現在は、2021年7月8(木)です。
本日、シンボル(XYM)、韓国大手取引所Bithumbに上場するとの情報がリリースされました。
その影響によりシンボル(XYM)の価格は急上昇です。
しかし、そこからズルズルと下落しています。
一体シンボルになにがあったのか?
分析していきたいと思います。
仮想通貨市場が軒並み下落
- 今回のシンボルの下落は、シンボルが単体で悪いわけではないと筆者は判断しています。
なぜなら、仮想通貨市場全体が下落傾向でのためです。
そこで、仮想通貨市場の代表的なコインであるビットコインのチャートを確認します。
以下のチャートは、7月8日のビットコインのチャートです。
このチャートから16:00ごろから大幅な下落となっています。
よって、今回シンボルの下落は、ビットコインの下落にひきづられた可能性が高いといえるでしょう。
ビットコイン下落の理由とは?
- 現在ビットコインのファンダメンタルはそこまで良い状況ではない可能性があります。
グレースケースのロックアップ期間の終了
というのも、暗号通貨投資信託グレースケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)のロックアップ期間が7月18日に終了するためです。
その放出量は、約15億ドル(約1660億円)相当の株式が市場に放出されようとしているのです。
ビットコインマイニングの環境負荷への懸念
テスラのCEOであるイーロン・マスク氏のツイートを皮切りに、ここ2ヶ月は、ビットコインのマイニングによる環境負荷が懸念されています。
筆者は、このイーロンマスク氏のツイートの影響のみであれば、ビットコインの価格は、すぐに回復するとの見立てでした。
イーロンマスク氏の1ツイートで大暴落の仮想通貨市場。今後の見通しを分析する
しかし、追い打ちをかけてたのが以下の出来事でした。
中国でのマイニング規制強化
ビットコインの大半のマイニング量を占めている中国で、マイニングが規制されました。
これによって、ビットコインの価格は大幅な下落となりました。
この規制では、環境負荷の少ない発電方法によって得られた電力によるマイニングに対して規制したこともあり、インパクトが多かったです。
仮想通貨/暗号資産の暴落!いつ下げ止まるのか?今後の見通しを分析【2021年6月】
その影響で、約1年半上昇していたビットコインのアクティブアドレス数も減少に転じました。
ビットコインアクティブアドレス数が1年半ぶりに減少に転じる
シンボルが上場したBithumbとSe7en?
- Bithumbとは、韓国大手取引所です
また、韓国KPoPアーティストSe7enが新曲をNFTでリリース Symbolチェーン採用している可能性があることが示唆されています。
なので、韓国が起点となって、今回のシンボルの上昇につながった可能性が高いです。
しかし、仮想通貨市場全体の下落の波に打ち勝つことはできず、巻き込まれる形で下落したというのが筆者の見立てです。
まとめ
シンボル(XYM)大幅下落の理由について解説しました。
その理由は、仮想通貨市場全体的に下落傾向であるためです。
その原因として影響が大きいのは、以下二点んと推定されます。
- グレースケースのロックアップ期間の終了
- ビットコインマイニングの環境負荷への懸念によるマイニング規制
個人的には、今からに買い増しは控えて静観しようと考えています。
素直にS&P500と金ちょっとずつ買い増ししていこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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