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国内と海外の仮想通貨取引所の違いを徹底比較!初心者が知るべき特徴と選び方

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どうも、月見(@Suzuka14144156)です。

今回の記事では、国内と海外の仮想通貨取引所の違いを徹底比較し、初心者が知るべき特徴と選び方を解説したいと思います。

よって、この記事では、このような悩みをお持ちの方におすすめです。

  • 国内と海外の取引所のどちらを選ぶべきか迷う
  • 国内と海外の仮想通貨取引所の違いは?
  • 初心者が知っておくべき各取引所の特徴と選び方のポイント?

国内と海外の取引所の徹底比較

  • 初心者の方:国内取引所がオススメ(特にbitbank
  • 中級者以上の方:海外取引所がオススメ(特にBybit
比較項目国内取引所海外取引所
法規制金融庁の認可必要認可不要のところが多い
取り扱い通貨数比較的少ない非常に多い
手数料高め安い
レバレッジ低レバレッジハイレバレッジ可
サポート日本語で安心英語のみが多い
入金方法日本円での入金が基本仮想通貨での入金が基本

国内仮想通貨取引所

国内の主な取引所には、bitbank、コインチェック、GMOコイン、ビットフライヤーなどがあります。

これらの取引所は、セキュリティ対策に力を入れており、初心者でも使いやすいインターフェースを提供しています

特徴

  • 金融庁の認可を受けており、法令遵守と顧客保護が徹底されている
  • 日本円での入出金が可能で、為替リスクを回避できる
  • 取り扱い通貨数が海外に比べて少ない

金融庁の認可

国内の仮想通貨取引所は、金融庁の認可を受けており、法令遵守と顧客保護が徹底されているという点が大きな特徴です。

参考:暗号資産交換業者登録一覧

国内の仮想通貨取引所は、資金決済法に基づく登録が必要であり、厳格な審査基準をクリアしなければなりません。これにより、利用者の資産は適切に管理され、マネーロンダリング対策も徹底されています。

また、金融庁による定期的な立入検査や監督により、法令遵守が確保されています。

さらに、国内取引所は利用者の資産を信託保全する仕組みを導入しており、万が一の破綻時にも利用者の資産が保護されます。

加えて、日本円での入出金に対応し、金融機関との連携により安全な資金移動が可能です。

一方、海外取引所の中には、こうした法規制の枠組みがないため、トラブルに巻き込まれるリスクが高いと指摘されています。

したがって、特に初心者の方は、安心・安全に取引できる国内大手の取引所から始めることをおすすめします。

日本円での取引

国内の仮想通貨取引所では、日本円での入出金が可能であり、為替リスクが低いという大きなメリットがあります。

日本円での入出金

まず、国内取引所では日本円での入金に対応しているため、ユーザーは円建てで仮想通貨を購入することができます。

これにより、海外取引所のように一旦ドルや他の仮想通貨に交換する必要がなく、スムーズに取引を開始できます。

また、取引で得た利益を日本円で出金することも可能です。

為替リスク

海外取引所の場合、利益を日本円に交換するには、一旦ドルや他の仮想通貨に交換してから送金する必要があり、その過程で為替リスクが発生します。

しかし国内取引所なら、直接日本円で出金できるため、為替リスクを回避できるのです。

このように、日本円での入出金が可能で為替リスクが低いことは、国内取引所の大きな強みだといえます。

特に初心者にとっては、リスクを最小限に抑えつつ、スムーズに取引を始められる点が魅力でしょう。

海外送金の手間やコストを考えても、国内取引所を選ぶメリットは大きいと言えそうです。

海外仮想通貨取引所

  • 海外の主な取引所には、Binance、Bybit、OKX、Bitget、KuCoinなどがあります
  • 仮想通貨取引に慣れてきた中級者以上には、以下の理由から海外取引所がおすすめです。

特徴

  • 取り扱い通貨数が多く、国内では扱っていない通貨も取引できる
  • 取引手数料が安い
  • ハイレバレッジ取引ができる取引所もある

取り扱い通貨数が多い

海外の仮想通貨取引所は、国内取引所と比べて取り扱い通貨数が非常に多いという特徴があります。

まず、海外取引所は日本の金融庁の規制を受けていないため、新しい通貨の上場に対して柔軟に対応できます。

国内取引所の場合、新規通貨の上場には金融庁の審査が必要で時間がかかりますが、海外取引所にはそうした制約がありません。また、海外取引所の中には、独自のトークンを発行している取引所もあります。

例えば、Huobi GlobalはHuobiトークン(HT)、Binanceはバイナンスコイン(BNB)を発行しており、これらのトークンを用いた取引手数料の割引などのサービスを提供しています。

さらに、海外取引所は世界中のユーザーを対象としているため、各国の市場ニーズに合わせて多様な通貨を取り扱っています。

一方、国内取引所は主に日本人ユーザーを対象としているため、日本市場で人気の通貨に絞って取り扱っているケースが多いです。

実際に、CoinMarketCapのデータを見ると、Bybitは579種類以上を取り扱っているのに対し、国内大手のbitbankは38通貨、Coincheckは29通貨程度となっています。

取引所名取り扱い通貨数
Bybit(海外)579種類以上
Binance(海外)406種類以上
OKX(海外)323種類
Coinbase Exchange(海外)242種類
bitbank(国内)38種類
Coincheck(国内)29種類

このように、海外取引所は規制の少なさと世界中のユーザーを対象としている点から、国内取引所よりも圧倒的に多くの通貨を取り扱っているのです。

ただし、中には詐欺的なコインも存在するため、トレードする通貨の選定には注意が必要です。初心者は、まずは国内の大手取引所で取引に慣れることをおすすめします。

その上で、海外取引所の利用を検討すると良いでしょう。多様な通貨への投資を考えている中級者以上の方にとって、海外取引所の豊富な取り扱い通貨数は大きな魅力だと言えます。

取引手数料が安い

取引所名取引手数料スプレッド(BTC/USDT)備考
Binance(海外)Maker: 0.02%〜0.1%
Taker: 0.04%〜0.1%
約0.01%〜0.03%取引量に応じて手数料が変動
Bybit(海外)Maker: 0.025%〜0.1%
Taker: 0.075%〜0.1%
約0.01%〜0.03%取引量に応じて手数料が変動
Coinbase Pro(海外)Maker: 0%〜0.5%
Taker: 0.04%〜0.5%
約0.01%〜0.05%取引量に応じて手数料が変動
bitFlyer(国内)販売所: 無料
取引所: 約定数量 × 0.01%〜0.15%
約0.1%〜0.2%
Coincheck(国内)Maker: 0%〜0.05%
Taker: 0%〜0.1%
板寄せ: 0%〜0.05%
約0.1%〜0.2%通貨ペアによって手数料が異なる
GMOコイン(国内)販売所: 無料
取引所: Maker -0.01%, Taker 0.05%
約0.1%〜0.2%
DMM Bitcoin(国内)無料約0.1%〜0.2%
SBI VCトレード(国内)販売所: 無料
取引所: Maker -0.01%, Taker 0.05%
約0.1%〜0.2%
tsukimi調べ

取引手数料に関しては、海外取引所は取引量に応じてMaker手数料とTaker手数料が変動する仕組みを採用しているのに対し、国内取引所は販売所での取引手数料を無料にするなど、よりシンプルな手数料体系を採用している傾向が見られます。

一方、スプレッドに関しては、BTC/USDTペアの平均的なスプレッドを比較すると、海外取引所が約0.01%〜0.05%程度であるのに対し、国内取引所は約0.1%〜0.2%程度と、海外取引所の方がスプレッドが狭い傾向にあることがわかります。

これは、海外取引所の方が取引量が多く、流動性が高いためと考えられます。

スプレッドが狭いほど、取引コストが低くなるため、特にアクティブトレーダーにとっては海外取引所の方が有利といえるでしょう。

ただし、スプレッドは市場の状況によって変動するため、実際のスプレッドはこの表の値より広がる場合もあります。

また、手数料やスプレッド以外にも、取引所の信頼性やセキュリティ、日本語サポートの有無など、総合的に判断することが重要です。

海外取引所を利用する際の注意点

仮想通貨取引を行う際、国内取引所だけでなく、海外の取引所を利用することも選択肢の一つです。

しかし、海外取引所を利用する際には、いくつかの注意点があります。

  • 日本の金融庁の認可を受けていないため、リスクが高い
  • 詐欺通貨など信頼度の低い通貨も存在する

日本の金融庁の認可を受けていないため、リスクが高い

海外の仮想通貨取引所の多くは、日本の金融庁の認可を受けていません。

これは、これらの取引所が日本の法規制の対象外であることを意味します。

つまり、トラブルが発生した際に、日本の法律に基づいた保護を受けられない可能性があるのです。

また、海外取引所は、ハッキングや詐欺のリスクにさらされやすいという指摘もあります。

実際に、過去には大規模なハッキング被害を受けた海外取引所もあり、利用者の資産が失われるケースも報告されています。

参考:海外仮想通貨取引所Bitrueがハッキング被害 約30億円が流出「全資産の5%程度」

詐欺通貨など信頼度の低い通貨も存在する

海外の仮想通貨取引所では、国内の取引所では扱っていない通貨も数多く取り扱われています。

しかし、その中には、詐欺的なプロジェクトが発行するいわゆる「詐欺通貨」も存在します。

詐欺通貨は、価値のない通貨を高値で売りつけたり、資金を集めた後に開発者が姿を消したりするなど、投資家に損害を与えるリスクがあります。

海外取引所では、こうした詐欺通貨が上場されているケースもあるため、投資する通貨の選定には十分な注意が必要です。

参考:仮想通貨関連の投資詐欺 2023年の被害額は39億4000万ドルに=FBI

海外取引所のメリットとデメリット

仮想通貨取引を行う際、国内の取引所だけでなく、海外の取引所を利用することも選択肢の一つです。

海外取引所には、国内取引所にはないメリットがある一方で、デメリットも存在します。

  • メリット:豊富な通貨ペア、低手数料、ハイレバレッジ
  • デメリット:違法性、日本語対応不足

メリット

豊富な通貨ペア

海外の仮想通貨取引所は、国内の取引所と比べて、はるかに多くの通貨ペアを取り扱っています。

これにより、国内では取引できない通貨や、新しい通貨プロジェクトへの投資機会を得ることができます。

低手数料

海外取引所の多くは、国内取引所と比べて取引手数料が安く設定されています。

また、取引量に応じて手数料が安くなる仕組みを採用している取引所もあり、アクティブトレーダーにとってはメリットが大きいといえます。

ハイレバレッジ

海外取引所の中には、最大100倍以上のレバレッジ取引を提供しているところもあります。

レバレッジ取引は、少ない資金で大きな取引ができるため、高い収益を狙うことができます。

ただし、リスクも高くなるため、十分な知識と経験が必要です。

デメリット

違法性

海外の仮想通貨取引所の多くは、日本の金融庁の認可を受けていません。

これは、これらの取引所が日本の法規制の対象外であることを意味します。

つまり、トラブルが発生した際に、日本の法律に基づいた保護を受けられない可能性があるのです。

日本語対応不足

海外取引所の多くは、日本語でのサポートが充実していません。

ただし、日本語対応している取引所も存在するので、そういった取引所を選択することも重要です。

参考:【2024年最新】日本語対応の海外仮想通貨取引所おすすめランキング!手数料・レバレッジ・取扱通貨数を徹底比較

初心者におすすめの取引所選びのポイント

  • 初心者の方は、まずは国内取引所がオススメ
  • 海外取引所で取引するにも国内取引所から仮想通貨を送金する必要があり、国内取引所の口座がマストです。

初心者の方は、まずは国内の仮想通貨取引所を利用することをおすすめします。

国内取引所は、金融庁の監督下で運営されており、法令遵守と顧客保護が徹底されているため、安心・安全に取引を始められます。

それも踏まえ、取引所選びのポイントは以下になります。

  • セキュリティ面で信頼できる取引所を選ぶ
  • 自分の目的に合った取り扱い通貨を扱っている取引所を選ぶ
  • 手数料の安さだけでなく、使いやすさや日本語サポートの充実度も考慮する
  • レバレッジ取引には十分注意し、リスクを理解してから行う

セキュリティ面で信頼できる取引所を選ぶ

仮想通貨取引では、セキュリティが非常に重要です。ハッキングや不正アクセスによって、資産を失うリスクがあるためです。

したがって、セキュリティ対策に力を入れている取引所を選ぶことが大切です。具体的には、二段階認証の導入、コールドウォレットでの資産管理、SSL暗号化通信の採用などを確認しましょう。

また、過去にハッキング被害を受けたことがある取引所は、セキュリティ面で不安が残ります。

自分の目的に合った取り扱い通貨を扱っている取引所を選ぶ

仮想通貨取引を始める目的は、人によって異なります。

例えば、ビットコインの長期保有が目的なのか、アルトコインのトレードで利益を狙うのかによって、最適な取引所は変わってきます。

自分が取引したい通貨を扱っている取引所を選ぶことが重要です。

国内取引所の場合、取り扱い通貨数は海外取引所と比べて限られていますが、主要な通貨は扱っているケースが多いです。

手数料の安さだけでなく、使いやすさや日本語サポートの充実度も考慮する

取引所選びの際、手数料の安さも重要な選択基準の一つです。

しかし、手数料が安いからといって、使いづらい取引所では、結局のところストレスを感じてしまいます。

初心者の方は、手数料の安さだけでなく、取引画面の使いやすさや、日本語サポートの充実度も考慮して選ぶことをおすすめします。

特に、トラブル発生時に日本語で相談できるサポート体制は、初心者にとって心強い存在です。

参考:【2024年最新】日本語対応の海外仮想通貨取引所おすすめランキング!手数料・レバレッジ・取扱通貨数を徹底比較

おすすめの国内・海外取引所

  • 国内:bitbank、コインチェック、GMOコイン、ビットフライヤーなど
  • 海外:Bybit、Bitgetなど

おすすめの国内取引所

1. bitbank(ビットバンク)

項目内容
取引所名Bitbank
本拠地日本
設立年2014年
特徴– 日本最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所の一つ
– 金融庁から仮想通貨交換業者として登録を受けており、法令遵守体制が整っている
– 取引量が国内No.1
– 売買スプレッドが狭く、スリッページが少ない
– スマホアプリが使いやすい
取扱通貨数38種類
主要な取扱通貨ビットコイン(BTC)、リップル(XRP)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、モナコイン(MONA)など
取引手数料– Maker:無料
– Taker:約定数量 × 0.01%〜0.15%
最小取引単位0.0001 BTC
最大レバレッジレバレッジ取引非対応
セキュリティ– コールドウォレットでの資産管理
– マルチシグ技術の採用
– 二段階認証
– SSL暗号化通信
口座開設日本国内の居住者のみ可能
入出金– 日本円の入出金に対応
– 銀行振込、クイック入金が可能
サポート日本語サポートが充実
モバイルアプリiOS、Android対応
関連サービス– ビットバンクプラス(暗号資産の情報メディア)
– Bitbank OTC(大口取引サービス)

bitbankは、セキュリティ対策に力を入れている国内取引所です。

二段階認証や、コールドウォレットでの資産管理を行っており、安全性が高いと評価されています。

また、取引手数料が業界最低水準であることも魅力の一つです。

参考:bitbank(公式サイト)

2. Coincheck(コインチェック)

項目内容
取引所名Coincheck
本拠地日本
設立年2012年
特徴– 日本の大手暗号資産(仮想通貨)取引所の一つ
– 金融庁から仮想通貨交換業者として登録を受けており、法令遵守体制が整っている
– 初心者にも使いやすいシンプルな取引画面
– スマートフォンアプリが提供されている
– 独自のサービス「Coincheck Payment」を展開
取扱通貨数29種類
主要な取扱通貨ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ネム(XEM)、ライトコイン(LTC)など
取引手数料– Maker:0%〜0.05%
– Taker:0%〜0.1%
– 板寄せ:0%〜0.05%
(通貨ペアによって異なる)
最小取引単位通貨によって異なる
最大レバレッジレバレッジ取引非対応
セキュリティ– コールドウォレットでの資産管理
– マルチシグ技術の採用
– 二段階認証
– SSL暗号化通信
口座開設日本国内の居住者のみ可能
入出金– 日本円の入出金に対応
– クイック入金が可能
サポート日本語サポートが充実
モバイルアプリiOS、Android対応
関連サービス– Coincheck Payment(暗号資産決済サービス)
– Coincheck Lending(暗号資産貸付サービス)
– Coincheck IEO(新規暗号資産のトークンセール)

Coincheckは、初心者にも使いやすいシンプルな取引画面が特徴の国内取引所です。

スマートフォンアプリも提供しており、手軽に取引ができます。

また、Coincheckでは、仮想通貨を使ったショッピングや支払いができる「Coincheck Payment」というサービスも展開しています。

参考:Coincheck(公式サイト)

3. GMOコイン

項目内容
運営会社GMOコイン株式会社
設立年2016年10月
特徴– 東証プライム上場企業のGMOインターネットグループの傘下
– 取引ツールが充実
– 暗号資産FXと外国為替FXの両方を取り扱う
取扱通貨数26種類
主要な取扱通貨ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)など
取引手数料– 販売所:無料
– 取引所:Maker -0.01%〜-0.03%、Taker 0.05%〜0.09%
最小取引単位通貨によって異なる(例:BTC 0.0001、XRP 10)
最大レバレッジ2倍(個人)、JVCEAの暗号資産リスク想定比率に基づくレバレッジ倍率(法人)
取引ツール– 取引所(現物取引、レバレッジ取引)
– 販売所
– 暗号資産FX
– 外国為替FX
セキュリティ– コールドウォレットでの資産管理
– マルチシグ技術の採用
– 二段階認証
– SSL暗号化通信
口座開設日本国内の居住者のみ可能(3ステップで完了)
入出金– 日本円の入出金に対応
– クイック入金が可能
– 暗号資産の預入・送付は無料
サポート日本語サポートが充実
モバイルアプリiOS、Android対応
その他の特徴– 最低取引金額が100円から
– ステーキング、レンディングなどのサービスあり

GMOコインは、GMOインターネットグループが運営する国内取引所です。

セキュリティ対策に加えて、サーバーの二重化や24時間365日の監視体制など、安定したシステム運用が行われています。

また、レバレッジ取引にも対応しており、トレーダー向けのサービスも充実しています。

4. bitFlyer(ビットフライヤー)

項目内容
取引所名bitFlyer
本拠地日本(東京)
設立年2014年
創設者加納裕三
特徴– 日本最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所の一つ
– 金融庁から仮想通貨交換業者として登録を受けており、法令遵守体制が整っている
– ビットコインの現物取引だけでなく、FX取引やオプション取引にも対応
– 2016年2月時点で、月間取引量約70億円(6,400万米ドル)を記録し、日本国内のビットコイン取引の80%を処理
提供サービス– 暗号資産(仮想通貨)の売買
– ビットコインのFX取引
– ビットコインのオプション取引
– ブロックチェーン技術「Miyabi」の提供
– bvote(ブロックチェーンを用いた投票サービス)
取扱通貨ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)など
対応言語日本語、英語
対応地域日本、米国(47州とテリトリー、ニューヨーク州を含む)、欧州連合
セキュリティ– コールドウォレットでの資産管理
– マルチシグ技術の採用
– 二段階認証
– ウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)の導入
– 顧客情報の暗号化
– 資産の分別管理
規制– 日本の金融庁から仮想通貨交換業者として登録
– 米国の各州規制当局からライセンスを取得
– 欧州連合のCSSFライセンスを取得
沿革– 2014年1月設立
– 2014年4月に暗号資産(仮想通貨)取引所を開設
– 2016年2月時点で、ユーザー数10万人を突破
– 2017年11月に米国に進出
– 2018年1月に欧州に進出
– 2018年6月に、資金洗浄対策の不備を指摘され、一時的に新規口座開設を停止
– 2019年に、ブロックチェーン技術に特化した子会社を設立

bitFlyerは、国内で最大級の取引量を誇る仮想通貨取引所です。

セキュリティ対策に加えて、金融庁から仮想通貨交換業者として登録を受けており、法令遵守体制が整っています。

また、ビットコインの現物取引だけでなく、FX取引やオプション取引にも対応しています。

おすすめの海外取引所

1. Bybit(バイビット)

項目内容
設立2018年3月
本拠地シンガポール
特徴– 仮想通貨デリバティブ取引所
– 最大100倍のレバレッジ取引が可能
– 手数料が低水準
– ユーザーフレンドリーなインターフェース
– 24時間365日の日本語カスタマーサポート
セキュリティ– ユーザー資産をコールドウォレットで保管
– マルチシグネチャ、TSS、TEEを採用
– ユーザーデータの暗号化
– リアルタイムでのユーザー行動モニタリング
取引ペア130以上の通貨ペアに対応
取引手数料Maker: 0.025%〜0.1%
Taker: 0.075%〜0.1%
(取引量に応じて変動)
取引ツール– 注文タイプ:リミット、マーケット、ストップ、トレーリングストップ、IFD、OCO
– チャート:TradingView
– API提供
規制シンガポールの法規制に準拠

Bybitは、シンガポールに拠点を置く仮想通貨デリバティブ取引所です。

最大100倍のレバレッジ取引が可能で、手数料も低水準に抑えられています。

また、ユーザーフレンドリーなインターフェースと、24時間365日の日本語カスタマーサポートが提供されています。

参考:Bybitの公式サイト

2. Bitget(ビットゲット)

項目内容
取引所名Bitget
本拠地シンガポール
設立年2018年
特徴– 先物取引とコピートレードサービスを主な特徴とする世界有数の仮想通貨取引所
– 100以上の国と地域で800万人以上のユーザーを有する
取引高ランキングCoinMarketCapのデリバティブ取引所ランキングで6位
取扱通貨数550以上の通貨、650以上の取引ペア
取引手数料
Maker 0.1%(BGBトークン使用で0.08%)
Taker 0.1%(BGBトークン使用で0.08%)
最大レバレッジ125倍
主要サービス– 先物取引
– 現物取引
– コピートレード
– デュアル投資
– Bitget Earn(ステーキング、デュアルアセット、ラダー、ローンチプール)
– クアントスワップ
登録ユーザー数800万人以上
対応言語日本語、英語、中国語、韓国語など15言語以上
モバイルアプリiOS、Android対応

Bitgetは、シンガポールに本拠を置く比較的新しい仮想通貨取引所ですが、急成長を遂げています。

特徴の一つは、プロトレーダーのトレードをコピーできる「コピートレード」機能です。

自分で取引するのが不安な方でも、プロのトレーダーのトレードを自動でコピーできるため、利益を上げやすいとされています。

参考:bitget公式サイト

仮想通貨取引所の今後の展望

仮想通貨取引所は、暗号資産(仮想通貨)の普及と発展に大きな役割を果たしてきました。

今後も、規制の動向やDeFi(分散型金融)の台頭、NFT(非代替性トークン)や新しい仮想通貨の登場など、様々な要因が仮想通貨取引所に影響を与えると予想されます。

  • 規制の動向と影響
  • DeFiとCEXの関係性
  • NFTや新しい仮想通貨の登場
  • 仮想通貨取引所の役割の変化と進化

規制の動向と影響

各国の規制当局は、マネーロンダリングや詐欺などの不正行為を防止するため、仮想通貨取引所に対する規制を強化しています。

日本では、金融庁が仮想通貨交換業者に対して登録制を導入し、厳格な審査を行っています。

米国でも、各州の規制当局がライセンス制度を導入するなど、規制が強化される傾向にあります。

規制強化は、ユーザー保護の観点からは望ましい一方で、取引所の運営コストを増加させる可能性があります。規制に適応できない取引所は、淘汰されていくことが予想されます。

DeFiとCEXの関係性

DeFi(分散型金融)は、ブロックチェーン技術を活用して、従来の金融システムを分散化することを目指す動きです。

DeFiプラットフォームでは、ユーザーが仲介者なしで直接取引を行うことができます。

DeFiの台頭は、中央集権型取引所(CEX)にとって脅威となる可能性があります。

CEXは、ユーザーの利便性や安全性を提供する一方で、中央集権的な管理に伴うリスクがあります。

DeFiは、これらのリスクを軽減し、ユーザーにより大きな自由と制御を与えることを目指しています。

ただし、現時点ではDeFiはまだ発展途上であり、ユーザーインターフェースの改善や、セキュリティの強化などの課題があります。

CEXは、これらの課題に対処しつつ、DeFiとの連携を模索していく必要があるでしょう。

NFTや新しい仮想通貨の登場

NFT(非代替性トークン)は、ブロックチェーン上で一意のデジタル資産を表現するトークンです。

アート作品やゲームアイテムなどの所有権を証明するために使用されています。

NFTは2021年に大きな注目を集め、多くの取引所がNFTの取り扱いを開始しました。

日本では、CoincheckなどがNFTを取り扱っています。

まとめ

国内取引所は安全性が高く初心者向きですが、通貨数は少なく手数料も高めです。

一方、海外取引所は通貨数が多く手数料が安いメリットがありますが、リスクも高いので注意が必要です。初心者は自分の目的とリスク許容度に合った取引所を選ぶことが重要です。

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