はじめに
2020年12月29日日経平均が27000円を突破しました。27000円を突破したのは、1991年4月18日以来となります。なぜ、日経平均がここまで上昇したのか?原因を調査したいと思います。
月見
投資家の方々には嬉しいニュースですね。
米法案成立でリスク選好
原因は以下と推定されます。
- 米国の追加経済対策が署名された。
- 米下院では個人直接給付の引き上げが通過して上院の行方が注目されるが、経済押上げ期待がかなり強い
参照元はこちらです。
日経平均30年超ぶり高値、米法案成立でリスク選好-700円超える上昇
29日の東京株式相場は大幅に続伸。日経平均株価の終値は1990年8月15日以来、30年超ぶりの高値を付けた。米国で追加経済対策法案成立に続いて下院で個人給付引き上げる法案が可決、景気回復期待で投資家のリスク選好が強まり、電機、情報・通信、サービスなどを中心に幅広い業種が買われた。
月見
日経平均は米国株と相関性が非常に強いです。その米国株の株価上昇要因となる経済対策に署名されたことから、日本株も押し上げられたと言えます。
業種別株価指数 変化率
東証33業種では、ほとんど上昇しています。
- 上昇:空運、サービス、陸運、医薬品、保険、電機、情報・通信、機械・・・
- 下落:鉱業、ゴム製品、食料品、他製品
世界の主要株価指数
こちらもすべて上昇しています。ただし、ジャスダックが少し弱いですね。
12/29AMまでのセクター別上昇率
月見
引き続き大型株が順調な予想ですね。特に狙い目はガスのセクター。散々下落してきていて、やっとここで上昇に転じる兆しを見せています。
- 東京瓦斯の株価チャート
三角保ち合いのサポートラインを上に離れています。短期的には、上昇の見込めそうですね。
まとめ
2020年12月29日日経平均が27000円を突破しました。その原因は以下です。
- 米国の追加経済対策が署名された。
- 米下院では個人直接給付の引き上げが通過して上院の行方が注目されるが、経済押上げ期待がかなり強い
特に日本株は瓦斯セクターが伸びている状況です。
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