します。
- データ期間:2020年12月1日〜2021年1月12日
- 縦軸:リターン
- 横軸:リスク
- カラーバー:シャープレシオ

結果
ドコモとKDDIの配分を重くすると良いという結果です。
ソフトバンクは、ボラティリティも高いため、配分比率を下げるほうが良いという結果でした。リターンに関しては、KDDIとさほど差異はありません。
- ドコモ:48.7%
- KDDI:39.7%
- ソフトバンク:11.6%
- 青線:ドコモ
- オレンジ線:KDDI
- 緑線:ソフトバンク

まとめ

KDDIのahamo対抗2480円プラン「povo」で株価はどうなる?について分析してきました。
結論としては、今からのタイミングで投資するのであれば、「KDDI」と判断します。
理由としては、ahamo報道で大きく株価を下げたKDDIが「povo」で取り返し、リターンが期待できるためです。
また、ソフトバンクと比べてもボラティリティが低く安定しているためです。現代ポートフォリオ理論で算出したシャープレシオもKDDIとドコモでそこまでの差異はありません。であれば、直近株価を下げたKDDIを個人的には狙いたいです。




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