BTCCryptocurrencyETHIOSTMercoinQTUMXEMXRP

2021年6月の仮想通貨まとめと7月の見通し|やることはたった一つ

BTC

2021年6月の仮想通貨市場を現代ポートフォリオ理論で分析し、7月の見通しを立てたいと思います。

2021年6月の仮想通貨市場はレンジでの推移となった銘柄多かったです。

その理由としては、上昇する材料に欠ける一方で、中国でのマイニング規制など懸念事項が新たに追加されたことが大きいためと推定されます。

こちらのチャートは、ビットコインの1ヶ月の価格推移で、bitFlyerを参照しました。

このチャートから347〜445万程度の間を推移していることがわかります。

では、こんな状況の時は、仮想通貨ではどんなポートフォリオを組むべきなのか?という疑問が湧くと思います。

そこで、6月の価格推移のデータから最適なポートフォリオを組んでいきたいと思います。

結論

  • ビットコインを中心にポートフォリオを組むのが最適と判断します

個人的には、ディフェンシブに動くべき時期と判断しています。

ディフェンシブとは、リスクが低い銘柄に投資をするということです。

中国のマイニング規制やイーロンマスク氏の発言等から、市場の悲壮感は少し高まっている状況と言えます。

そんな状況で新たな不安材料が発信されたら、暴落する可能性が高まっているためです。

よって、少しでも価格が安定している仮想通貨への投資が妥当だと言えます。

2021年5月の分析結果

会計士, カウント, 計算, 書き込み, ドキュメント, テキスト, 紙, ビジネス, オフィス, 手紙, 本

これまでの分析結果に関しては、以下の記事を参考にしてみてください。

2021年5月の分析結果の結論では、以下を中心にポートフォリオを組むと良いが結論でした。

  • イーサリアム
  • ビットコイン

2021年6月の分析結果

ブラウザー, グラフィック, フラットなデザイン, ウィンドウ, のデスクトップ, アプリ, Web デザイン
  • 使用したデータの期間:2021年5月31日〜2021年6月26日

分析対象とした仮想通貨銘柄一覧

  • BNB
  • BTC
  • ETH
  • XRP
  • LSK
  • FCT
  • LTC
  • BCH
  • MONA
  • XLM
  • QTUM
  • BAT
  • IOST

価格推移

このグラフは、以下を軸にとって書く銘柄をプロットしたものです。

  • 横軸:時間
  • 縦軸:価格(相対値)

この結果から、最も安定しているのはビットコイン(BTC)であることがわかります。

また、バイナンスコイン(BNB)も比較的安定していることがわかります。

2021年5月の分析結果でお勧めしたイーサリアムは、平均値程度の推移となっています。

なので、ビットコインへポートフォリオの比重を高めるというのは、良い判断だったと思います。

その記事は、以下なので参考にしてみてください。

全銘柄のペアプロット

以下のグラフが仮想通貨の銘柄全ての組み合わせを縦軸と横軸にそれぞれ配置したデータです。

ここからわかるのが、ほとんどの銘柄通しが正の相関があるということです。(右上に一直線の線になっているということ)

このことから、銘柄を分散させて保有してもそこまでのリスクヘッジにはならないということが言えます。

ただ、そんな中でも、唯一少し挙動が違う銘柄があることはわかりますでしょうか?

それは、一番左の列の銘柄であるビットコインです。

ビットコインは、他の銘柄と連動性が低いのです。

よりわかりやすく、相関係数のヒートマップで確認します。

これより、ビットコインだけが相関係数が低いことがわかりますね。

それでは次にそれぞれの銘柄のリターンを算出していきます。

ここで大切なのは、ビットコインのリターン率が他の通貨より高いかどうか?という点です。

そこで1日あたりの平均リターン率を対数利益率で算出します。

算出方法の詳細は、以下の記事を参考にしてみてください。

1日あたりの平均リターン率[%]

  • BTC-USD -0.639230
  • ETH-USD -1.589839
  • XRP-USD -2.107429
  • LSK-USD -2.785467
  • FCT-USD -1.346334
  • XEM-USD -2.448150
  • LTC-USD -1.591196
  • BCH-USD -1.794935
  • MONA-USD -2.280159
  • XLM-USD -2.334476
  • QTUM-USD -3.203134
  • BAT-USD -1.538321
  • IOST-USD -2.373280
  • BNB-USD -1.085536

この結果より、ビットコインが最もリターン率が高いです。

相場全体的に下げ相場であったので、全ての銘柄がマイナスとなっていますが、その中でも最もビットコインが良い結果となりました。

  • このことから明らかにビットコインのみ傾向が異なり、アルトコインに比べて回復傾向にある可能性がある

ということができます。

それを支持する一つの指標を確認します。

それは、ビットコインドミナンスです。

ビットコインドミナンス

以下のチャートは、ビットコインドミナンスの日足チャートです。

このチャートから半年続いた下落トレンドを抜けて、上昇トレンドに転じていることがわかります。

よって、今後は、ビットコインが再び強い状況になる可能性が高いと言えるでしょう。

中国のマイニング規制について

発電所, エネルギー, 電気, 環境, スタック, 石炭, スモッグ, 煙突, 冷却塔, Eskom
  • 今回の規制によって、ビットコインの価格の短期的な見通しは下落する可能性が高まったと言えるでしょう。

しかし、長期的な目線でみれば、これまでほとんどのマイニングが中国で行われていた、という局所的なマイニング体制から脱却できる可能性があるとも言えます。

というのも、一局に集中してマイニングすると、その国の政治背景一つで仮想通貨市場が大きく影響を受けてしまいます。この状態は、非常にリスキーと捉えることができるのです。

よって今後は、マイニングは他国に分散する可能性が高いことから、仮想通貨市場からすればリスク分散する形になるので、市場としては安定化する可能性が高まると言えます。

こちらの記事でも同様の見立てが記載されているので、ぜひ参考にしてみてください。

中国のビットコイン規制、悲観する必要はない3つの理由 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)
中国とビットコイン(BTC)の関係は長年、規制によって定義されてきた。取り締まりの強化が再び見出しを独占する中、新しい規制を過去の規制の文脈の中で捉えることが大 ...
月見
月見

なので、個人的には今回のマイニング規制の報道で下落した際に私は、積極的にビットコインを拾っていきました。

今回のこの中国でのマイニング規制に関する詳細は、以下の記事でも解説しているので参考にしてみてください。

まとめ

  • ビットコインを中心にポートフォリオを組むのが最適と判断します

理由は、2021年6月の価格推移を全銘柄横並べで比較した時、もっとも下落率が低くかつ安定した銘柄であったためです。

中国のマイニング規制により短期的には、仮想通貨市場は下落の可能性が高まったと言えますが、長期的にみれば、これまでの中国での局所的なマイニング体制から脱却できるとの見方もできるのでポジティブだと言えるでしょう。

よって、長期目線でビットコインを拾っていきたいと考えています。

もしこれから仮想通貨投資を始めてみようかな?と考えている方は、以下の記事もおすすめですので参考にしてみてください。

今回の記事は、以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました