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【通信キャリア】株価はどうなる?ソフトバンクも月2980円 20ギガ、ドコモに対抗

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はじめに

2020年12月21日にソフトバンク株式会社が、ドコモに対抗する形で2980円 20ギガのプランを提案したようです。これによって、株価はどのような影響があるのでしょうか。分析してみたいと思います。

  • 通信キャリア業界へ投資している方、投資を検討している方におすすめの記事です

2980円 20ギガのプラン

ソフトバンク株式会社は、ドコモ新料金プラン「アハモ」に対抗する形ですね。これによって、ますます携帯キャリア業界の価格競争が加速してきたと言えます。

時事ドットコム

乗り換える割合は5割超!!結構影響デカそうですね・・・

今後の利益はどうなる?

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2021年は、通信キャリア業界には厳しい状況となるのではないかと予想しています。なぜなら各社、現状の利益率を維持するには実店舗業務における人件費のカットなど、コストカットが必須になってくるとみているためです。
仮に、コストカット以外の戦略を取るとなると以下が考えられますが、実現可能性という観点や案外顧客はキャリアを変更しないという予想から、見込みが薄いのではと見ています。

  • 新規顧客の獲得
  • 新規事業による新たなの収益軸の形成

5Gが普及すると言えど、通信キャリア企業の利益に大きなインパクトを与えるには、法人関連事業をいかに伸ばすかがキーポイントであると言えるでしょう。
なぜなら、コンシューマが5Gの恩恵を享受できることに、果たしていくらお金をはたくのか?と疑問が残るためです。

特にKDDIのアマゾンプライムとの抱き合わせ戦略は、かなりの疑問でした。それって本当に顧客が求めていることか?むしろ逆では?個別最適化が大切な時代において、サービス選択の自由を奪うサービスとなっていないか?

よって、いかに5Gが普及したとしても今の動画コンテンツでは、そこまでの通信速度が不要なのではないかと感じています。

なので、直近の利益維持には、コストカットしながらいかに新規顧客を獲得するか?が大切なポイントになると思います。その点、ドコモの戦略は優秀だと筆者は感じました。プロモーション・サービス内容含めて企業としての信頼度が高まったイメージです。KDDIからドコモへと多少若者層が流れそうな予感です。

一方で、特に厳しいのは、楽天モバイルと筆者は見ています。なぜなら、コストリーダシップにて顧客を獲得しようとしていた楽天にとっては、差別化がしにくくなったと言えます。これはかなり痛い状況と見ています。

通信キャリアへの今からの投資はどうか?

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個人的にはありだと考えています。特に長期目線での投資でありだと思います。

なぜなら、コロナの影響を受けにくいビジネスモデルだからです。この時期の投資を考えるならば、コロナウイルスの影響がない且つ株価が下がっているビジネスへの投資を筆者は、検討します。その条件にフィットするのが、通信キャリア業界と言えます。

5Gによりサービスの拡充だけでなく、通信キャリアを中心とした経済圏の拡充という観点からの新たなサービスに個人的には、期待をしています。例えば、メルカリとドコモの提携。auマーケット。楽天市場など、各社サービスとキャリアを組み合わせていかに収益率の高いエコシステムを形成するかが競争のポイントかと思います。

また、ドコモは海外進出。KDDIは法人関連事業など、各社戦略に色があって面白いです。
なので、個人的には、ドコモ、KDDI、ソフトバンクを1:1:1の割合で保有するのがベストかと思います。

投資したいけど、100株単位でなんか購入できないよ・・・という方は以下のサービスを検討するのがよいかと思います。

ドコモ、KDDI、ソフトバンク結局どのキャリアがいいの?

  1. KDDI
  2. ドコモ
  3. ソフトバンク

と筆者は判断しています。結局のところ、各社値下げとなったとき長期的にみるとどこも、そこまでの差異はないのでは?と見ています。なので今一番逆風が吹き荒れているKDDIがチャンスだと思います。

月見
月見

筆者はすこし、ひねくれている部分があるので、KDDI推しです。笑

特にKDDIは、今までの成長率の観点からも、一つ抜きん出ていると判断します。それは、営業利益率とROEです。

ソフトバンクのROEが高いのは、高いレバレッジの経営のためなので、ここは考慮しましょう。高いレベレッジというのは、それだけリスクがあります。リスクがあれば、割安の株となります。いかにリスクが低く、割安な株を見つけるかが長期投資では大切です。

その観点から、一番割安なのが、KDDIです。
菅総理が携帯代引き下げの今回の発言前の株価をそれぞれ1として比較した結果です。

KDDIとソフトバンクがドコモと比べると低いですね。
ソフトバンクは前述の通り、リスキーな経営なので、割安となるのは理解できます。

一方で、考察したいのは、ドコモとKDDIです。ここまでのスプレッドの原因は、ドコモのアハモとKDDIのアマゾン抱き合わせの携帯料金プランに対する市場の見通しだと思います。つまり、新規顧客がドコモに流れるだろうと見ているのだと思います。

筆者は、ここまで株価の差が開くほど、この二社に今回の件で差が開くのか?と見ています
よって、今からのエントリーでれば、KDDIが良いのでは?と見ています。

まとめ

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2020年12月21日にソフトバンク株式会社が、ドコモに対抗する形で2980円 20ギガのプランを提案したことにより、ますます価格競争が加速化すると予想されます。

そんななかKDDIが株価を下げており、対ドコモ比較でスプレッドが開きすぎなのでは?と判断しています。よって、今から投資するのであればKDDIと判断します。いずれ、このスプレッドが閉じる傾向を示してくると予想しています。
よって、このスプレッドが閉じ出してから、KDDIへの投資を検討するのが良いと判断します。

引き続きこの三社の株価動向は注視していきたいと思います。

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