はじめに
この記事では、初心者が3か月でPythonの基礎を習得する勉強方法について解説します。
私は、大手企業でデータ分析やAIの開発に従事をしている月見と申します。
私が、実際にPythonの基礎を固めるために行った方法について解説したいと思います。
一応現在Pythonをつかった仕事に就いているので、この方法で勉強すれば、仕事で使えるレベルに達することも可能だと言えます。
筆者は、Pythonに関しては、本やUdemyで勉強をしました。別の言語をマスターするのにスクールに通った経験があります。なので、スクールもオンライン講座も本も、良いところ悪いところ全て把握しています。
ぜひ参考にしてみてください。
この記事ではこんな悩みをもった人におすすめの記事です。
Pythonを始めてみようと思うのだけれど、勉強方法がわからない
3か月で習得する勉強方法
3か月で習得する勉強方法は、大きく分けて二つの方法があります。
確率論になるのですが、スクールに通う方が、安定して習得することができます。
- 予算が10万円以上用意できる方:スクール
- 予算が10万円以上用意できない方:本とUdemy
予算のある方向け
予算が10万円以上用意できる方は、スクールに通うことをおすすめします。
なぜなら、Pythonに精通している方から、教えてもらうのが挫折しにくく、もっとも最短で覚えることができるためです。
例えば、エラーの解説方法など、わからないことがあっても、ピンポイントで教えてもらうことができます。
一方でスクールに通わない場合は、エラーなどは、本やグーグルで調べて自分で解決する必要があります。なかなか初心者のうちは、スムーズにエラーを解決するのが厳しいこともあります。
なので、予算に余裕がある方は、スクールが良いでしょう。
スクールの学習期間は、おおよそ1〜3ヶ月です。
この期間で、スクールのカリキュラムに沿えば、Pythonの基礎的な部分は、マスターできるでしょう。
スクールには大き分けて2種類あります。
- 大手スクールのPythonの講座
- Python特化型のスクール
基本的には、どちらでも問題はないです。しかし、より深く専門的に学習したい場合には、Python特化型のスクールの方が、個別ニーズに対応してくれるケースが多いです。
大手スクール
Python特化型スクール
予算のあまりない方向け
本とUdemy
予算が10万円以上用意できない方は、本とUdemyをおすすめします。なぜなら、スクールに通うに比べて圧倒的に低コストで学べます。例えば、本であれば一冊2000円程度で購入できます。Udemy(オンライン講座)も1講座2000円程度で購入できます。(セール時)
特にUdemyは良いです。なぜなら、スクールとほぼ同等の講義内容が、2000円程度で受けられるためです。
しかし、スクールのように個別対応はしてくれないので、わからないことがあっても質問ができないのが難点ですね。ただ、それを考慮しても、圧倒的なコストパフォーマンスなのでぜひ、これからPythonを学習したい方には、検討してみてよいでのはないでしょうか?
本とUdemyでの3ヶ月のロードマップ
- 1ヶ月目:Pythonの基礎
- 2ヶ月目:データサイエンスの基礎
- 3ヶ月目:AIの基礎
おおよそこのような日数でマスターすることができると思います。
やはり、Pythonを学ぶからには、データ分析とAIの基礎マスターするとPythonを学ぶ意義が出てきます。
なので、基礎的な部分は、マスターするのが良いでしょう。
1ヶ月目:Pythonの基礎
本とUdemyを合わせて勉強するのが良いと思います。
なぜなら、なかなか一つの観点からで、理解することが難しいことが多いためです。
特に初心者に多いのが、誤解して理解したつもりになることです。
これを避けるためにも、本で大まかに理解し、講義を聞いて、誤解がないかをチェックするという方法です。
いきなり、Udemyを聞いてもなかなか前知識がない状態ので講義は、定着に欠けます。
この本が優れている理由は以下三点です。
- Pythonの基礎がきっちりと書かれている
- ものすごくわかりやすく書かれている(これ以上簡単な本はなかなかない)
- とても安い(2000円程度)
この講座が優れている理由は以下三点です。
- 初心者に難しい環境構築について、アナコンダのインストール方法、ジュピターノートブックの使い方など、Pythonの環境構築方法から、丁寧に解説している
- Pythonの基本的なコードの記述方法を解説しており、非常にわかりやすい
- 条件分岐、ループ、関数、オブジェクト指向などプログラミングの基本的な考え方が身につくため
2ヶ月目:データサイエンスの基礎
この講座が優れている理由は以下三点です。
- データ分析の基本となる記述統計学が簡単にまとめられているため
- pandas、matplotlib、seaborn、scipyなどのライブラリなどの使用方法を理解できるため
- データを分析する時に必要な前処理の方法や、データの集まりの見方、データを見やすいグラフにする方法、データの分布の見方、予測の立て方を学ぶことができるため
この講座が優れている理由は以下三点です。
- データ分析の基本である統計学、また基本的な確率論など数学の説明が丁寧でわかりやすいため
- 機械学習・ディープラーニング・人工知能に関するビジネス上の課題を、回帰分析・ニューラルネットワーク・K近傍法等を理解できるため
- python、jupyter、numpy、pandas、tensorflow等のライブラリの使用法も身に付けられるため
3ヶ月目:AIの基礎
こちらは、2ヶ月目のデータサイエンスでも少し触れているので、ディープラーニングに特化して、勉強を進めます。
おすすめの理由は以下三点です。
- 高校数学適度の知識で理解ができるため
- google colabを使いながら学ぶ形と環境構築が楽なため
- ディープラーニングの原理とコードディングによる表現方法の解説のバランスがよいため
おすすめの理由は以下三点です。
- 畳み込み・プーリング・逆伝播など深層学習の基本的な仕組みの説明が、かなりわかりやすく、初心者のにおすすめできる内容のため
- 簡単な画像認識AIの開発を行いながら勉強できるため
- 4日間で完了するため、比較的短い日数でマスターするのにおすすめの講座のため
まとめ
この記事では、初心者が3か月で習得する勉強方法について解説しました。
- 予算が10万円以上用意できる方:スクール
- 予算が10万円以上用意できない方:本とUdemy
スクールは以下二つがあります。Python特化型の方が、より個別最適されてたニーズに応えてくれるケースが多いです。
- 大手スクール
- Python特化型スクール
本とUdemyは以下がおすすめです。
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