2020年12月10日にソフトバンクグループの株価が、前日7489円から本日終値8306円と817円高騰しました。そこで以下の観点から分析したいと思います。
- なぜソフトバンクグループの株価は高騰したのか?
- 今後の見通しはどうなのか?
なぜソフトバンクグループの株価は高騰したのか?
理由はこれですね。1兆円の含み益とは・・・うらやましすぎますね。
ドアダッシュって何?
- テイクアウトメニューを自宅に届けるサービスを提供
- アプリから発注可能
- 配送車は、請負人がやる
- 北米でのシェアが高く、ウーバーイーツ以上
契約したレストランのテイクアウトメニューを自宅に届けるサービスを提供している。利用者はアプリから欲しいメニューを選択すると、レストランの混雑具合や推定到着時間が通知され、料理の完成・集荷・料理が家からどれくらいの距離に来ているか逐次報告が入る。
配送はダッシャーと呼ばれる請負人が行う。ダッシャーは配達可能なエリアと最低受注額と勤務時間をアプリに入力し勤務時間帯に待機する。利用者から注文が入るとドアダッシュから最適なダッシャーに配送オファーが入り、ダッシャーは2分以内に受けるかどうかを返答し配送を行う。ドアダッシュはレストランから売上の20%を受取り、ダッシャーには1件あたりの報酬は概ね5~8ドル支払われる。
サンフランシスコ・ベイエリアでこのようなデリバリーサービスが普及したのは、元々徒歩圏内で行けるコンビニやスーパーが存在せず、食品や日用品は一度に大量に買い貯めする消費習慣が根付いていることや、飲食店も移動を必要としていたためデリバリーを利用して自宅で食べる中食が好まれる背景があった。スマートフォンの普及によりユーザーがオンデマンドで時間・場所を問わず注文可能になった事や必要な時に配達の仕事をオファーしマッチング可能になった事で利用が急速に拡大した。
なるほど。ウーバーイーツのようなサービスですね。今この市場は、右肩あがりに成長しています。更に、コロナウイルスの影響により、フードデリバリーサービスの需要は一気に高まり加速化させました。飲食店にとっては、「配達員を雇いにくい」一方で消費者の「フードデリバリーのニーズは高い」という両者の課題を解決した事業ですね。
では、ウーバーイーツとの差異はなんなんでしょうか?それは以下2点です。
- ウーバーイーツとはエリアが異なる
- 北米に特化したサービス
またドアダッシュは、北米でのシェアが非常に高いです。Uber Eatsが20%なのに対し、ドアダッシュは、42%と約2倍です。驚異的なシェアと言えますね。
また、成長率を見ても非常に大きいてです。主要4社の中で一番成長している企業と言えます。
確かにドアダッシュは、非常に魅力的な企業に見えますね。
- 北米では、ウーバーイーツ以上のシェア
- 北米では、ウーバーイーツ以上の成長率
テクニカル分析
では次に、現在のソフトバンクの状況をテクニカル分析で見ていきましょう。
ソフトバンクの株価は、上昇トレンドを形成していました。
8月の高値と10月の高値を繋いだレジスタンスラインを上にブレイクしています。そこで次にボリンジャーバンドを確認します。
日足でボリンジャーバンドの確認
今年一年を日足で確認します。3σの上限にタッチしたのは、2020年の2月と今回で2回ですね。前回は、陰線が出た後に一旦調整に入っています。なので、今回も短期的には、陰線がでたら利益確定が良いかもしれませんね。
次に週足ベースで確認しましょう。
週足でボリンジャーバンドの確認
週足ベースで、2017年から2020年まで確認します。ここまでド派手に3σ上限を突き破ったのは初めてですね。これを見ると、一旦利益確定で良いかもしれませんね。
月足でボリンジャーバンドの確認
月足ベースだと少し面白い傾向がわかります。3σに初タッチ後は、しばらく上昇トレンドが継続する傾向があるのですね。これを見ると半年くらいホールドするのもありそうですね。
次にトレンド分析をしてみましょう。
トレンド分析
トレンド
2017年から2020年初めまでは、ずっと横横の展開でしたが、2月頃から急激な上昇トレンドを迎えています。
季節変動
ソフトバンクグループの株価の季節変動としては、2月に最高値をとる傾向があります。
なので、これから2ヶ月近くは強い上昇が期待できそうです。
過去のデータからの今後の株価の見通し
非常に強い上昇トレンドの継続の可能性が高そうですね。
まとめ
2020年12月10日にソフトバンクグループの株価が、前日7489円から本日終値8306円と817円高騰しました。そこで以下の観点から分析しました。
- なぜソフトバンクグループの株価は高騰したのか?
- 今後の見通しはどうなのか?
ソフトバンクグループ株価高騰の理由は、ドアダッシュ上場で含み益1兆円強のためです。
今後の見通しとしては、以下です。
- 短期的には、次の陰線で一旦利確もあり
- 中期的には、2月の売却もあり。
- 半年くらいは、上昇トレンド継続か。
私は、こういう時は一旦利益を確定させてしまいますね。
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