どうも、月見(@Suzuka14144156)です。
今回は、2022年のビットコインと米国債10年利回り、S&P500、ナスダック、ダウの関係について分析します。
なので、このようなお悩みの方におすすめの記事です。

- 仮想通貨って、米国経済に影響を受けるって本当?
- ビットコインの価格は、2023年以降上昇するの?
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ビットコインと米国経済の関係について
米国債10年利回りが低下すると、債権のリターンよりも株などのリスク資産に投資するのが市場の心理です。
ビットコインは、2022年現在は、ナスダックなどのハイテク株と同様、リスク資産として市場認知されている傾向をこれまでのチャートから示しています。

これはあくまで理論的には、こうなるということ。
社会情勢によって、必ずしもこうならないときもあるので注意しましょう。
金利と株価、債権の関係
以下は、負の相関があると説明されることが多いです!
- 金利と株価
- 金利と債権
米国債10年利回りが低下すると、株価は上昇しやすいです。
なぜなら、金利が低いと、企業はお金を借りやすくなるためです。
また、金利が下がると債権の価格は、上がります。
ここらへんの説明では、Line投資部の記事が分かりやすかったので共有します。

金と金利の関係
金と金利は、負の相関があると説明されることが多いです!
ただ、2021年年末頃は、金融緩和によるインフレの影響で金へ資金が流入しており、正の関係になってきていました。
一方で、2022年は、金利と金の価格の関係は、負の相関関係となっています。(のちほどデータを示します。)
金と金利の関係については、以下の記事が参考になるかと思います。

ビットコインは、金と連動する?
ビットコインと金は、必ずしも連動するわけではない!
ビットコインは、よく「デジタルゴールド」と呼ばれます。
というのも金と、ビットコインは、似ているためです。
ビットコインには、発行上限枚数が決められています。
金も、地球から採掘される量には、上限があるとされています。
このことから、両者の性質は、似ていると言えます。
ただ、ビットコインは、金に比べるとリスク資産として捉えられています。
なぜなら、まだまだビットコインの歴史は浅く、2022年11月にあったFTXショックなど、まだまだ予測不能な、事件によって大きく価格が乱高下する傾向があるためです。
なので、金とビットコインの価格は、負の相関を示すことがあります。(2021年)
詳細は、以下の記事が参考になるかと思います。
ただ、2022年は、ビットコインと金の価格は、正の相関が確認されました。(のちほどデータを示します。)

金は、なかなか連動制が分かりにくからこそ、ポートフォリオの中に取り入れるのは、リスクヘッジとして良い選択だと思います。
2022年のビットコインと米国経済の関係について
2022年のビットコインと米国経済の関係について私の方で分析したので、その結果を共有します。
私の分析結果のまとめ
つまり、上の節で説明した通りの結果になったのが、2022年でした。
私の分析結果の詳細
今回分析の用いたtickerは、以下です。
- ‘BTC-USD’:ビットコイン
- ‘DX-Y.NYB’:ドル指数
- ‘GC=F’:金
- ‘^DJI’:ダウ
- ‘^GSPC’:S&P500
- ‘^IXIC’:ナスダック
- ‘^TNX’:米国10年債利回り
ドルを軸として、分析しています。
各tickerの相関係数のヒートマップを示します。(相関係数について)

全tickerのペアプロット図を示します。(ペアプロット図について)

2022年は、ウクライナ問題で金が上昇?
私は、2022年年始は、金の価格は上昇するのでは?という見立てでした。
なぜなら、2021年年末は、金融緩和によって物価が上昇する可能性を示唆していましたし、2022年2月からはウクライナにロシアが侵攻し、社会情勢が不安定になることから、金に資金が流入するのではないかと考えたためです。
しかし、結果は、ドルベースでみると、年始より価格を下げています。


ただ、日本円ベースで考えると、円安の影響で金を持っていた方が良い結果でした。
2022年のビットコインと金の関係を図示すると以下になります。

この図から、ビットコインの価格と正の相関があることが、みて取れます。
金とビットコインの相関係数は、0.8であることからも正の相関があると言えます。
2022年はドルが強かった
以下は、ドルインデックスの時系列データです。

綺麗な上昇トレンドを形成しています。
2022年は、アメリカは記録的なインフレを抑え込むために急速な利上げを続けていました。
一方で、日本は、日本は長期金利をゼロ%程度に抑える大規模な金融緩和を続けていました。
このことから、ドルの価値が右肩上がりの状況となりました。
一方で円は、ドルに対し、相対的な価値を下げたため、ドル円が上昇した年となりました。

なので、2022年は、USDTなどのステーブルコインでステーキングするというのが最良の選択でしたね。
ビットコインの価格を決定付けた因子
AIで、ビットコインの価格を決定付けた因子を計算した結果が以下です。
- 縦軸:重要度
- 横軸:各因子の名前

参考:「Sweetviz」探索的データ解析EDAでの使い方。仮想通貨の分析。
このグラフから、DX-Y.NYB(ドルインデックス)が最も数値が高いことがわかります。
このことから、ビットコインの価格は、ドルインデックスの値に最も影響を受けていた可能性が示唆されます。
2022年はドルが支配的だった?
2022年は、ドルが世界経済の影響を支配していた可能性はあります。
なぜなら、アメリカは政策金利を引き上げる一方で、日本は金融緩和を進めたことにより、ドル高、円安が記録的なスピードで進んだためです。
- ビットコインよりもドルを持っている方がよい
なので、こう考える人が多かった年だったと言えるでしょう。
2023年見通しは?
2023年は、米国の政策金利が重要なファクターだと思います。
2022年11月20日時点の市場の金利予測は、以下になります。(CME Groupのデータを参照)

市場の大半が、2023年の9~11月まで、5%程の金利予想となっています。
2023年11月以降から、緩やかに金利を下げる予想です。
なので私は、ビットコインは、2022年の秋ごろまではレンジでの推移、2023年末か2024年以降から緩やかに上昇トレンドを迎えるのでは?と分析しています。
- ビットコインの上昇トレンドは、2023年年末以降か?
2023年の仮想通貨の見通し
- 2023年は、時価総額が大きいコインへの投資が良い
- なぜなら、2023年の上期は、引き続き下落トレンド、レンジでの推移の可能性があるため
例として、2018年年初に起きた、仮想通貨の暴落を参考に説明します。

このことから、暴落時期には、比較的時価総額が大きな銘柄に投資することが重要ということが分かるかと思います。
2023年はビットコインの価格は上昇する可能性
- 2023年は、ビットコインへの投資が良い可能性がある
- なぜなら、2022年ハッシュレートとビットコインの価格の乖離が大きいため
以下のグラフは、縦軸にビットコインの価格で横軸にハッシュレートでプロットしたものになります。
ビットコインの価格は、2021年に急速に価格が成長し、2022年に急落していることが分かります。

ビットコインとハッシュレートに相関関係があるとして、今後もハッシュレートが成長するならば、すれば、2023年以降はビットコインはこの線形回帰曲線に戻る動きになる可能性が示唆されます。

参考:ビットコインの価格をハッシュレートから予測|関係性の分析結果
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なので、筆者もビットコインの取引には、コインチェックを用いてます。
仮想通貨の投資リスクを低減する銘柄
- 投資リスク = ボラティリティ(価格変動)
- 時価総額が高い銘柄ほど、ボラティリティが低い傾向がある
ボラティリティを確認する
以下は、筆者が調査したボラティリティを可視化したものです。
- BTC-USD
- ETH-USD
- BNB-USD
- XRP-USD
- DOGE-USD

縦軸の振れ幅がボラティリティを示すのですが、ビットコインのボラティリティが一番低いことが分かります。
一方で一番高いのは、DOGEです。

参考:仮想通貨の銘柄毎のボラティリティをバイオリン図で比較する方法
こういった銘柄に投資をしないことがリスクを下げる上では重要です。
ステーキングを利用する
ステーキングを利用すると仮想通貨を保有することで、利回りを得ることができます。
なのである程度、リスクを低減することができます。
ただ、仮想通貨を保有しているだけの方は損をしているので、ステーキングを検討されることをおすすめします。
ビットコインをレンディングの利用する
- ビットコインのレンディングは国内取引所でできる
- コインチェックで最大年利5%
- 簡単なので、初心者の方にもおすすめの方法
- レンディングとは、仮想通貨を一定期間預けることで、利回りを得ること
レンディングというのは、人に仮想通貨を貸すということです。
ただ、人に貸すと言っても直接他人に貸し出す必要はないです。
取引所が代行してくれるので、取引所に暗号資産を預ける(保有)するのみで、行えちゃいます!
- 最大年率 5.0%
- 待ってるだけで暗号資産が貯まる
- ビットコインだけでなく、イーサリアム、リップル、ネム等のCoincheckで取扱う暗号資産の貸付可能

手数料の低い取引所を利用する
手数料が高いとそれだけ損をします。
なので、手数料の低い取引所を利用することが重要です。
- 手数料が低い取引所は、bitbankです。
参考:【2022年最新】【7社比較】仮想通貨取引所のスプレッド一覧|スプレッドが狭い取引所は?
しかも銘柄数も豊富です。
- オススメの理由:メイカー取引で仮想通貨を増やせる
メイカー(※1) | テイカ―(※2) | |
BTC/JPY(ビットコイン/日本円) | -0.02% | 0.12% |
XRP/JPY(リップル/日本円) | -0.02% | 0.12% |
LTC/JPY(ライトコイン/日本円) | -0.02% | 0.12% |
ETH/JPY(イーサリアム/日本円) | -0.02% | 0.12% |
MONA/JPY(モナコイン/日本円) | -0.02% | 0.12% |
BCC/JPY(ビットコインキャッシュ/日本円) | -0.02% | 0.12% |
XLM/JPY(ステラルーメン/日本円) | -0.02% | 0.12% |
QTUM/JPY(クアンタム/日本円) | -0.02% | 0.12% |
BAT/JPY(ベーシックアテンショントークン/日本円) | -0.02% | 0.12% |
OMG/JPY(オーエムジー/日本円) | -0.02% | 0.12% |
XYM/JPY(シンボル/日本円) | -0.02% | 0.12% |
LINK/JPY(チェーンリンク/日本円) | -0.02% | 0.12% |
MKR/JPY(メイカー/日本円) | -0.02% | 0.12% |
BOBA/JPY(ボバネットワーク/日本円) | -0.02% | 0.12% |
ENJ/JPY(エンジンコイン/日本円) | -0.02% | 0.12% |
MATIC/JPY(ポリゴン/日本円) | -0.02% | 0.12% |
DOT/JPY(ポルカドット/日本円) | -0.02% | 0.12% |
DOGE/JPY(ドージコイン/日本円) | -0.02% | 0.12% |
ASTR/JPY(アスター/日本円) | -0.02% | 0.12% |
ADA/JPY(カルダノ/日本円) | -0.02% | 0.12% |
AVAX/JPY(アバランチ/日本円) | 0%(※3) | 0%(※3) |
- ※1 メイカー:注文が取引板(気配値)に並ぶことにより、結果として市場の流動性を作る取引のことをメイカーと呼びます。
- ※2 テイカ―:注文が取引板(気配値)に並んだ既存の注文で約定することにより、結果として市場から流動性を取り除く取引のことをテイカ―と呼びます。
- ※3 取引手数料無料キャンペーンの期間中は、該当ペアの売買手数料(取引手数料)が無料となります。詳細はキャンペーンページをご確認ください。
まとめ
今回は、2022年のビットコインと米国債10年利回り、S&P500、ナスダック、ダウの関係について分析しました。
また今後のビットコインの展望は、以下となります。
- ビットコインの上昇トレンドは、2023年年末以降か?
その他仮想通貨関連の記事は、以下を参考ください。
色々と記事を読んでいただけると嬉しいです。
今回の記事は、以上です。
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